Vol.08 ゼニスの本気はジャイアントにマックス!大量のマナから連打されるゼニスに戦慄しろ!自然ジャイアント《「智」の頂 レディオ・ローゼス》デッキ!
アン
「♪ガンガンガンガガンス
♪ガンガンガンガガンス
♪ガンガンガンガガ
♪ガンガンマナを増やすでガンス!」
トモ
「アンちゃんさん、ご機嫌ですね!」
アン
「いやいや、トモちゃん、そうでもないんすよ、これが」
トモ
「そうなんですか!?」
アン
「イエスイエス、そうっす。今までも常に八重子ちゃんと争っていた開発部の
ヒロイン、アイドルの座の奪い合いに、新たにリリィちゃんが参入してきたから、
開発部の絶対ヒロインのアンちゃんとしてもうかうかしてられないんすよ」
トモ
「アンちゃんさんでもそういうの気にするんですね!」
アン
「そりゃ、そすよ。
過去の開発部人気投票でも毎回女の子の中でトップをとり続けてきたこのアンちゃん、
シュウ君以外には人気で負けたことがないすからね。だから、歌でも歌って、
もっとみんなにアイドル扱いされようと、そういうわけで歌うっすよ」
トモ
「まぁ、私もいるんですけどね!」
アン
「♪ゼンゼンゼンゼニス
♪ゼンゼンゼンゼニス ♪ゼンゼンゼンゼゼ
♪ゼロ文明は文明では無いっす!」
リリィ
「まつのじゃ、アン!
ゼニスはわらわが担当なのじゃ!」
アン
「おお!その声は!
正体不明の未確認開発部員、開発部ヒロインの全てを終わらせようと画策する、
『ウィークエンド・ジ・エンド(終末ヒロイン)』こと、
リリィちゃんじゃないすか!」
リリィ
「だから!わらわはそんな風にも
呼ばれてないし、別に「ひろいん」の全てを
終わらせようなんて画策してないのじゃ!」
アン
「からの?」
リリィ
「だから、からもなにもないのじゃ!
トモ!だからいったではないか!
わらわはアンが苦手だと!」
トモ
「まぁまぁ、リリィさん!今回、リリィさんが作ろうとしているデッキは、
アンちゃんさんの協力で作った方がいいですよ!」
アン
「むむむ?アンちゃんの助けが必要、と来たっすか。ヒロインの座を奪い合う、
アンちゃんとリリィちゃんで作るデッキといえば、これしかないすね!」
アン
「《》を
使ったデッキ、っすね!」
リリィ
「トモ、なぜ、「ひろいん」と言えば、
《》なのじゃ?」
トモ
「アンちゃんさんの中では、デュエル・マスターズ ビクトリーVのヒロインは
山本エレガンス久美子さんだからじゃないですかね!」
アン
「そすそす、もちろんっす。
いつも大活躍の山本エレガンス久美子がアンちゃんの理想とするヒロインす!」
リリィ
「トモ、わらわの目には久美子が「ひろいん」には見えないのじゃが、
そういうものなのか?」
トモ
「アンちゃんさんにとってはそうみたいですね!
私は、メイちゃんとかの方がヒロインだと思いますけど!」
リリィ
「ふむぅ……わらわも、そんな「ひろいん」にはなりたくないのじゃ」
アン
「ひゃっほーーい!やったーっす!これでアンちゃんヒロイン独り占め、
みんなの視線を独り占めっす、ひゃっほい!
