DMGP4th 準々決勝:とり vs. トゥルチ
2000人を超える超規模となったグランプリ4thも今や8人のみに絞られた。
今大会最大勢力となった 《超戦龍覇 モルトNEXT》 のデッキを操りここまで駆け上がってきたのはとり選手。
相対するのは今日の勝利を全て 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 のループで奪い取ってきたトゥルチ選手。
環境最強の矛と環境最強の永久機関。
果たしてどんな試合となるのか?
Game 13>
今大会最大勢力となった 《超戦龍覇 モルトNEXT》 のデッキを操りここまで駆け上がってきたのはとり選手。
相対するのは今日の勝利を全て 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 のループで奪い取ってきたトゥルチ選手。
環境最強の矛と環境最強の永久機関。
果たしてどんな試合となるのか?
Game 13>
じゃんけんの結果、トゥルチ選手の先攻でデュエマ・スタート!
最初に動いたのはとり選手で 《メンデルスゾーン》 を唱え公開された2枚の内《超戦龍覇 モルトNEXT》 がマナへ 《メンデルスゾーン》 が墓地へ置かれた。
対してのトゥルチ選手は 《桜風妖精ステップル》 の効果で山札の上から 《バロン・ゴーヤマ》 をマナゾーンに置く。
ここからマナチャージのみとなったとり選手のターンを経てトゥルチ選手は《龍覇 マリニャン》 を召喚して 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 を呼び出す。
5マナまで到達したとり選手は 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 の龍解を防ぐべく 《無双竜鬼ミツルギブースト》 を召喚。
これにより、バトルゾーンの 《桜風妖精ステップル》 とマナゾーンの 《龍覇 マリニャン》 を失い 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 の龍解も遠のいたトゥルチ選手だった。
ここでは 《雪精 ジャーベル》 からを 《雪精 ジャーベル》 に繋がり最後に《ベイB ジャック》 を手札に加えると次のターンに備えターン終了。
《無双竜鬼ミツルギブースト》 のマナ加速で 《桜風妖精ステップル》 をマナもろとも絡み取ったとり選手、待望の7マナから満を持して 《超戦龍覇 モルトNEXT》 !!
《闘将銀河城 ハートバーン》 を超次元ゾーンから設置すると強気の 《超戦龍覇 モルトNEXT》 アタック!!
《超戦龍覇 モルトNEXT》 から 《闘将銀河城 ハートバーン》 龍解、ダイレクトアタックまで、トゥルチ選手はそれただただ受け止めることしかできず、まずはとり選手が一本目に勝利。
とり 1-0 トゥルチ
Game 2
2本目は先ほどと対照的なゲームとなる。
とり選手のオープニングハンドにはマナ加速が1枚も無かったのだ!!
マナチャージのみでターンを終えるとり選手を尻目に毎ターン好き勝手に動くトゥルチ選手。
《龍覇 マリニャン》 の能力で呼び出した 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》の龍解が無事為されると 《S級原始 サンマッド》 2枚と《アラゴト・ムスビ》が回転運動を始めトゥルチ選手のリソースが膨れ上がっていく。
複雑怪奇に見えるこの自然単のループだが、クリーチャー召喚コストを減らすカード揃え 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 を介し《アラゴト・ムスビ》と 《S級原始 サンマッド》 を行き来させることによって各クリーチャーを任意の回数使えるようにする。
そうして最終的には 《曲芸メイド・リン・ララバイ》 と≪極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド≫を無限に出し入れし対戦相手のマナゾーンのカードだけを増やして山札切れにしてしまうのだ!!
話を試合の様子に戻すと、バトルゾーンに 《フィーバー・ナッツ》 が追加されると召喚コストを下げるカードが出そろい全てのカードを1マナで使える状態になったとり選手の真に好き勝手できる時間が始まる。
ループのキーカードである 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 を使ったやり取りで 《S級原始 サンマッド》 が複数枚バトルゾーンとマナゾーンと手札を行き来すると正確な動作でループへのルートを辿るトゥルチ選手。
これに為す術はないと、とり選手はループ入ったことを確認すると投了を選択し3本目に望みを託す。
とり 1-1 トゥルチ
Game 3
2ターン目 《メンデルスゾーン》 から2ブーストを決め前の試合とは一転、好調なスタートを見せるとり選手。
対してトゥルチ選手も 《桜風妖精ステップル》 でマナ加速をするのだが、ここは 《無双竜鬼ミツルギブースト》 で阻害され、元の木阿弥となる。
こうして、相手の展開を阻害しつつもマナ加速をしたとり選手。
次のターンに7マナ揃い 《超戦龍覇 モルトNEXT》 を召喚できるのか?と思いきやもう片方の手札は 《無双竜鬼ミツルギブースト》 なので、アンタップで置ける単色のカードが欲しい。
しかしここでのドローは無慈悲にも 《リュウセイ・ジ・アース》 であった。
こうなってしまっては仕方ないので 《リュウセイ・ジ・アース》 を召喚すると山札の上から手札に来たのは 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 !!
《リュウセイ・ジ・アース》 で攻撃、そして 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 へ革命チェンジ!
ファイナル革命の効果で再び 《リュウセイ・ジ・アース》 を出すとT・ブレイク、W・ブレイクとシールド割っていく。
この5枚のブレイクでトゥルチ選手が行えた行動は 《天真妖精オチャッピィ》をS・バックしたのみ。
しかし、大量の手札をシールドから手に入れたトゥルチ選手は 《フィーバー・ナッツ》 2体と 《ベイB ジャック》 を召喚しフィーバー・タイムに入る!!
そしてここに 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 が加わり駄目押しの 《フィーバー・ナッツ》 が加わると既にマナに 《アラゴト・ムスビ》 が置かれているので、残すは 《S級原始 サンマッド》 を探し当てるのみとなる。
ここでおもむろに打った 《トレジャー・マップ》 から 《S級原始 サンマッド》 を探し当てると、リソースにまだ余裕があるので 《天真妖精オチャッピィ》 を再利用する。
そう、墓地には先ほど 《桜風妖精ステップル》 の効果で破壊された 《S級原始 サンマッド》 の姿が……!
こうして 《S級原始 サンマッド》 が2枚使える状態になると万事休す。
数々の手順を経てループに入ったのを確認すると、とり選手は投了を告げたのであった。
とり 1-2 トゥルチ
Winner:トゥルチ!!
ベスト8に5人もの人間を送り込んだ最大勢力の 《超戦龍覇 モルトNEXT》 を退けまずは一勝。
トゥルチ選手、優勝まで残り2勝もループ・コンボを決め続けることができるのか!?乞うご期待!!
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