デュエル・マスターズ

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全国大会2025 関東エリア予選 Cブロック:優勝者インタビュー

ライター:谷口 雄飛
撮影:堀川 優一

 現在のデュエル・マスターズで主流となっているフォーマットといえば、やはりオリジナルだ。全国的に見てみても、CSの開催数がダントツで多い。

 しかし、デュエル・マスターズは自由なカードゲームであるため、さまざまな遊び方が存在する。

 外部ゾーンを含めたほとんどのカードが使用可能なアドバンスや、今大会でのレギュレーションでも採用された2ブロック、デュエパーティーなどなど…。ルールや遊び方が多岐にわたるのがいいところだ。

 そして今回のデュエル・マスターズ全国大会2025関東エリア代表決定戦のCブロックで優勝したプーさん。は、アドバンスや2ブロックのデュエル・マスターズも幅広く楽しんでいるプレイヤーであり、今回は2ブロックの戦いを制して全国大会への出場権を獲得した。

 今回は優勝したばかりのタイミングで早速インタビューをさせて頂いた。

本日の使用デッキについて

――まずは優勝おめでとうございます。

プーさん 「ありがとうございます。まだあまり実感が湧かないんですけど、嬉しいです。」

――まずは本日の使用デッキについてお伺いしようかと思います。

プーさん。 「今日は(光水自然の)ゴルギーオージャーですね。」

――ゴルギーオージャーを使用するにあたって、何か決め手になる部分や、選んだ理由などはありますか?」

プーさん。 「想定していた環境がだいぶ雑多寄りな環境かな?と思って、その中でもデッキの基盤的に強いのがゴルギーオージャーかなと。やっぱ雑多環境だとゴルギーオージャーのようなデッキが強くて有利かなと。」

――基盤が強くて、事故も起きづらいなどの点もかなりいいデッキですよね。

プーさん。 「あと、想定していた環境の通りに苦手なバイク(火闇自然レッドゾーン)がだいぶコケてくれたので、他のデッキが取ってくれる(倒してくれる)だろうというのもありましたね。」

プーさん。 「バイク(火闇自然レッドゾーン)にも1回当たっちゃったんですけれども、奇跡が起きて勝ってしまいました。」

――本戦1回戦目ですよね。知り合いのすごい腕のバイク使い(火闇自然レッドゾーン)と当たっていましたね。

プーさん。 「そうですね。ヤバいバイク(火闇自然レッドゾーン)を捲ってしまったので。(笑)だからもう勝つしかないなと思いましたね。」

(本戦1回戦の対戦ログについて感想戦を挟む)

――そのあたりの立ち回りも上手くいっていたので、この結果は順当だったとも言えるかもしれません。


――それでは次の質問に移りますが、デュエマ歴についても教えてください。いつぐらいから始めましたか。 プーさん。 「カードを触り始めたのは小学生くらいで、公園でスリーブなしデュエマでした。環境デッキを触り始めたのが高校生くらいの時で、時期的には革命編のあたりでしたね。で、その時はずっと天門ループ(俗に言うミルザムエメラルーダループ)を使ってました。」

――あの時のミルザムエメラルーダは強かったですよね。

プーさん。 「殿堂入りで《奇跡の精霊ミルザム》が1枚になってからの方が強かった。」

――それで学生あたりからCSに出るようになると。

プーさん。 「そうですね。だいたい18歳ぐらいから出るようになりました。当時は岩手にいたんですけど、その頃からCSに出てました。そして就職で関東に来てもCSに出続けている、と言う感じです。」

調整した仲間について

――このエリア代表決定戦にむけて、誰かと一緒に調整したりしましたか?

プーさん。 「そうですね。主に2ブロデッキ畑(2ブロックのデッキを考えているコミュニティ)のもるとさん、タガーさん、ハト派さん、fanaさん、渋谷シャコさん、くろはこさん、ザーサイさん、のまろかさん、あとここのメンバーというわけではないのですが、このさんにお世話になりました。このさんは去年のエリア代表決定戦の本戦で当たって負けて…。そこから仲良くさせてもらってる方ですね。」

――去年の負けがあったからこそ、今年の優勝があったのかもしれませんね。

プーさん。このさんにゴルギーオージャーの練習をさせてもらって、店舗予選の時はひたすらミラー戦をしてたりしてましたね。」

 実際、プーさん。は定期的に2ブロックのCSにも足を運んでいて、2ブロックのカードを触っている姿を見かけることがある。

――では、事前にかなり練習する時間があったということですね。

プーさん。「いや、それが今回あまりできなくて。」

――え?それはアドバンスのGPがあったりしたから?

プーさん。 「いや、GPは出れてないです。ただただアドバンスが好きだから、アドバンスのCSでデュエマをしてましたね。」

――そうだったんですね。是非、アドバンスのコミュニティの皆さんにも今回の成果をご報告ください。

プーさん。「そうですね。(認定ジャッジの)すばるさんなどにも言いたいと思いますが、今関東から引っ越したのもあってなかなか会えないんですよね。たまに関東の方に戻ってきますけど、すぐ帰っちゃうので。」

――今のCSなどの競技シーンで何か話題にしたいことはありますか?

プーさん。 「今の2ブロックって、追加のサポートプロモがあるじゃないですか。」 ――そうですね。その影響もあって今の2ブロックがかなり盛り上がっていると思います。

プーさん。 「あれをアドバンスにも欲しいなって。2ブロックと同じものをもらえるとかでもいいと思うんですけど、アドバンスなので外部ゾーンのドラグハート系のカードだったり、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》のような超次元ゾーンのカードがもらえたりしたらCSも盛り上がると思うのでうれしいです。」

――自分の超次元ゾーンに上位入賞で手に入ったプロモカードを置けたりすると、確かに嬉しいかもしれません。

プーさん。 「WINNERの文字が入ってたりしたら、より嬉しいです!」

――2ブロックやアドバンスのCSが、これからもどんどん盛り上がっていくといいですね。

 アドバンスユーザーの心からの願いが届くことを切に願うばかりである。

全国大会に向けて

――最後に全国への意気込みをお願いします。

プーさん。「意気込みか…。」

プーさん。 「調整してくれた仲間のためにも、全国大会で勝ちたいと思います。」

――ありがとうございました。  2ブロック、アドバンス、そしてオリジナル。二足草鞋どころかどんなデュエル・マスターズでも楽しむプーさん。。全国大会では、今回晴れて関東エリア代表となった彼の活躍する姿に期待したい。

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