で、それはそれとして、結局《》の話で
あってるんすか?あってないんすか?」
リリィ
「いや、それはあってるのじゃ」
アン
「ひゃっほーーい!」
リリィ
「なんで、あんな理由であてられるのじゃ……」
トモ
「それがアンちゃんさんですからね!」
アン
「まぁ、真面目な話をすれば、
リリィちゃんがアンちゃんのところに話に来たって時点で
大体、《》の話だってわかってたっすけどね」
リリィ
「そうなのか?」
アン
「そすそす。リリィちゃんといえば、ゼニス。
そして、ゼニスと言えば、大きなマナコスト、ってわけで、
マナをバンバン増やすのが得意なジャイアントデッキにゼニスを入れる、
って話になるのは見えてたっす」
リリィ
「ふむぅ」
アン
「なんか不満っすか?」
リリィ
「いや、なんか手の内を見透かされている気がするのじゃ。それは不満で不服なのじゃ」
トモ
「まぁ、アンちゃんさんですからね!」
リリィ
「まぁいいのじゃ。とにかく《》こそ、
ゼニスと最高の相方と言っていいカードなのじゃ」
アン
「そすねぇ。相手がドローするたびに、マナを増やせるってことは、
相手のターンに最低1回はマナを増やすチャンスがあるっすからね。
マナがドンドン増えるのは間違いないすよ」
トモ
「《》
自体が8マナだから、次の相手のターンには
9マナ、そして自分のターンに
マナをチャージして、10マナ!」
リリィ
「10マナといえばゼニスなのじゃ!」
アン
「たしかに、そこで10マナになれば、ゼニスが召喚できるっすね。
しかも《》はマナゾーンから
アンノウンを呼び出す能力を持ってるっすから、そこまでにチャージしたり、
《》の能力とかで
マナゾーンに行ったゼニスをマナゾーンから召喚できるのはいいすね」
トモ
「その通りです!しかも、マナが大量にある時にピッタリなゼニスがいるんです!」
リリィ
「おっと、トモ、待つのじゃ。そこからはわらわが言うのじゃ。
マナが一杯あっても、そのマナを使う手段がないとどうにもならないのじゃ」
アン
「それは、この間《大喰の超人》でデッキを作ってる時に、
ユウ兄さんも言ってたっすね」
リリィ
「そうじゃそうじゃ。そして、わらわは
手札を一気に増やしてくれるゼニスを
知っているのじゃ」
リリィ
「それが《「智」の頂 レディオ・ローゼス》
じゃ!」
トモ
「大量のマナを使うために、
5枚も手札が増える上に、相手の手札も
5枚捨てさせるから、相手の反撃も
防ぐ事ができちゃいます!」
アン
「たしかに、《「智」の頂 レディオ・ローゼス》は、
大量のマナを使えるジャイアントと相性いいすね。トモちゃんだけに「智」の頂っすね」
リリィ
「もちろん、それだけじゃなく、ゼニスの中のゼニス、
《「俺」の頂 ライオネル》も投入するのじゃ!」
アン
「ふむふむ。それで終わりっすか」
リリィ
「おっと、もちろん、《》自体も
8マナと重いのはわらわも承知なのじゃ。
もちろん、そこはわらわも「ふぉろぉ」するのじゃ」
トモ
「7マナ以上のカードなら手札に入れることができますから、
《》を探すのにも使えますしね!」
リリィ
「逆に、すでに《》が
手札にあるんだったら、ゼニスなどの7マナ以上のカードでも
マナゾーンにおいてマナ加速する事もできるのじゃ。どうせ、あとで
《》の能力でマナゾーンから召喚できるのじゃしな」
アン
「ふむふむ。で、それで終わりっすか?」
リリィ
「む?まぁ、これでデッキは出来るとおもうのじゃ」
アン
「バカヤローっす!」
リリィ
「な、なんなのじゃ!」
アン
「その程度で満足するなんて、
それでも本当に「号泣ロック・ユー」とまで呼ばれたリリィちゃんなんすか!」
リリィ
「いや、だから、わらわはそんな名前で呼ばれたことは……」
アン
「シャラーップ、っす!呼ばれているか、呼ばれていないかなんて、関係ないっす!
大事なのはそうであるか、そうでないか、っす!
