Vol.40 合い言葉は超熱血!ガチンコ・ジャッジにすべてをかけろ!三つのルートでハンター大増殖で大勝利!!火単《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》デッキ!!
ユウ
「エーツーくん!」
エーツー
「あ、ユウさん!
ちょうど僕も探してたところなんです!」
ユウ
「お、ってことは……」
ユウ
「やっぱり、
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》の話だよね!」
エーツー
「もちろんです!」
ユウ
「ゼロ文明満載の『ホワイト・ゼニス・パック』、そのビクトリーである
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を使わないと、おそらく勝てない相手が……」
エーツー
「ゼニス仮面ですよね?」
ユウ
「その通り!!オレたちがこの一年間戦ってきたゼニス四天王の黒幕、
ゼニス仮面との決戦が近づいているんだ。
まだ、どんなゼニスを使ってくるかはわからないけど、ゼロ文明のパワーが結集した
『ホワイト・ゼニス・パック』のビクトリー、
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を使わないと
立ち向かえない相手だろうことは間違いないんだ!」
エーツー
「そうなんですよね……
ゼニス仮面と、トモちゃん・リリィちゃんの関係も気になるところなんですけど、
とにかく、ユウさんにゼニス仮面に勝ってもらわないことには……」
ユウ
「まぁ、あとは、
単純にオレがこのカードを
使いたいってのもあるけどね!」
エーツー
「すごいぶっちゃけた話ではありますけど……でも、わかりますよ。なんせ、
このカードは超熱血パワー全開のユウさんのためのようなカードですからね」
ユウ
「そうなんだよ!なんせ、召喚したとき、相手の
シールドの枚数分ガチンコ・ジャッジができるんだろ!?
もう、その状況を想像しただけで
オレの超熱血が燃えたぎるぜ!」
エーツー
「しかも、相手のシールドの枚数ってことは、
自分でガチンコ・ジャッジをする回数を調整できるようなもんですもんね。
相手のシールドをブレイクさえしなければ、よっぽどのコンボデッキとかを
相手にしてないかぎり、シールドは5枚!
つまり、5回ガチンコ・ジャッジができちゃうわけです!」
エーツー
「僕の予想では、ゼニス仮面が使ってくるゼニスは
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》、つまりはガーディアンデッキ。
元々攻めるのが難しそうな相手ですけど、自分からシールドを減らしてくることも
なさそうなので、ガチンコ・ジャッジ5回は間違いなくできますね」
ユウ
「ガチンコ・ジャッジ5連勝とか、
超熱血すぎてテンションマックスだね」
エーツー
「もちろん、ユウさんみたいに超熱血パワーがなくても、
5回もガチンコ・ジャッジすれば、何回かは勝てますしね。
そして、こいつのガチンコ・ジャッジは1回勝つだけでも超強力ですもんね」
ユウ
「なんせ、ガチンコ・ジャッジに勝ったら、
どんなハンターでもコスト関係なく
出せちゃうからね!」
エーツー
「しかも、手札はもちろん、マナや墓地から出せちゃう
超お得仕様ですからね!これはサービスしすぎですよ!」
ユウ
「そりゃね!仮に、半分の2回から3回
ガチンコ・ジャッジに勝ったとしても……」
ユウ
「《勝利宣言 鬼丸「覇」》や……」
ユウ
「《黄金龍 鬼丸「王牙」》といった
歴代鬼丸や……」
ユウ
「《「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》みたいな巨大ハンターが
何体も出せるんだもんね。
もう、勝ったも同然だよ!」
エーツー
「もちろん、《永遠のリュウセイ・カイザー》を出せば、
召喚したばかりの《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》も
アタックできるから、2回勝てば、それだけで一気に
ダイレクト・アタックまでいけるチャンスがありますよね」
ユウ
「そうだね!いやー、マジでテンション上がってきた!
