超CSⅨ福岡:TOP5カード
ライター:塚本 樹詩
今年は『パンドラ・ウォーズ』に始まり、アドバンス視点で見た転換点が例年よりも多い年となっている。こんなタイミングこそが、超CS初のアドバンスフォーマットでの開催にはピッタリといことで、福岡の地は猛暑にも負けないくらいアツい戦いが繰り広げられた。
ここでは今回の超CSの結果の中でも特に印象に残ったカードたちをTOP5形式で発表していくので、メタゲームブレイクダウンやローグデッキの記事と併せてお楽しみ頂けると幸いだ!
第5位:《ラッキー・ダーツ》
アドバンスにまでも影響を及ぼした《烈しき切札 ドギラゴン逆》を使ったデッキや【4cテレポート】とは比べ物にならない速さでビックアクションを狙うのが【ダーツデリート】だが、多くのプレイヤーたちはこれに低マナ域のメタカードを合わせることで対応を見せていた。
しかし、今回のメタゲームは多様性に富んだものとなったので、相対的に【ダーツデリート】へのガードが下がっていたようにも思える。
混沌とした環境でこそ、こういった短距離走者の活躍が目立つ。ということで、メタゲームの予想が困難なフィールドでは十分な選択肢足りえることが証明されたのではないだろうか?
第4位:《覇王の特権大使、キサラギ》
『パンドラ・ウォーズ』発の新カードタイプも《ラッキー・ダーツ》同様に今回の超CSでの採用が目立っていた。
というのも、今回のメタゲームを攻略する鍵として手札破壊を選択したプレイヤーも多く、《冥土人形ヴァミリア・バレル》や《熊田すず<わらわは天才!>》といったカードとのくっつきの良さに加えて、現代スペックのカード群ならば《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を経由しなくとも≪XERONARCH≫の恩恵を受けやすいという付加価値も大きかったようだ。
尚、TOP8に入ったカナナの【水闇自然生徒会】では採用が見送られていたようなので、超次元ゾーンやメインデッキの都合、本人の好みといった判断基準もありそうだ。
第3位:《地封院ギャイ<まかしとき!>》
まさかこのカードが《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》の代わりになるなんて!と思ったプレイヤーも多いはず。
リペアと呼ぶにはあまりにも暴力的な【光自然リバース】の強さはアドバンスでも健在で《烈しき切札 ドギラゴン逆》はカードプールが広がろうと、無邪気に暴れまわっていたようにも思えた。
そんな切り札に対してのナイスな相棒として採用された《地封院ギャイ<まかしとき!>》であったが、直近のデュエチューブ・リーグでの活躍をみせていた【水闇自然生徒会】のアドバンスバージョンでも猛威を振るっていた。
そして、アドバンスといえばドラゴン!という所もあるので、TOP8に入ったバゥバの【4cテレポート】にもちょい足しされていた。
第2位:《自然の四君子 ガイアハザード》
まさかの【ハザード退化】が準優勝!
Koigamiのデッキリストの凄さにも驚いたのだが、準々決勝を観戦していた際に彼はバトルゾーンに定着した《自然の四君子 ガイアハザード》を即座に《烈しき切札 ドギラゴン逆》へと革命チェンジさせていたのだ。
ここから安全にターンを稼ぎつつも確実に盤面は良くなっていったので、こういった動きの先に2回目の《自然の四君子 ガイアハザード》降臨チャンスや、強固な盤面作りへと展開が望める凄いデッキなのだなということが伝わり、その結果彼は決勝まで勝ち上がっていた。
そもそも《烈しき切札 ドギラゴン逆》自体が継続的なマナ加速手段なので《自然の四君子 ガイアハザード》のロック性能を引き上げており、美しい相互補完が見られてにっこりの超CSだった!
第1位:《BAKUOOON・ミッツァイル》
しかし、久々の活躍という点は間違いないので、その点に関しては既に決勝ラウンドあたりから自分を含め各地でどよめきが起こっていた。
【アーティスト・ジョーカーズ】と称されたアーキタイプは使用した本人が言う通り一番強く、一番面白かった。気になるデッキの動きは本戦のカバレージで思う存分味わえるので、そちらも是非読んで欲しいのだが、外部ゾーンを余すことなく使うだけでなく殿堂カードもばりばり使うデッキの優勝は、アドバンスそのものを体現しているようで単純に格好良かった。
終わりに
アドバンスらしい無法地帯の混沌を久々に感じ取れた素晴らしい大会であったが、次のTOP5カード紹介の機会は、初の二日制となるDMGP2026-2nd大阪らしい。
一体どうなってしまうんだー!?というドデカい感情をお届けしたいと思うので、また次回よろしくお願いいたします!
©ANYCOLOR, Inc.
TM and ©2026 Wizards of the Coast/Shogakukan/WHC/ShoPro ©TOMY









