DMGP2026-1st Day2(オリジナル)決勝Round 2:カルマ vs. どんよく
ライター:秋山 大空
撮影:瀬尾 亜沙子
カルマ「めっちゃいいマッチアップですね!」どんよく「GPじゃないと当たれないですもんね。西と東だから」
YouTubeで動画投稿をしている者同士だが、関東と関西では直接対戦する機会は限られる。
東西南北からプレイヤーが集まる、大型大会だからこその機会。
カルマもどんよくも、まるで緊張等していないかのように、慣れた様子で準備を進める。
しかし、緊張していないわけではないだろう。
せっかくの機会を楽しみたいと言うだけだ。
カルマ「拾われないように。頑張りますわ」
先攻:カルマ
カルマ「【der’Bande】ミラーはお互いのマナを見て進めていくゲームになるんですよ。《心転地と透幻郷の決断》や《俳句爵 Drache der’Bande》をマナに置いて圧をかけつつ、もし出来れば火マナを隠して、《ピザスターのアンティハムト》で走れるタイミングで火マナを置いて走ります」試合後、ミラーマッチの大局観について話してくれたカルマ。
《心転地と透幻郷の決断》を手札から唱えたい場面も多いため悩ましいが、マナに置いておいた方が楽なことは確かだ。
初手のマナチャージを慎重に考え、《心転地と透幻郷の決断》チャージ。
どんよくも同じく《心転地と透幻郷の決断》チャージ。こちらは迷いがない。
カルマ&どんよく「手札から《心転地と透幻郷の決断》を使いたい場面は多いんですけど、そういうゲームにはならないと思って」
と、互いに大局観と割り切りを経たマナ置きである。
続いて両者ともにタップインを処理する形で2ターン目をパスし、3ターン目を迎えたカルマ。トップデックは《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》。
カルマ「ここで《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》出しても一生勝たないと思ったんで、強気に行きました。どんよくさんなら火単色を持っていても隠すと思うんで」
その言葉通り、《轟腕のR ダグラジャパニカン》でどんよくに圧をかける。
とはいえ、強気のプレイにはリスクがつきもの。
カルマの手が緊張で震える。
DMGPの決勝Roundに、慣れている選手なんてそうはいないのだ。
どんよくは《轟腕のR ダグラジャパニカン》でカルマの《轟腕のR ダグラジャパニカン》と相討ち。《轟腕のR ダグラジャパニカン》を処理しない場合、攻撃時の《心転地と透幻郷の決断》でほぼ負けているため処理はマストだ。
《世界のY チャクラ・デル・フィン》を引けない中、最大限生き残れる選択を取り、後はカルマの行動次第。
ゲームが伸びれば、どんよくは手札にある《飛翔龍 5000VT》で主導権を取り返せるが、互いにバトルゾーンは空。
バトルゾーンにある程度クリーチャーが並ばないと着地までに時間がかかるが、カルマも《飛翔龍 5000VT》のことは頭に入っている。不用意にクリーチャーを並べたりはしないだろう。
カルマが火マナを置かないことを徹底しているので、カルマが《ピザスターのアンティハムト》で走って来るかどんよくにはわからない。
火単色を引いているか。《ピザスターのアンティハムト》を引いているか。あと何ターンゲームを伸ばせるのか。
カルマの答えは「今」だ。
《ピザスターのアンティハムト》から《轟腕のR ダグラジャパニカン》を出し、《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》を添えてシールドに攻撃。
攻撃後、《ピザスターのアンティハムト》の上に《俳句爵 Drache der’Bande》が進化。攻撃時に《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を唱え、《世界のY チャクラ・デル・フィン》を出しつつ《俳句爵 Drache der’Bande》をアンタップ。
もちろん、現在の【der’Bande】では、この攻撃を受けきれない。
Winner:カルマ
ターン数で言えば僅か4ターン。しかし、その4ターンの中に情報がたっぷり詰まっている。現代デュエル・マスターズにおいて顕著にみられる、繊細なゲームレンジの探り合いを制したのはカルマだった。
強力なデッキに丁寧なプレイング。そして正確な大局観。
もう少しで、史上二人目のDMGP2冠に手が届く。
目指すは決勝戦だ。
――私の担当、3位決定戦なんで、来ないでくださいね!
カルマ「絶対行かないです(笑)」
……これがフラグとなることを、この時の筆者とカルマは知る由もなかった。
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カルマ DMGP2026-1st オリジナル構築 |
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どんよく DMGP2026-1st オリジナル構築 |
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