デュエル・マスターズ

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DMGP3rd 3位決定戦:イーレ vs. でゐ

ここまで 《ボルシャック・NEX》《凰翔竜機バルキリー・ルピア》 を呼び出し、更に 《凰翔竜機バルキリー・ルピア》 の能力で 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 をサーチし、革命チェンジまで繋げるという画期的なコンボを軸に据えたデッキを使ってきたイーレ氏。

対するでゐ氏は様々なドラゴンを高速で踏み倒す 《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》 を軸に据えたドラゴン・キューブで3位決定戦までたどり着いた。『デュエル・マスターズ』を象徴するシンボルの一つであるドラゴンを派手に使う二人の激闘が始まろうとしている。

これが運命の分かれ目になるのか、ジャンケンの結果はイーレ氏の先攻でデュエマ・スタート!!

Game 1



イーレ氏は先攻3ターン目の 《コッコ・ルピア》 からでゐ氏のデッキを機能不全にさせる 《メガ・マナロック・ドラゴン》 を召喚!

この時点ででゐ氏のマナゾーンは 《青寂の精霊龍 カーネル》 《百族の長 プチョヘンザ》 《恐・龍覇 サソリスレイジ》 だったので、光水自然とそれぞれ指定されフリーズさせられてしまう。

こうしてでゐ氏が何もできないうちにと、イーレ氏は 《コッコ・ルピア》 の上に 《凰翔竜機バルキリー・ルピア》 を進化させると、その能力で 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 確保する。しかし、まずは相手の足止めをするために《メガ・マナロック・ドラゴン》 で再び3枚のマナを封じる。

この攻撃でのWブレイクででゐ氏は 《フェアリー・ライフ》《青寂の精霊龍 カーネル》 をトリガーして、光明を見出すかに思えたが 《メガ・マナロック・ドラゴン》 の拘束力は未だに健在だったので、マナチャージをすることしかできなかった。

攻め手を緩めないイーレ氏、再び 《メガ・マナロック・ドラゴン》 でマナを縛り攻撃すると今度はトリガーが飛び出してこなかったので、先ほど 《青寂の精霊龍 カーネル》 のトリガーで攻撃を封じられていた 《凰翔竜機バルキリー・ルピア》 を今度こそ 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 へと革命チェンジさせると、ファイナル革命チェンジの能力を誘発させながらでゐ氏の最後のシールドをブレイク!

これもトリガーではなく、窮地を迎えてしまう。

この絶望的な状況からでゐ氏の 《青寂の精霊龍 カーネル》《時の法皇 ミラダンテⅫ》 へと攻撃!そして戦況を変える 《百族の長 プチョヘンザ》 の革命チェンジで盤面を一掃したのだった!!

あと一歩のところでクリーチャーが全てマナに送られてしまったイーレ氏、それでも相手のシールドはもうないので 《音階の精霊龍 コルティオール》 を召喚してダイレクト・アタックを狙う。

それをでゐ氏は許すわけにはいかず 《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》ですぐさまマナへ送る。

次のターン、イーレ氏は引いてきた 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 を召喚、革命チェンジができなくてもバトルゾーンに出た時の能力はあるために手札から《超次元シャイニー・ホール》 を使い、でゐ氏の 《百族の長 プチョヘンザ》を超次元ゾーンからの 《勝利のプリンプリン》 で抑える。

でゐ氏は再びの 《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》 で時の法皇 ミラダンテXII》をマナへと押し込め、さらには 《百族の長 プチョヘンザ》 の影響でタップ状態でしかバトルゾーンに出られなかった 《勝利のプリンプリン》 を前のターンに召喚していた方の 《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》 で攻撃する。

そろそろ力尽きたか?と思えたイーレ氏であったが 《コッコ・ルピア》 を召喚しすぐさま 《凰翔竜機バルキリー・ルピア》 に召喚させると 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 を三度抱え込む。

しかし 《百族の長 プチョヘンザ》 が盤面に鎮座している限りは革命チェンジをすることは非常に困難である、それに加えてでゐ氏の巨大なドラゴンは毎ターン数を増やしていくので、イーレ氏に残された時間は少なくなってきている。

でゐ氏としてもシールドが0枚のままで相手にターンを返したくないので 《百族の長 プチョヘンザ》 がイーレ氏の頭を抑えているうちに勝負を決めたいところだ。

《恐・龍覇 サソリスレイジ》《爆熱剣 バトライ刃》 を装備させると 《凰翔竜機バルキリー・ルピア》《百族の長 プチョヘンザ》 で踏み潰しターンエンド。 《爆熱剣 バトライ刃》《恐・龍覇 サソリスレイジ》 を離れ《爆熱天守 バトライ閣》 へと展開する。

遂に、動きの止まったイーレ氏が何できずにターンを終えると 《真・龍覇 ヘブンズロージア》 の召喚から ≪聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル≫ を呼び出すことで 《爆熱天守 バトライ閣》 を ≪爆熱DX バトライ武神≫ に龍解させる!