ゼニス仮面に勝つため、ってのもあるけど、
それはそれとして、とにかくデッキを作るしかないね、
これは!」
アン
「よすよす、エーツーくん、やっと見つけたっすよ。いやー、探したっすよ」
ユウ
「お、アンちゃん、ちょうどいいところにきたね!」
アン
「ユウ兄さんも一緒っすか、なんか熱い感じすね。どうしたんすか?」
ユウ
「いや、かくかくしかじか、こういうわけなんだよ」
アン
「ふむふむ、なるほどっす」
エーツー
「いや、かくかくしかじかとかでわかんの?」
アン
「ゼニス仮面に勝つために、《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》のデッキを
作ろう、って話じゃないんすか?」
エーツー
「すげーな」
アン
「まぁ、アンちゃんクラスになると、簡単っす。エスパーっすしね」
エーツー
「いや、マジですげーな」
アン
「いやー、アンちゃんも《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》は
むちゃくちゃ強いカードだなーと思ってたんすよ。なんせ、数えるのが
相手のシールドっすから、普通なら5回ガチンコ・ジャッジができて、
まぁ、ガチンコ・ジャッジって引き分けなら勝ちってルールっすから、
普通に考えて50%以上勝てるんすよ。
だから、だいたい、3回くらい勝てるわけじゃないっすか」
アン
「それで簡単に大型ハンターを3体だせるってことは、
アンちゃん的には、あのプレミアム殿堂の
《エンペラー・キリコ》に匹敵するくらいの
超強力カードの予感満々っすよ!」
ユウ
「いや、本当にテンション上がる超強力ビクトリーだよね。
ってわけで、デッキを作ろうと思ってるんだけど、なんかいいアイディアないかな?」
アン
「そすねぇ。こないだちょっとユウちゃんと話してたら、ユウちゃんは
《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》で確実にガチンコ・ジャッジに
勝てるように山札を仕込みつつ、墓地に出したいハンターを
送り込めばいいよねー、わぁいコンボーって言ってたっすね」
エーツー
「あー、たしかにそのコンボなら、
山札を《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》だけにすれば、
《天運ゼニスクラッチ》で確実に《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を出す、
ってコンボもできるもんねー」
アン
「まぁ、そすね。コンボとしてはかなり強いっすし、アンちゃんとしては
そういうデッキも作りたいと思ってるっすけど、まぁ、さっき言ったように、
そもそもだいたい3回勝てて3体大型ハンター出せるだけでも
《エンペラー・キリコ》クラスに強いんすから、
そういうコンボにこだわる必要もないとは思うっすよ」
ユウ
「オレとしても、コンボよりも
超熱血パワーを重視したいしね!」
アン
「まぁ、素直に使って普通に強いすね。といっても、
11マナっていう結構半端ないコストを払うって考えると、
何かしらコンボを使って出しかたを考えたくはあるっすけどね」
エーツー
「これは前にも《黄金龍 鬼丸「王牙」》デッキの時に使ったけど……」
エーツー
「せっかくハンターなんだし、
《獣鬼装甲トラマルGGG》で連続ガチンコ3連勝して
だすってのはどうだろう?」
ユウ
「いいね!あわせてガチンコ8連戦!
超熱血パワーの見せ所だね!」
エーツー
「そすねー。まぁ、手札に他の8マナのハンターとか用意しておけば
いざってときも安心ですしね。下手なコンボを狙うより、5ターン目にガチンコ3連勝から
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》が出したほうが、
テンション上がるとかの話じゃないですからね」
アン
「必勝なんてレベルじゃないすね」
ユウ
「必勝じゃないなら、なんなの?」
アン
「それは難しいっすね。人知の及ばないレベルの勝利っすからね。超勝すかね。
いや、違うかもしれんす……もはや神勝……いや、もっと行くっすね。
もう、勝ちとかじゃないす。このレベルだと、奇跡っすね、超絶奇跡っすよ」
エーツー
「まぁ、よくわからないや。これなら、《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》から
出したい他のハンターゼニスだってだせますしね」
エーツー
「あと、いつも《獣鬼装甲トラマルGGG》デッキで一緒に使ってるけど、
《仰天無双 鬼セブン「勝」》のシールド・トリガー化する能力で
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を出してもいいしね」
アン
「そすね。まぁ、最近作ったデッキに似てる感じはあるっすけど、
ハンターゼニスを使うには、やっぱり、その2枚を使うのがいいっすからね」
ユウ
「まったくだね!オレの超熱血パワーが
ハンターとあわされば、ゼニス仮面も怖くないぜ!」
エーツー
「というわけで、作り上げたのがこの……」
シュウ
「それで終わりか!