そんな心がけじゃ、ロックユーどころか、六流っすよ!」
リリィ
「ト、トモ…わらわは、アンがなにを言ってるかわからないのじゃ」
トモ
「このスイッチがはいっちゃったら、もう、仕方ないですね!」
アン
「まず、こんな、ゼニスの為に《》だけ
利用したみたいなデッキで、DASHを応援してくれてるみんなに、そしてなにより、
山本エレガンス久美子に、ジャイアントデッキだと胸をはれるんすか!」
リリィ
「い、いや、なにもわらわはジャイアントデッキのつもりでは……」
アン
「さらに!《天頂計画》まで入れて、コストの大きいカードが多いことを
しっていながら、何故、このシステムに目がいかないんすか!」
リリィ
「システム?」
アン
「そうっす!それは……」
アン
「ガチンコ・ジャッジっす!」
リリィ
「た、たしかに、これだけコストが大きければ
ガチンコ・ジャッジも勝ちやすいのじゃ……」
アン
「さらに、ジャイアントデッキで
ガチンコするなら、これっす!」
アン
「《大盛の超人》っす!」
リリィ
「なるほどなのじゃ。ガチンコ・ジャッジしながら、マナもきっちり増やすのじゃな」
リリィ
「ふむ。というわけで、アンの意見も取り入れて作り上げたのが、このデッキじゃ」
枚数 | コスト | レアリティ | 文明 | 名前 | 収録弾 |
4 | 4 | 自然 | 西南の超人 | DMC59 | |
4 | 6 | 自然 | ナチュラル・トラップ | DMD03 | |
4 | 2 | 自然 | 霞み妖精ジャスミン | DMD03 | |
4 | 6 | 自然 | 夏山の超人 | DMR05 | |
4 | 5 | 自然 | 大盛の超人 | DMR05 | |
3 | 6 | 自然 | 大きくて小さな農園 | DMR05 | |
3 | 5 | 自然 | 天頂計画 | DMR05 | |
3 | 10 | ゼロ | 「智」の頂 レディオ・ローゼス | DMR05 | |
4 | 8 | 自然 | 偽りの名ハングリー・エレガンス | DMR05 | |
3 | 10 | ゼロ | 「俺」の頂 ライオネル | DMR05 | |
4 | 2 | 自然 | フェアリー・ライフ | DMX02 |
リリィ
「このデッキは、まずマナを増やす所からはじめるのじゃ」
アン
「2マナのマナ加速から《西南の超人》につなげるのは、
ジャイアントデッキの基本すね」
トモ
「目指すは、8マナ、そして10マナ!
《天頂計画》まで使って、バンバンマナを増やしちゃいましょう!」
アン
「《》まで
つながっちゃえば、勝ったも同然、
ゼニスを呼び出して勝利っす!」
リリィ
「アン、ありがとうなのじゃ。アンの事は苦手じゃが、
おかげでいいデッキができたのじゃ」
アン
「ふはははは、アンちゃんにお任せ、なのじゃ。
なんせ、アイドルでヒロインっすからね」
リリィ
「ゼロ文明に文明という制約はない!」
リリィ
「全てのクリーチャーの頂点、
ゼロ文明のゼニスは、様々な文明、種族と
組み合わせてデッキをつくれるのじゃ!」
リリィ
「みなも、ゼニスを活用した
新しいデッキをつくるのじゃ!」
リリィ
「というわけで、今回のデッキの動きは『デュエル・マスターズ DASH TV』で
チェックする事ができるのじゃ!」
※動画の公開は終了いたしました。
アン
「あれ?今回のデッキ、デュエルヒーローに渡したんじゃないんすか?
この間もそうだったっすし、リリィちゃんとゼニス王子はどんな関係なんすか?」
トモ
「とんだしょんぼりですね!」
アン
「いや、だから、しょんぼりとかじゃないすよ……」
トモ
「ですね!」
アン
「まぁ、アンちゃんは面白ければいいんで、いいんすけどね」
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