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全国大会2019 中四国エリア予選 Aブロック準々決勝:ゆで(広島) vs. りく@(広島)

撮影者:堀川 優一
ライター:川崎 大輔

 《BAKUOOON・ミッツァイル》一強ではないか、と予測された今年のエリア予選2ブロック。だが《BAKUOOON・ミッツァイル》が支配的なカードであることに疑いはないものの、全国各地の強豪による研究の賜物か上位のデッキリストが《BAKUOOON・ミッツァイル》一色に染まる事はなかった。

 そして、各エリアごとにメタゲームの特色があるのもエリア予選観戦の魅力である。それは場所であったり、前のエリアの影響であったりと理由は様々なのだが、毎週のように表情を変えるトップ16リストを眺めるのも一興である。

 この中四国エリア予選の1日目。これまでのエリアになかったような偏りのあるトップ16リストが生まれた。なんと、これまで1人か2人がトップ16に入っていただけの『水魔導具』が、なんと16人中5人という数だけで見たら最大勢力、「《BAKUOOON・ミッツァイル》採用のデッキリスト」という極端な分類をしても同じ人数という圧倒的な人数を上位へと送り込んだのだ。

 残念ながら、準々決勝を前に4人の『水魔導具』は敗退してしまったが、ここでは最後の1人として『水魔導具』の期待を一身に背負うゆでの準々決勝をお届けしよう。

対するのは、火水自然の3文明、いわゆる『シータミッツァイル』を使用するりく@である。


先攻:りく@

 じゃんけんで先攻のりく@は2ターン目に《ジョラゴン・オーバーロード》でマナ加速、対するゆでも2ターン目に《卍 新世壊 卍》と互いに順調な立ち上がり。デッキのキーカードである《卍 新世壊 卍》を早々に盤面に置き、はっきりとプランの見えているゆでがわずかに有利か。

 しかし、続くターンにりく@は、さらに《ジョラゴン・オーバーロード》を2枚連打し、手札を1枚にしたものの一気に6マナへとマナを伸ばす。対する≪卍獄ブレイン≫からの《堕呪 バレッドゥ》と悪くない展開なのだが、大量のマナを確保しているりく@の次のターンが不気味である。


 りく@は6マナの状態からマナチャージはせず、マスターG.O.D.S.なしでの《“魔神轟怒”万軍投》をプレイ、《バイナラシャッター》《全能ゼンノー》、そして《マリゴルドⅢ》とGR召喚し、マナドライブで《グレープ・ダール》をマナゾーンからバトルゾーンへ。ゆでのバトルゾーンにクリーチャーがいなかったので、ここからのJチェンジにはつながらなかったものの、4ターン目とは思えない展開力を見せる。

 だが、ここでゆでがプレイしたのは《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》がディスカードされ、せっかく展開したクリーチャーたちが一掃されてしまう。

《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》のカード画像】
 りく@は、ここで負けじと《エモG》を召喚すると、GR召喚されたのが《マリゴルドⅢ》だったため、ふたたび《グレープ・ダール》を並べる。ゆでも返すターンに再び《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》をプレイするのだが、ディスカードできたのが《凶鬼卍号 メラヴォルガル》だったため、《エモG》のみを破壊するにとどまる。

 盤面にクリーチャーを残すことに成功したりく@は、さらに≪龍装艦 チェンジザ≫を召喚すると、≪「本日のラッキーナンバー!」≫をディスカードしてプレイし「8」を宣言。続くターンの《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》からの《凶鬼卍号 メラヴォルガル》連続召喚による負け筋をつぶした上で、《グレープ・ダール》でアタックすると≪スゴ腕プロジューサー≫へとJチェンジし、《無限合体 ダンダルダBB》をGR召喚しつつシールドをブレイクする。

《》《》のカード画像】

 このブレイクに対しては《堕呪 エアヴォ》がトリガーしたゆで。《無限合体 ダンダルダBB》を手札に戻すと、自身のターンに≪卍獄ブレイン≫《堕呪 ウキドゥ》とプレイし、《卍 新世壊 卍》の下の魔導具を3枚にすると、さらに2枚目の《卍 新世壊 卍》を展開してターンを返す。

 りく@は2体目の≪龍装艦 チェンジザ≫を召喚すると、再びの≪「本日のラッキーナンバー!」≫ ディスカード。これにより≪龍装艦 チェンジザ≫の能力が2回発動、りく@は「4」と「8」を宣言する。そして、ゆでの動きを止めている隙にプレッシャーをかけるべく≪龍装艦 チェンジザ≫でアタック。ここで《堕呪 ギャプドゥ》が2枚トリガーし、ターンは終了する。

 ゆではここでマナチャージして、6マナ。そして《堕呪 ゴンパドゥ》《堕呪 ウキドゥ》《堕呪 ゴンパドゥ》と2マナの魔導具を3回唱える。先ほどの《堕呪 ギャプドゥ》2回トリガーで、ゆでの《卍 新世壊 卍》の下には、5枚の魔導具があったのでこの3回の詠唱で2枚の《卍 新世壊 卍》はそれぞれ無月の門99の待機状態となった。

 ターンの終了時。まずは1枚の無月の門99を発動させると《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》をプレイする。これで、追加ターンは得たのだが、ドルスザクたちのマナコストは≪「本日のラッキーナンバー!」≫ で封じられた8。《凶鬼卍号 メラヴォルガル》≪卍 ギ・ルーギリン 卍≫もバトルゾーンに出ることは叶わない。

 しかし、ここまで《卍 新世壊 卍》の下へと水魔導具をせっせと封じ続けたゆでには、11枚の手札がある。

 そして、10枚の手札をすてながら召喚されたのは、5マナの《MEGATOON・ドッカンデイヤー》!!

《MEGATOON・ドッカンデイヤー》のカード画像】
 2枚目の《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》で得た2回目の追加ターン。ゆでの10体のGRクリーチャーを止めるものはもういなかった。

Winner:ゆで


 火文明のGRクリーチャーとしては定番にして大打点である4マナ域を不採用という構築のテクニックによって、≪「本日のラッキーナンバー!」≫ の宣言「4」をも避けることに成功したゆで。殿堂環境で《MEGATOON・ドッカンデイヤー》入りの水魔導具に手ごたえを感じたことから、このデッキを選択したという。

ゆで「環境のほとんどのデッキに有利ですよ……火水ジョーカーズ・ミッツァイルを除いて」

 そう語る、ゆでだが、ここは九州エリアを席巻した火水ジョーカーズ・ミッツァイルのデッキビルダー「瀬戸内のカリスマ」ことぎゃる男のお膝元、中四国エリア。

 信じたデッキは、ゆでに応えてくれるのか。

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