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デュエル・マスターズ

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DMGP7th:アーティストサイン会


デュエル・マスターズのカードイラストを手がける3名のアーティストをお招きした、サイン会の模様をお届けします。
今回の来場アーティストは、boyaking先生、RUI MARUYAMA先生、96suke先生の3名です。
プレイマットやカードにサインを入れていただけるサイン会が午前と午後に1回ずつ、そして最後にオリジナルのイラストを描いていただけるスケッチ会が行なわれました。

サイン会第1部と第2部の間の時間をお借りし、3名のイラストレーターさんに簡単にインタビューさせていただきました。


boyaking先生

[主な作品]
《スーパー・デーモン・ハンド》
《蛇修羅コブラ》
《無明夜叉羅ムカデ 》
《マキシマム・ザ・ジョニー》
《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》
など

―― boyaking先生は、サイン会の際に1枚1枚コメントされていらっしゃいましたね。

boyaking「はい、せっかく交流ができるいい機会なので。プレイしている方の顔を見ることって普段あまりないですし、実際どんなカードが持ってこられるのか僕も楽しみにしていたところがあるので、『おっ、これですか』という感じでしたね」

―― どういったお話をされていたんですか?

boyaking「たとえば、《龍魂城閣 レッドゥル》っていうカードを持って来た方がけっこういらしたんですけど、だいぶ前のカードなので、『今でも使ってらっしゃるんですね』とか、昔の雑誌の付録のカードを持って来られた方に『懐かしいですね』とか、その当時の思い出とかを語らせていただきました」

―― デュエル・マスターズのお仕事はいつごろ始められたんですか?

boyaking「たぶん6、7年前だと思うんですけど、サイトに掲載していたイラスト……クリーチャーとかは全然描いてなくて、趣味でアップしていた二次創作のイラストとかなんですけど、それを見たデュエル・マスターズのアートディレクターの方に声をかけていただいたのがきっかけですね。我ながら、なんであのイラストからこの仕事が来たんだろうとは思いましたけど(笑)」

―― 今描かれてる絵は、けっこう怖そうだったり悪そうな感じですが……。

boyaking「そうですね、主人公が変わってからは比較的闇文明のカードを描かせていただくことが多くて。僕自身、ダークヒーローは嫌いじゃないので、いいなと思いながら描いてます」

―― そういったクリーチャー系を描くにあたっては、デュエマで新境地を切り開いた感じだった訳ですか。

boyaking「ぶっちゃけ、クリーチャーはそれまで描いたことがなかったので、本当にそうですね。だから最初の1、2年は今まで描いてたものから離れすぎないように、発注の際には『人型(クリーチャーのイラスト)をお願いします』って言ってたんですが、2、3年したら何でも描くようになって、そうするとやっぱり描いたこともないもののオーダーが来たりするので、毎回苦労しました(笑)。今ではクリーチャーの仕事のほうが多くて、人を描く仕事はほとんどないくらいです」

―― すごく幅が広がったんですね。デュエマのイラストを描くとき、特に気をつけていることは何でしょうか?

boyaking「最近は子供さんに気に入ってもらうというのが開発陣の総意としてあると思うので、『目』は大きく顔は目立つように……言い方が難しいんですけど、漫画っぽいというか、キャッチーな感じに。たとえば、体に対して顔が小さいほうがスタイルが良くなったり、目もはっきり描かないほうが絵としてカッコいいという場合もありますけど、デュエマでは『顔』、特に『目』が目立つのが大事っていうところはありますね」

―― そういうところが子供の心を掴む部分なんですね。今まで手がけてきた中で一番お気に入りの1枚というと、何になりますか?

boyaking《天罪堕将 アルカクラウン》は、初めてプレイマットにしていただいたり、かっこいい箔押しのパッケージにもしていただいて、すごくうれしかったですね」

―― サイン会でもサインを頼まれましたか?

boyaking「それがですね、午前の部では1枚もなかったです(笑)」

―― えっ、そうなんですね!

boyaking「やっぱり再録もされたし、今回のプレイマットにしていただいたこともあって、《「祝」の頂 ウェディング》が一番多かったですね」

―― こういったサイン会のご経験は過去にもありますか?

boyaking「もちろん初めてです、最初で最後です(笑)」

―― 最後ということはないかと思いますが……やってみていかがでしたか?

boyaking「いやあ、ありがたいものだなと。デュエマという大きいものがあって、僕はその端っこにいるわけですけど、それでも僕個人を認識して来ていただけるわけですから、ありがたい以外の言葉がないです」

―― なるほど、どうもありがとうございました。



RUI MARUYAMA先生

[主な作品]
《堕魔 ドゥグラス》
《奇石 ミネーラ》
《プラチナ・ワルスラS》
《メガ・メイキング・ドラゴン》
《究極竜装 ビクトリーソウル》
など

―― イラストの制作過程がわかる《メガ・メイキング・ドラゴン》はRUI MARUYAMA先生の手がけたカードですよね。普段見ることのない、イラストができるまでが見えて面白いなと思ったんですが、あれは実際の途中経過なんですか?

RUI MARUYAMA「そうですね、普段から工程を分けて描いているので、わりとあのままです。あれは線画、ベース塗り、仕上げという3段階がカードになっていますが、その1つ前に、ラフを描く作業があります」

―― ラフだけだと、カードにして見てもなんだかわからないという感じなんでしょうか。

RUI MARUYAMA「いや、僕の場合はラフと言っても丸と線みたいなのじゃなくて、わりと細かく書くんです。というのも、他人に伝えるためにはラフの段階である程度ディテールを描いておく必要があると思っているので。あの《メガ・メイキング・ドラゴン》の場合だと、ラフの段階と線画の段階はあまり変わらない……線がきれいになっているだけ、というレベルですね」

―― ああ、そうなんですね。ラフの段階でチェックを受けるので、伝わるように細かく描くと。それでは、デュエマにかかわるようになったきっかけは何ですか?

