全国大会2025 関東エリア予選 Bブロック:優勝者インタビュー
ライター:原田 武(たけじょー)
撮影:坂井 郁弥
この日、彼の通算スコアは10-0。無敗で予選を1位通過し、そのままの勢いで優勝を勝ち取ったばかりの彼にインタビューを行うことが出来た。--本日は宜しくお願い致します。まずはエリア予選優勝、そして全国大会出場、おめでとうございます!率直に今のお気持ちを聞かせてください。
表裏が見えないゆーき「まだあまり実感がないですね。普段は使いたいデッキを使いにCSに行く、くらいの感じなので」
--CSにはいつ頃から?
表裏が見えないゆーき「《絶望神サガ》の時期に復帰して競技に触れ始めたので、その頃からになります」--なるほど。使いたいデッキを使いに、というお話でしたが、エリア予選を目指されたのもそれがモチベーションだったのでしょうか。
表裏が見えないゆーき「もぐにんにんさん始め、2ブロックをよくやっている友達が何人かいて、その人たちに誘われて出始めた感じですね。あとは《真気楼と誠偽感の決断》、これが欲しくて(笑)」
--結果、無事獲得されたわけですね。店舗予選はどのくらい参加されたのですか?
表裏が見えないゆーき「全部で7回出ました。はじめは【闇単XENARCH】を試していたんですけど、《死神覇王 ブラックXENARCH》が殿堂入りして使えなくなってしまったんですね。そこで途中から【光水闇トリガービート】に乗り換えて権利を取って、今日ここに」--その【トリガービート】でそのままご優勝、お見事です。構築はご自身で?
表裏が見えないゆーき「誘ってくれた友達の一人、シン@nkgさんが元々光水闇でデッキを組んでいたんです。横で見ていて《~不死の黄昏司祭~》が強いな~と思ったのがきっかけで、それを軸にデッキを組みました」
「《~不死の黄昏司祭~》がいれば【火水闇アビス】とか【4cプレジール】といった絶対に手札を切って動く対面に付け込めるかなと思いまして。相手の《~世紀末の善悪~》にも反応できるのも嬉しいですね」--実際、決勝では【火水闇アビス】を相手に時間を稼いでくれていました。
表裏が見えないゆーき「あとは《~世紀末の善悪~》が強い。相手に《真気楼と誠偽感の決断》を抱えさせない動きができるというか、先にマナに埋めたり、自分から捨てることを強要できるのが面白いです」
--構築の甲斐あっての全勝だったかと思います。逆に、苦しい試合などはありましたか。
表裏が見えないゆーき「【火光自然サムライ】相手に《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》で時間を稼いだ試合があったんですが、《MATATA-美吾罪261》で取られていたらかなり負けでしたね。後手だったので」と、ここでカメラマンが到着。トロフィーショットの撮影を挟む。はじめは緊張した面持ちだったものの、「もっと笑って!」と促されるとはにかむような笑顔を見せてくれた。
--改めてどうでしょう、優勝した実感は湧いてきましたか。表裏が見えないゆーき「……いや、まだないですね(笑)。こういう大舞台でデュエマするのもそうですし、それを誰かに見られるというのも経験がないので」
--全国大会は最高の大舞台ですからね。全国のプレイヤーから注目されると思いますよ。では最後に、意気込みを一言お願いします。
表裏が見えないゆーき「今日はとても楽しめたので、全国も楽しんでいきます!」
--最後までありがとうございました。
トロフィーを手に会場を出ると、仲間たちによる出迎えが待っていた。おめでとう!表裏が見えないゆーき!全国大会も全力で楽しんでほしい。
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