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DMGP7th Round 4:Vのもれ vs. ゴリ


2,000人を超えるデュエマプレイヤー達が終結したグランプリ7th。

フィーチャーテーブルに登場したのはDMPランキング奈良県8位の「ゴリ」、そして同じく京都府71位の「Vのもれ」

どうやら互いに既知の間柄らしく、談笑しつつゲームの準備を進めている。

しかし、二人の真剣な眼差しからは勝負にかける熱い想いが伝わってくる。

全勝のまま予選ラウンド前半を折り返すのは果たしてどちらか。

白熱の予選ラウンド、第4試合の模様をお届けしよう。

「最初はグー!!ジャンケンポン!!!」

非常に元気の良いかけ声で行われたじゃんけんの結果、先攻を得たのはVのもれ。

《集器医 ランプ》をマナにセットしてターンを返すと、この時点でVのもれが今回のGPに持ち込んだデッキが『グスタフループ』であることがほぼ判明する。

ちなみに、対するゴリの使用するデッキは『サバキZサッヴァーク†』である。
これを踏まえ、先に『グスタフループ』対『サバキZサッヴァーク†』との関係性について説明をさせて頂くと、この両デッキのマッチアップは一般的には『グスタフループ』が有利であると言われている。

『“轟轟轟”ブランド』や『赤ジョーカーズ』といった、相手のシールドをブレイクした上でダイレクトアタックを狙うような直線的なデッキに対して、シールドを自在に操る『サバキZサッヴァーク†』は安定した勝率を誇る。

しかし、《水上第九院 シャコガイル》によるエクストラウィンを勝手段に据えた『グスタフループ』には、そのシールドによる防御力が通用しないのだ。

さて、戦いに目を戻すとしよう。

先に動いたのはゴリ。

2ターン目《憤怒スル破面ノ裁キ》、3ターン目《剣参ノ裁キ》と表向きのシールドを確保しつつ自身の手札を整えてゆく。

これに対するVのもれは、後手3ターン目に《サイバー・チューン》を使用し《阿修羅サソリムカデ》を墓地に落としてターンエンドするが、4ターン目にはマナをセットするのみで特にアクションも無くターンを返す。

再びターンが戻ってきたゴリの後手4ターン目。

このゲーム2枚目となる《憤怒スル破面ノ裁キ》を使用した後、手札にあった≪奇石 ミクセル≫を盤面に展開しターンエンド。しかし、これにはすかさずVのもれが《堕魔 ドゥポイズ》で除去する。

そして迎えたゴリの後手5ターン目。

《転生ノ正裁Z》を使用し、「サバキZ」の能力によって《煌メク聖戦 絶十》を場に登場させる。

さらに《転生ノ正裁Z》《煌メク聖戦 絶十》の効果によって合計2枚のカードがシールドゾーンに置かれたため、次に使用される光のカードのコストが最大6コスト(!)軽減される事となる。

これにより、手札にある2枚目の≪奇石 ミクセル≫の呪文側の効果である≪ジャミング・チャフ≫をわずか1マナで使用し、返しのターンの《戒王の封》を封じた状態でターンを返す事に成功する。

盤面にプレッシャーをかけつつ相手の行動を制限してみせた、ゴリの好プレイだ。

しかし、これに対してのVのもれ、《集器医 ランプ》という回答を用いて《煌メク聖戦 絶十》を除去してみせると、迎えた次のターンに満を持しての《戒王の封》!!

これにより、《阿修羅サソリムカデ》が場に、そしてそこから更に2体目の《阿修羅サソリムカデ》《堕魔 ドゥポイズ》登場し……Vのもれの無限墓地肥し&リアニメイトが完成した!!

最終的にVのもれの盤面には《水上第九院 シャコガイル》《終末の時計 ザ・クロック》が現れ……エクストラウィンを決めてみせた!!

WINNER:Vのもれ

試合終了後、対戦した両者それぞれにインタビューを行う事ができた。

まず、健闘したものの惜しくも敗れてしまったゴリに話を伺ったところ、やはり対『グスタフループ』は不利な相手であると認識していたようで、出来れば当たりたくなかったという話を聞く事ができた。

そもそも、今回のグランプリにおいて仮想敵としていたのは『“轟轟轟”ブランド』や『赤ジョーカーズ』といった攻撃的なデッキタイプであり、『グスタフループ』は絶対数がそもそも少ないデッキタイプであるという認識だったそうだ。
実際、デッキブレイクダウンの結果を見ると『ムカデループ』デッキを使用したプレイヤーは128人中僅かに2名であり、ゴリの今大会に対する認識は決して間違ったものでは無かったと言えるだろう。

しかし、その予想を上回る選択を行ってみせたのがVのもれであり、そのVのもれにフィーチャーテーブルで遭遇してしまった事は不運であったと言わざるを得ないだろう。

「今までグランプリで最後まで戦い抜いた事が無いので、今日は最後まで戦って終わりたいと思います!」

敗北を喫した直後ながらも笑顔で語ってくれたゴリの、今後の健闘に期待しよう。

そしてそんな中、Vのもれが、配信卓の勝利者インタビューから戻ってきた。

Vのもれには今回のデッキを使用した理由を第一に伺ったところ、

「そもそも用意できるデッキが『グスタフループ』と『“轟轟轟”ブランド』の2つしかなかったんです。」
「直前のCSで『“轟轟轟”ブランド』を使ったんですが、0-3しちゃって(笑)消去法です。」

予想に反して消極的な理由が帰ってきた。

しかし、これまで長く遊んできたであろう殿堂レギュレーションのデッキとは大きく異なるデッキを、今回のGPに合わせていくつも用意することは容易ではないという事情もあるのだろうか……等と思っていたら、Vのもれの口から以下のように付け加えられた。

「……ですが、『ジョーカーズ』が減るだろう、という感触もありました。また、上位メタを占めてくるであろう『“轟轟轟”ブランド』への対策として《堕魔 ザンバリー》を2枚と《撃髄医 スパイナー》3枚をそれぞれ積んでいます。《堕魔 ザンバリー》は手札に引いてしまったコンボパーツを墓地に落とす役割も持てる為、デッキにも噛み合っています。」

そう、Vのもれは限られた選択肢の中で、独自の視点を基に、最善の構築をもって今回のグランプリに臨んでいる事を説明してくれたのだ。

2,000人の参加者がいれば2,000通りの戦略がある、そんな事を今回の、二人の話を通して感じさせられた。

「ゴリ」と「Vのもれ」両者それぞれの、今後の健闘を期待したい。
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