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DMGP6th デッキテク:チーム「スタープレイヤー藤木」『白緑成長ミラダンテ』

新弾発売後、1ヶ月が経っただろうか。
新規カードの研究も一通り進んだところで開催されたDMGP6th。

こういうタイミングでこそ、今まで意識されていなかったデッキがメタゲームに食い込んでくる。

そして当日、筆者の知る強豪プレイヤーたちの間でシェアを増やしていたデッキを発見。
それが『成長ミラダンテ』である。

しかも1つの調整チームによるシェアデッキではない。
原一派周辺の関東勢、Mystic Plant周辺の関西勢によって使用されており、非常に興味深い結果となった。

その一人である「スタープレイヤー藤木」の一員、Mystic Plantリーダーであるぎらさきの構築を見ながら考察していこう。

ポイント1.『成長ミラダンテ』の強み

『成長ミラダンテ』の強みといえば、早い段階から理不尽を押し付けるデッキパワー、そしてその安定性にある。

11~12枚積まれた1コストを引き。
8枚のサーチカードを使い、5コストのチェンジ先、《時の法皇 ミラダンテXII》を手札に揃える。あわせて《ファイナル・ストップ》も使うことで相手に何もさせない。
こんな夢物語のようなゲームプランが、想像以上に決まる安定性。

ということに構築が特化されることによって、特に先攻時にはほぼ全てのデッキに勝ちきれることが魅力。

ぎらさきがこのアーキタイプを使用した理由は、このアーキタイプの安定性にあるという。
負けるときはコロッと負けるものの、3人チーム戦ということで隣に託すことができ、混沌としたメタゲームにも対応可能。
チーム事情の兼ね合いなど他にも理由があったようだが、合理的な選択と言える。

ポイント2.《ワ・タンポ-ポ・タンク》《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の採用

今まで鳴りを潜めていたこのデッキタイプ、なんと新弾で大幅に強化されている。
大きな要素である下記2枚を考察していこう。

《ワ・タンポ-ポ・タンク》
かねてより『成長ミラダンテ』には天敵となるカードが存在する。

コイツだ。DM史上最強メタカード。
従来の『成長ミラダンテ』はこのカードに代表される踏み倒しメタに対応することができず、自分のプランを崩されるとどうすることもできなかった。

が、ついに《異端流し オニカマス》に触れるカードが登場。
それが《ワ・タンポ-ポ・タンク》だ。

マッハファイター能力により、5コストチェンジ元さえ用意すれば《異端流し オニカマス》を除去しながら即《時の法皇 ミラダンテXII》に繋げることが可能。
自身を革命チェンジで使いまわすという芸当もできる、小回りの効くカードだ。
1コストのキャストが必要不可欠なこのデッキにおいて、緑単色カードとしてマナに置けることも見逃せないポイントだ。

《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》
すげえ! 《ファイナル・ストップ》が使いやすくなった!
1番の長所は《未来設計図》でサーチできること。ストップ呪文が絡んだフィニッシュがかなり安定するように。

また、2ターン目に≪奇石 ミクセル≫として出すという運用方法もしばしば。
自身を革命チェンジで戻せば≪ジャミング・チャフ≫として再利用することもでき、序盤から終盤まで腐りにくいカードだ。

3.《一族 ダママ》の採用

筆者が予選ラウンド中に、構築をシェアしているチーム「MysticPlant」の試合を見に行ってみると……

《一族 ミア・ダママ》じゃなくてこっちがマナにいた。かわいい。
え? なんで入ってんだこれ。《一族 ミア・ダママ》のプロキシカードちゃうんか?

ということでぎらさきに理由を聞いてみると、もちろん《一族 ミア・ダママ》のプロキシなどではなく。
《ワ・タンポ-ポ・タンク》では除去できない《洗脳センノー》をタップキルできるからだという。

同様の役割は《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》《いのししとう》でも行える。
それら新規カードを差し置いて《一族 ダママ》が採用された1番の理由は多色であること。
つまり、《次元の霊峰》でサーチできる。これにより、少ないスロットで《洗脳センノー》を対策することができるのだ。
今回多くの『成長ミラダンテ』が出場していたが、このカードはぎらさき独自のチューン。初見殺しとしてうまく機能したようだ。


所感


DMGP6thのような混沌とした環境にマッチ、メタカードへの対応力も上がった『成長ミラダンテ』。ぎらさきや他のプレイヤーが選択したデッキとしては合点がいった。

だが筆者の予想だと、GP終了後は数を増やすものの、その後は徐々に数を減らしていくと思われる。

去年の夏頃にも『成長ミラダンテ』が流行ったことがある。
が、その後一定期間を過ぎるとメタの変遷と共に数を減らし、気付けば環境からぱったり姿を消してしまったのだ。
下ブレたときがとことん弱く、個人戦を安定して勝ち切るほどのデッキパワーが無いことが要因だろう。
恐らく今回も同じパターンになるだろう、と予想している。新規カードの強化があったとはいえ、その点は解消されていない。


……が、混沌とした環境になれば「先攻を取ってちゃんと回れば全部のデッキに勝てる」強さを発揮するのがこのデッキの恐ろしいところ。
忘れたころに魔法の数字「1→5→8」が聞こえてくるかもしれない。今回のGPのように。
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