≪爆熱DX バトライ武神≫ が攻撃すると山札の上から 《ニコル・ボーラス》も戦線へと追加されてイーレ氏は手札を全て失い、いよいよシールドにも手が掛けられる!

せめてもの抵抗とトリガーから 《音階の精霊龍 コルティオール》 で ≪聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル≫ をタップさせて、残りのドラゴン軍団のアタックを甘んじて受けるのかと思いきや、Tブレイク最後の1枚で見えたのは《ボルメテウス・ホワイト・フレア》

これまでの戦いで何度もイーレ氏を窮地から救ってきたトリガーがここでも駆け付ける!!

こうしてダイレクト・アタックできるクリーチャーを確保しながら再びターンを迎えることがイーレ氏は 《音階の精霊龍 コルティオール》《百族の長 プチョヘンザ》 へと革命チェンジさせると、ダイレクト・アタックが決まるのであった!!

今日のMVPだと語っていた 《ボルメテウス・ホワイト・フレア》 にまたもや助けられたイーレ氏。苦しい場面を返し、まずは3位に王手。

イーレ 1-0 でゐ

Game 2


続いてGame 2はでゐ氏の先攻。
3本目までの望みを繋ぐためにと3ターン目に唱えた 《フェアリー・ミラクル》 で一気に2ブーストを果たすと、イーレ氏のロケットスタートである 《スクランブル・チェンジ》 から 《ボルシャック・NEX》《凰翔竜機バルキリー・ルピア》《時の法皇 ミラダンテⅫ》 と流れるようなコンボを《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》で軽くいなす!

《時の法皇 ミラダンテⅫ》 の能力で 《超次元シャイニー・ホール》 を使いさらに超次元ゾーンから 《時空の英雄アンタッチャブル》《ウコン・ピッピー》 を呼び出していたイーレ氏の追撃を許すまじと 《恐・龍覇 サソリスレイジ》 から 《恐龍界樹 ジュダイオウ》 を設置する。

攻撃できなくなってしまった超次元クリーチャーたちだが 《ウコン・ピッピー》《凰翔竜機バルキリー・ルピア》 へと進化し、ここではでゐ氏のドラゴンたちを一掃すべく 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 ではなく 《百族の長 プチョヘンザ》 を探し出す。

その筈であったが、様子がおかしい。

イーレ氏は山札を何度も確認するが、その中には 《百族の長 プチョヘンザ》は不在であった。仕方がなくイーレ氏は 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 をかわりに手札に加えてすぐさま革命チェンジするとともにでゐ氏のシールドをブレイク。

これが最後の抵抗となってしまったイーレ氏は返しのターンで 《百族の長 プチョヘンザ》 更に返しのターンでは 《勝利宣言 鬼丸「覇」》 とでゐ氏のいいように動かれてしまい、再びターンが戻ってくることはなかったのであった。

イーレ 1-1 でゐ

でゐ氏が意地を見せ勝負は3ゲーム目まで縺れ込んだ。

Game 3


最後はイーレ氏の先攻。

二人にとっては本日最後のゲーム。最後の最後でより高い順位へと羽ばたけるのはどちらのプレイヤーなのか?

最初に動いたイーレ氏は 《ロジック・スパーク》 を使って山札の中から 《スクランブル・チェンジ》 を手札に加えると、次のターンに 《スクランブル・チェンジ》《ボルシャック・NEX》 をバトルゾーンに送り込む。
そうしてイーレ氏を本日何度も勝利へと導いたビクトリー・ロードとも例えるべく軌跡である 《ボルシャック・NEX》《凰翔竜機バルキリー・ルピア》《時の法皇 ミラダンテⅫ》 のコンボが決まる!

駄目押しと言わんばかりに追加で 《超次元シャイニー・ホール》 から《時空の英雄アンタッチャブル》《ウコン・ピッピー》 を引き連れてきた!

《時の法皇 ミラダンテⅫ》 のTブレイクをトリガーで返せなかったでゐ氏はそれでもまだ最後の2枚のトリガーを信じターンを終える。

先ほど革命チェンジで手札に戻っていった 《凰翔竜機バルキリー・ルピア》 が今度は 《ウコン・ピッピー》 の上に進化して2枚目の 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 がイーレ氏の手札に加わると、次はバトルゾーンの 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 と入れ替わる!

でゐ氏は 《ドンドン吸い込むナウ》 をトリガーし逆転への足掛かりにするが1枚のトリガーだけで盤面を返せるほどイーレ氏の戦況は緩いものではなかった。

《時空の英雄アンタッチャブル》 のダイレクト・アタックとともにイーレ氏が歓喜の声をあげる!!

Winner:イーレ!

新弾である「世界は0だ!!ブラックアウト!!」が発売されて僅か2日後のGP3rdであったが、未開の新レジェンドである 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 を余すことなく使い倒すデッキは後にインパクトを与えるであろうことがこの戦績からも予想できる。

《ボルシャック・NEX》 を何度も 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 に変えたイーレ氏がセンセーショナルな3位入賞を果たしたのであった!

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