開発部リーダー、エーツー!」
アン
「その声は!闇文明の貴公子、シュウ!」
ユウ
「なんか、久々に見たな、そのやりとり……」
エーツー
「なくてもいいっちゃいいんですけどね……
っていうか、もうだいたいデッキできてるんだからいいじゃんよ、シュウ君」
アン
「いやいや、まぁまぁ、っすよ。最近のこのパターンと違って、本当に終わりそうな時に
シュウ君が久々に出てきたんすから、ここは話を聞くべきじゃないすかね」
シュウ
「おお、さすがはアン殿、ありがたいですぞ。最近は弟妹が活躍しすぎてて、
わたくしも影が薄くなってきてますからな。影が薄いキャラのケンジより薄い可能性も
ありまして、わたくしとしても汗顔の至り、発言のチャンスをもらえてたすかりますぞ」
アン
「いえいえ、っすよ。困った時はお互い様っす」
シュウ
「しかし、ここで手のひらを返すようですが……」
シュウ
「それでいいのか!
開発部の道化師、アン!」
アン
「うおっと、どういうことっすか!」
ユウ
「アンちゃんが
シュウ君のお約束を無視した!」
アン
「いや、アンちゃんだってびっくりすることくらいあるっすよ。
アンちゃん26の秘密のひとつ、『突然だったからビックリ』っすよ」
エーツー
「もう、秘密でもなんでもない……」
アン
「で、どういうことっすか、シュウくん」
シュウ
「たしかに、ここまでのデッキは非常に超熱血ですぞ。
しかし、ゼニス仮面を倒すデッキならば超熱血だけでなく、ロマンも
必要ではないですかな?熱血のデュエル・ヒーローとロマンのデュエル・ヒーロー、
両方の力を合わせて、初めてデュエル・ヒーローのデッキと呼べるのではないか、
わたくしはそう思いますぞ!
そして、それを、ロマンを愛するアン殿が求めないでどうするのですか!」
アン
「むむむ……まったくその通りっすね……確かに、最近のアンちゃんは、
若い開発部員のパワーに押されて丸くなってたかもしれないす……」
シュウ
「ですぞですぞ」
ユウ
「しかし、シュウ君、ロマンを追い求めるってどうするのよ?
今からアツト呼んでくる?」
シュウ
「いやいや、それには及びませんぞ、ユウ殿。実は、わたくし、
先日アツト殿と共に闇文明の美学を追究したデッキを組みましてな」
エーツー
「久々だな、美学」
シュウ
「それが、このコンボ!
《「俺」の頂 ライオネル》と
《黒神龍ブライゼナーガ》の
デッキですぞ!」
アン
「ふむ。さすがは《デビル・ドレーン》が
魂のカードであるシュウ君っすね」
シュウ
「瀕死が有利なら、瀕死になるのが
闇文明の美学ですからな。といっても、このコンボ、
アツト殿が考えたコンボですけれどもね」
エーツー
「んと、つまり、シュウ君が言いたいのは、
ユウさんのデッキにもこのコンボを組み込もうってこと?」
シュウ
「違いますな。このコンボは、《「俺」の頂 ライオネル》で
シールド・トリガーとなったゼニスたちを《黒神龍ブライゼナーガ》で
一気にバトルゾーンに解放するコンボ、しかし、すでに
《「俺」の頂 ライオネル》の力を借りずとも、
ユウ殿のデッキにはシールド・トリガーを得る手段は入っているではありませんか」
エーツー
「あ、そうか。《仰天無双 鬼セブン「勝」》がいれば、少なくともゼニスとかは
シールド・トリガーだから、《黒神龍ブライゼナーガ》だすだけでいいのか」
シュウ
「いやいや、エーツー殿、それではロマンとアツト殿への敬意が足りませぬぞ。
たしかに《「俺」の頂 ライオネル》は必要ないですが、
だからと言ってライオネル自体がいらないわけではないですぞ」
ユウ
「あ、わかった!」
ユウ
「《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》
だね!」
シュウ
「ザッツ・ライト!ですぞ!」
アン
「まさにロマンっすね!」
エーツー
「というわけで、作り上げたのがこのデッキだ」
枚数 | コスト | レアリティ | 文明 | 名前 | 収録弾 |
3 | 8 | 火 | 永遠のリュウセイ・カイザー | DMR02 | |
2 | 10 | 火 | 勝利宣言 鬼丸「覇」 | DMR06 | |
2 | 5 | 火 | 獣鬼装甲トラマルGGG | DMR07 | |
4 | 4 | 火 | 爆走鬼娘モエル・ゴー | DMR07 | |
4 | 6 | 火 | 仰天無双 鬼セブン「勝」 | DMR07 | |
3 | 11 | ゼロ | 黄金龍 鬼丸「王牙」 | DMR07 | |
