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全国大会2019 中四国エリア予選 Bブロック決勝戦:棗(福岡) vs. てらりあ(岡山)

撮影者:堀川 優一
ライター:金子 幹


 ここ中四国エリアはエリア代表決定戦の中でも唯一2日間かけて行われる開催地だ。それゆえ参加人数は延べ合わせて250名近くにも上るため、勝ち抜くには相応の技量と実力に加え、時の運が必要になってくる。

 昨日のAブロックはゆでこやまとの熱戦を制し全国大会の権利を勝ち取った。この日のゆでは明らかに先に上げたすべてのものを持っていたといえるだろう。

 そして、今。来る本日Bブロック決勝。

 ここで1つ、選手の紹介の前に小話をさせていただく。
今年度は、エリア予選自体のシステムは昨年度とほぼ変わらないが、他県のエリアにも出場できるようになった。受付時間に会場を見わたすと、確かにちらほらと他県から遠征してきたと思われる選手を見かけた。
 しかし、決勝まで勝ち残った遠征勢となると数は格段に少なくなる。
実際、今まで行われてきた北陸・九州・北海道・中四国Aブロックはすべて、そのエリアが地元の選手が優勝を手にしている。

 だが、は、北九州・福岡からの遠征勢にしてここまで勝ちあがってきた。彼の使用するデッキは『火水ジョーカーズミッツァイル』
一方のてらりあは地元岡山のプレイヤー。使用デッキは『火水自然ジョーカーズ』だ。
遠征勢である福岡の棗に対し、地元、岡山のエリアを死守するために、てらりあが最後の関門となっているこの構図。

 無論、双方この舞台まで残った時点で、この日、ここまでは、実力も、運も、兼ね備えているのは明白だろう。

 最後に立つのは1人だけ。


 2日間にわたるこの中四国エリア、正真正銘最後の決戦が始まった。



先攻:棗

 互いに様子見となった1ターン目。

 2ターン目が終わると、棗の場には《花美師ハナコ》、一方のてらりあの場には《タイク・タイソンズ》が。


 3ターン目に棗は《Wave All ウェイボール》を場に送り出し、さらに残った1マナで《ザババン・ジョーカーズ》を唱え、GR召喚。
《ツタンメカーネン》が追加で場に出て、互いに1ドローを行う。

 『火水ジョーカーズミッツァイル』は《“魔神轟怒”万軍投》から《夢のジョー星》を中継し、《BAKUOOON・ミッツァイル》まで繋げることをメインのプランに据えているデッキだ。
そのため、《メラメラ・ジョーカーズ》《ザババン・ジョーカーズ》といったルーター呪文をフルに採用するという、ある種コンボデッキの性質を持っていることから、山札を掘り進めれば掘り進めるほど、勝ちに近づくといっても過言ではない。


 対するてらりあは、次のターン≪7777777≫を唱えることで棗の山札から捲られた2コストを選択。それにより、棗の《花美師ハナコ》《Wave All ウェイボール》がボトムに送られてしまう。

 何とか、《Wave All ウェイボール》によるGR増殖を止めたように見えたかに思えたが、棗は、やはり「持っていた」


 次ターン、《“魔神轟怒”万軍投》を、手札を捨てて軽減しつつ唱えると、《ジェイ-SHOCKER》2体と《パッパラパーリ騎士》が。

 さらに盤面の《ツタンメカーネン》と合わせて計4体のジョーカーズクリーチャーをタップし《夢のジョー星》を唱えると……もう止まらない。


1マナで《BAKUOOON・ミッツァイル》が着弾、そこからさらにGR召喚の連鎖、連鎖、連鎖……

 最終的な盤面には《無限合体 ダンダルダBB》2体に加え、《ゴッド・ガヨンダム》《全能ゼンノー》が並ぶ。


 《無限合体 ダンダルダBB》の攻撃。「Jトルネード」をして、手札から唱えられたのは≪「本日のラッキーナンバー!」≫。宣言は「3」だ。


 1枚目のシールドブレイク。
 ここで、てらりあは苦悶の表情を浮かべる。


 そう、そのシールドこそ、今しがた封殺された≪7777777≫だったのだ。

 続く2体目の《無限合体 ダンダルダBB》で、墓地の≪「本日のラッキーナンバー!」≫を唱えて「8」を宣言。
 てらりあのマナにある《バイナラドア》のコストだ。

 棗の残りのクリーチャーによる一斉攻撃。

 もう棗を止めるものはなにもなかった。



そうして、この日の、ひいては中四国エリア最後の戦いの勝者が決まった。


Winner:棗


 最後まで緻密なプレイングをし、ここぞという場面でほしいカードが引けることのできた棗。
この日、最も持っていたプレイヤーは、彼であることは疑いようがないだろう。

 詳しくは、優勝者インタビューで語ってもらったが、聞けば、棗、今日のほぼすべての試合を3ターン目、ないしは4ターン目に決着をつけたのだという。


てらりあ「あー負けたー! それ、もしかしてぎゃる男さんのリストですか?」

「そうですよ。本当に手になじみました…! マジで強いです」


 なんと棗の使用した『火水ジョーカーズミッツァイル』は、九州でも荒木。の使用したあの「九州のカリスマ」ことぎゃる男のリストだったのだ。

 ということは、同じ『火水ジョーカーズミッツァイル』のリストで、2エリアも制覇したことになる北九州勢。
ここまでくると、彼らの全国大会の躍進が楽しみでならない。


 さあ、実力も、運も、全て兼ね備えたプレイヤーひしめく全国大会で、北九州勢の名を、棗という男の名を、全国に轟かせよう。

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