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全国大会2018 中四国エリア予選 Aブロック決勝戦:「上条」さん vs. kazu001

 ついに、一日目の終わりが近づいてきた。
 二つの席のうち、一席を埋める戦いが始まる。

 『火水「覇道」』のkazu001か。
 『光自然ツインパクト』の「上条」さんか。

 互いに天に祈り、「楽しみましょう」「そうしましょう」と確認を取り。
 ジャンケンもしばらくのチョキの出し合いののち、kazu001がグーを出し、先攻を取り。
 そうして、静かに終わりが始まった。


先攻:kazu001

 kazu001の《エマージェンシー・タイフーン》マナセットから始まるが、これではデッキタイプの特定には至らない。
 『水闇《阿修羅サソリムカデ》ループ』か、『火水「覇道」』か。
 迷ったのち、「上条」さんは≪ツインパクト・マップ≫を唱え、《》をおかわり。
 様子を見るといった感じか。

 《ゼンメツー・スクラッパー》が追加でマナに置かれたとき、「上条」さんはうんうん、と納得のいった様子で頷く。
 《エマージェンシー・タイフーン》を唱え、手札を整える。
 2度目の≪ツインパクト・マップ≫を唱え、手札に持ってきたのは《》
 ツインパクトデッキの根幹を支える一枚だ。

 ゆっくりと動く「上条」さんを見て急に攻め立てる必要はないと踏んだkazu001は《ポクチンちん》を出す。「上条」さんの2枚の《》をデッキに戻し、有効札のドローを遠ざける。
 踏み倒しに対するメタ効果は『光自然ツインパクト』にはまだ効果がないため、打点の確保という性質の方が大きいだろう。

 3ターン目。《》を呪文面でプレイ。
 しかし、デッキは応えてくれない。4/40をこの大舞台で引き当ててしまい、1ブーストにとどまる。
 この1マナで何かができるわけでもなく、「上条」さんはターンをしぶしぶ返すことになる。

 この《》の2ブーストが失敗したことが何を示すかは、直後のターンから徐々に明らかになっていく。
 『火水「覇道」』のサブプラン、≪ゴリガン砕車 ゴルドーザ≫による迅速なビートダウンだ。
 わずか4マナながらスピードアタッカー、かつ疑似的なW・ブレイカー持ち、そして破壊されたときのメリット能力まで持っているというのは他に類を見ない。

 ≪ゴリガン砕車 ゴルドーザ≫《ポクチンちん》で一気にシールドを割り切り、トリガーもなく「上条」さんのシールドは2枚に。
 そしてターンが返ってくるも、「上条」さんのマナゾーンにあるカードは僅か5枚。
 手札にある《》は出ない。

 たった1マナ、されど1マナ。

 《》を呪文で唱え、《》をクリーチャーとして出し、追加打点の抑制を図るも、
 このターンのドローを含む2枚……完全な回答を引っ提げて、「上条」さんに襲い掛かる。
 《超機動罠 デンジャデオン / 地獄極楽トラップ黙示録》をトリガーするも、次のターンには繋げず……

 《“轟轟轟”ブランド》がダイレクトアタックを決め、終幕を迎えた。

 ツインパクトの真髄に辿り着かせる前に華麗に勝利を収めたのはkazu001!

Winner: kazu001

中四国エリア Aブロックチャンピオンはkazu001おめでとう!
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