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DMGP4th 3位決定戦:にいな vs.トゥルチ

3位を決定するために2人の選手がフィーチャーエリアで対面する。

《超戦龍覇 モルトNEXT》 と共にここまでたどり着いたにいな選手。

そしてもう一方は 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 とここまでたどり着いたトゥルチ選手。

お互いに優勝への道は断たれたが、残された試合はある。

お互いにより高みへと昇るため、最後の試合へと臨む。

直前の負けなど気にしている余裕はない。

より多くの勝ち星を自分の骨と肉とするためにデュエマ・スタート。

Game 1


相手にいつ必殺の一撃をお見舞いされるかわからないトゥルチ選手は少しでも自分の時間の多い先攻を得る。

そして先攻の利を活かして相手がマナ加速しか行わない準備期間の内にと 《ベイB ジャック》 をタップ状態で召喚する。

いくらタップされた状態とはいえにいな選手は最序盤にこのクリーチャーを対処することができない。

それどころか手札の状態が芳しくないのか2ターン目に 《メンデルスゾーン》をマナチャージ。

ドラゴンの少ない手札なのか?今後の展開に暗雲が立ち込める。

一方トゥルチ選手は順調に 《雪精 ジャーベル》 の効果で《アラゴト・ムスビ》を入手。そして召喚した 《雪精 ジャーベル》 をすぐさま 《ベイB ジャック》 の能力でタップさせると 《トレジャー・マップ》 をプレイ。

山札の上から探し当てた財宝は 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 だった!!

殿堂入りしてしまった貴重なキーパーツを手に入れ順調といったところか。

にいな選手もこの展開に追いつかんと 《フェアリーの火の子祭》 でマナを増やしターンを終える。

トゥルチ選手はここではまずループ・コンボの下準備として重要な 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 を用意すべく 《龍覇 マリニャン》 を召喚。

この 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 が龍解できると 《フィーバー・ナッツ》 2体分の働きをしてくれるので、このままにいな選手にはゆっくりして頂きたいところだ。
にいな選手は自分のターンに入るとまずはマナチャージで5マナに到達。

ここでは 《メガ・マグマ・ドラゴン》 が飛び出すのか?はたまた 《無双竜鬼ミツルギブースト》 なのか?

しかし、寝かされたマナの数は3枚。そう 《スクランブル・チェンジ》 だ!!

そして飛び出してきたカードは 《超戦龍覇 モルトNEXT》 !!

マナには2ターン目に置かれた 《メンデルスゾーン》 があるので龍マナ武装は達成していないものの 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》 を装備。

《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》 の効果で 《龍覇 マリニャン》 とのバトルが発生し 《龍覇 マリニャン》 は破壊される。

そして 《スクランブル・チェンジ》 の恩恵を受けた 《超戦龍覇 モルトNEXT》《ベイB ジャック》 へ突撃!!

こうして 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》 の龍解条件が一瞬で満たされ ≪勝利の覇闘 ガイラオウ≫ 降臨!!

≪勝利の覇闘 ガイラオウ≫ は元からスピードアタッカーなので 《雪精 ジャーベル》 へ向かい、これをすぐさま粉砕!!


こうして一瞬にして戦況が変化し一気ににいな選手のペースに!!

と、思われのだが後続のクリーチャーに 《リュウセイ・ジ・アース》 しか用意できなかったため、下手に攻撃して相手に手札を渡してしまうことを良しとせず慎重にターンエンド。


こうして無事?無傷で渡ってきたターンだが、ここでは狙いすませたかのようにトゥルチ選手が電光石火の手さばきで 《フィーバー・ナッツ》 から 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 召喚!!

一瞬にしてクリーチャーのマナコストが2軽減され、マナからもクリーチャーが召喚できるようになったのだ!!

ここから矢継ぎ早に 《カブラ・カターブラ》 《フィーバー・ナッツ》 《曲芸メイド・リン・ララバイ》 《雪精 ジャーベル》 《S級原始 サンマッド》 と連鎖させて行き 《バロン・ゴーヤマ》 が2枚目の 《S級原始 サンマッド》 を呼び寄せる。

こうしてエンジン始動の準備が整いループが次々と確立されていくとトゥルチ選手が無限に 《曲芸メイド・リン・ララバイ》 を出すことができ、無限に《革命の巨石》 で山札が維持できると証明しにいな選手もこれを把握し投了を選択したのであった。

トゥルチ 1-0 にいな

Game 2


今度は先攻なので前のようにはいかないぞ、とにいな選手は2ターン目 《メンデルスゾーン》 で2ブースト!!

まずは一本取り返そうという気迫が伝わるプレイを見せる!!