4 | 10 | ゼロ | 「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ | DMX13 | |
4 | 7 | ゼロ | 天運ゼニスクラッチ | DMX13 | |
3 | 11 | – | ゼロ | 「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」 | DMX13 |
4 | 7 | – | ゼロ | 《宿命のディスティニー・リュウセイ》 | DMR07 |
4 | 3 | – | 火 | 《百鬼ヤコウ》 | PROMO |
3 | 11 | – | ゼロ | 《「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》 | PROMO |
エーツー
「このデッキの動かし方は簡単に言えば一つ!
どうやって《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》にたどり着くか、だ!」
アン
「大きく分けてみっつのルートがあるっすね。まずは、
《獣鬼装甲トラマルGGG》でガチンコ・ジャッジ3連勝する方法っすね」
エーツー
「デッキ全体のゼニス比率がアップしてるから、
3連勝できる可能性も高くなってるね」
ユウ
「次の方法は、《仰天無双 鬼セブン「勝」》でシールド・トリガーになってる
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》をシールドから手札に加える方法だね」
アン
「前にも説明してるっすけど、《仰天無双 鬼セブン「勝」》はアタックするときに
シールドを手札に加えられるっすから、その方法で手札に加われば熱いっすよ」
シュウ
「さらに、その手札に加えたカードが
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》じゃなくても、
《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》ならば、一気にシールドを
すべて手札に加えて、《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》をはじめとした
大量のゼニスを一気に展開できますぞ!」
ユウ
「そして、三つ目は、《天運ゼニスクラッチ》を使って
超熱血に《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》をめくる方法だね」
エーツー
「これもデッキのゼニス比率が高くなったから、超熱血パワーが発動しなくても、
強力ゼニスが出てくる可能性が高くなってるよね」
アン
「ちなみに、《仰天無双 鬼セブン「勝」》で手札に加わったカードが
《天運ゼニスクラッチ》でももちろん問題なくトリガー発動するっすから、
そっから《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》や
《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》につなげて、
祭りだわっしょい!ってのもできるっすね」
エーツー
「まぁ、すごい安定してるデッキかっていうとそうではないかもしれないけど、
回すたびに色々な動きができるすごい楽しいデッキになったよね」
ユウ
「このドキドキワクワクが
俺の超熱血を加速するぜ!」
シュウ
「ゼロ文明が高まりまくった
『ホワイト・ゼニス・パック』!」
エーツー
「高まったのはアンノウンだけじゃない!」
アン
「わくわくどきどきのカードも満載っす!」
ユウ
「君も、ゼニス同士の
スーパーコンボを体験しよう!」
ユウ
「このデッキを使った対戦の様子は、デュエル・マスターズ DASH TVでみられるから、
絶対チェックしてくれよな!」
※動画の公開は終了いたしました。
シュウ
「しかし、ゼニス仮面の真のゼニスがまだでてきてないですから、安心はできませんな」
アン
「そすね。ところで、エーツーくん、
結局トモちゃんとゼニス四天王ってどういう関係なんすか?」
エーツー
「うーん……超調べてるけど、まだ、なかなかわからないんだよな……」
TM and © 2024, Wizards of the Coast, Shogakukan, WHC, ShoPro, TV TOKYO © TOMY