トゥルチ選手は2ターン目初動ながらも 《未来設計図》 で山札の上から早速《蛇手の親分ゴエモンキー!》 を手札に加え勢いは収まっていない様子をみせる。

にいな選手はマナチャージから 《無双竜鬼ミツルギブースト》 を召喚。

これをすぐさまマナゾーンに送ることで次のターンに7マナ揃うぞとプレッシャーをかけながらトゥルチ選手にターンを渡す。

ここでマナチャージをしてやっとトゥルチ選手のマナは3枚、対してにいな選手は6枚と周回差をつけている。

トゥルチ選手は 《雪精 ジャーベル》 を召喚し能力で 《桜風妖精ステップル》 を手札に加えターンエンドするが果たして次のターンは訪れるのか!?

ここでにいな選手が取った行動は 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 をマナチャージして……エンド!!

潔く良く差し出されたターンに戸惑いながらも 《雪精 ジャーベル》 と4マナの状態ではさすがにコンボへは向かえず逡巡の後にマナチャージしてターンエンド。

こうして嵐の前の静けさのようなやり取りが行われ、7マナがオープンになったにいな選手が召喚したのは…… 《メガ・マグマ・ドラゴン》 !!

こうして召喚されたドラゴンは 《雪精 ジャーベル》 を焼き払ったのだがターンはここで終わり。

再び回ってきたトゥルチ選手のターン。

ここでマナはある程度揃ったもののバトルゾーンのクリーチャーが焼き払われた後なので派手には動けいなのか 《桜風妖精ステップル》 を召喚してマナ加速をしてターンエンド。

お互いに目立った動きのないターンが続く中、そろそろ状況が動くカードを引くだろうとにいな選手が山札から引いたカードは…… 《リュウセイ・ジ・アース》 !?

ひとまずはこの 《リュウセイ・ジ・アース》 を召喚し、再び山札の上に期待をかけ覗き込む。

そうして確認したカードが音速でにいな選手の手中に収まる!!

《桜風妖精ステップル》《》 の封印の効果で破壊し、マナも巻き込んだ後で 《メガ・マグマ・ドラゴン》 が攻撃し革命チェンジ、そう彼が手にしたのは 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 だ!!

革命ファイナルの効果でバトルゾーンに2体目の 《リュウセイ・ジ・アース》が加わるとまずはT・ブレイク!!

そして 《リュウセイ・ジ・アース》 のW・ブレイク!!

さらに 《リュウセイ・ジ・アース》 のダイレクト・アタック!!

しかし!!ここでトゥルチ選手が 《革命の巨石》 で待ったをかける!!

この動作に祈りなどなく、強い意志の力とともにトゥルチ選手は山札の上から《天真妖精オチャッピィ》 を公開しダイレクト・アタックを阻止!!

にいな選手の決死の特攻に耐えきったトゥルチ選手だが、これはまだ第一関門突破に過ぎない。

一番肝心なのは渡されたこのターンでゲームを終わらせられるかどうかなのだ。

しかしバトルゾーンにはクリーチャーがいないままなので6マナしか用意されていない状態でどう動くのか!?

スタートは 《トレジャー・マップ》 からだった。

山札の内から手に加えた財宝は 《ベイB ジャック》
そして《フィーバー・ナッツ》召喚から 《ベイB ジャック》 《桜風妖精ステップル》 《フィーバー・ナッツ》 《フィーバー・ナッツ》 と繋げ 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 を召喚!!!

あっという間に 《S級原始 サンマッド》 以外のループ・コンボのスタートパーツを揃えたのだ!!

そして 《雪精 ジャーベル》 が何度か召喚され1枚目の 《S級原始 サンマッド》 2枚目の 《S級原始 サンマッド》 を用意する 《バロン・ゴーヤマ》 と手札に加わる。

こうなるともう止まらない。

約3か月に渡ってこのアーキタイプを練習し続け、今日一日全ての勝利をループで決めたトゥルチ選手が手順を誤る訳がない。

こうして最後のキーパーツ 《曲芸メイド・リン・ララバイ》 がバトルゾーンに揃い、ループが完成したのを見届けてにいな選手は投了を宣言したのだった。

Winner:トゥルチ!!

DMGP2ndから10か月ぶりとなるDMGP4thのベスト8にトゥルチ選手は再び到達した。

2度のDMGPベスト8進出。

比べるのは野暮なことかもしれないのだが現在の方がより強い自分である、という証明材料は沢山用意できるだろう。

そういった証明をするために彼はループ・コンボを使い、それに 《蛇手の親分ゴエモンキー!》 とその仲間たちが応えた。

その結果再び得た快挙を胸に次回DMGP5thで彼が……延いては、にいな選手や頂を垣間見たプレイヤーがどういった活躍を見せるのか?

そんなことに期待しながら、筆を置くことにしよう。

改めて、おめでとうトゥルチ選手!!

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