RUI MARUYAMA「覚醒編の前あたりだったかな、8年か9年前くらい……かなり前なんですけど、僕もサイトでイラストを公開していたんですが、それをアートディレクターさんに見つけていただいて、『やりませんか』とメッセージをいただいた感じです」

―― スカウトが来たんですね。それまでもジャンルとしてはデュエマに近いものを描かれていたんですか?

RUI MARUYAMA「全然違いましたね。一応クリーチャーを主に描いてはいたんですが、子供向けというよりはおどろおどろしい、モンスター寄りのものを描いていました」

―― 今まで手がけてこられた中で、お気に入りのカードは何ですか?

RUI MARUYAMA「やっぱり≪雷獣ヴォルグ・ティーガー≫は印象に残ってますね。パッケージにもしていただいたので。主人公が勝太君だったころの初期のメインクリーチャーで、アニメにも一応出ましたし」

―― サイン会でも頼まれましたか?

RUI MARUYAMA「わりと多かったですね……6、7割くらい。カード自体がリバーシブルなので、裏表両方にサインしてくださいという方が多かったですね」

―― それはお得感があっていいですね。こういったサイン会は初めてですか?

RUI MARUYAMA「そうです。本当に楽しかったですね。普段、遊んでくれてる方と直接会って話をすることってほぼないので、すごくうれしいです。実は小さい子が、このシャドーボックスを作って持ってきてくれたんですよ。こういうのって、やっぱり実際に来てこそのものですし」

―― おー、これはうれしいですね。最後に、デュエマのイラストを描くときに心がけていることは何ですか?

RUI MARUYAMA「対象年齢を意識することと、最近特に言われているのは、複雑になりすぎず、かといって地味になりすぎず、ということですね。クリーチャーのシルエットを大切にしつつ、カラフルにしつつ、シンプルすぎてもいけないという……」

―― さじ加減が難しいですね。描いては直し、描いては直し……みたいなこともあるんですか?

RUI MARUYAMA「そうですね、一発で完成のときもあるんですけど、ハマるとラフだけで10日くらいかかったりとか……。でもそういう作業って、作家とディレクターとの共同作業というか、新しいものを模索して作っていく中で必要な作業だと思うので、すごくやりがいはあります」

―― そういう作業を繰り返して、どんどんよくなっていくんですね。普段は完成形しか目にすることはないですが、そういういろんな手順があると勉強になりました。ありがとうございます。



96suke先生

[主な作品]
《煌世の剣 メシアカリバー》
《煌メク聖壁 灰瞳》
《DNA・スパーク》
《龍装者 レイバーン》
《“魔刃”戦車 ゴーディオ》
など

―― 96suke先生は、2年前に開催された「デュエマ クリーチャーイラストコンテスト」で受賞されたんですよね。それがデュエマでイラストを描くようになったきっかけですか?

96suke「そうです」

―― 応募される前にもイラストのお仕事はされていたんですか?

96suke「まったくしてなかったです。何年か前に第1回のイラストコンテストがあったんですけど、その時はまだ全然描く技術がなくて見てるだけだったので、今回はちょっとがんばってみようと思って。応募したらデビューにつながって、いい機会をいただきました」

―― 絵の勉強とかをされていたんですか?

96suke「専門学校でグラフィックデザインの勉強はしてたんですけど、イラストはほぼ我流です」

―― デュエルマスターズを選んだ理由は何ですか?

96suke「もともと、イラストレーターになりたいと思った理由がデュエルマスターズだったんですよ。中学生くらいの時にプレイしてて、カードのイラストがかっこよくて、こういう絵を描きたいなと思ったんです。それで絵をちょこちょこ描くようになって……というのがきっかけでした」

―― じゃあ、まさにその夢がかなったんですね! そうすると、デュエマに関わって2年くらいということですか。

96suke「1枚目がカードになったのが去年の6月くらいなので……関わっているのはそうですね、2年くらいになります」

―― 今はプレイされていないんですか?

96suke「大会に出るほどではないですけど、たまに箱買いして、軽くやってみたりはします、なるべく情報についていけるように」

―― 自分の描いたカードを使って遊べるというのはいいですね。今まで描いてきた中でお気に入りの1枚は?

96suke「やっぱり今回のプレイマットになった《スペリオル・シルキード》ですかね。毎回描きたいものの希望を聞いてもらえるんですが、仮面ライダーとか、特撮の敵キャラとか、カッコいいなと思っていてけっこう好きなので、自分から虫のクリーチャーを描きたいですとお願いして、個人的にも気に入ってます」

―― サイン会ではどのカードが人気でしたか?

96suke「一番多かったのは最近出たマスターカードの《煌世主 サッヴァーク†》だったと思います。次が《スペリオル・シルキード》ですかね」

―― レアリティの高いカードはサイン映えする、みたいな要素もあるんでしょうか。

96suke「まあ、レアリティの高いほうが強いカードが多いですし。今回そういった、レアリティの高いカードを描かせていただけたのは知名度の向上にもつながったんじゃないかなとうれしく思っています」

―― 初めてのサイン会はいかがでしたか?

96suke「ちっちゃい子から大人の方まで、女性の方もいましたし、いろんな方が来てくれるんだなあというのが、うれしかったですね。あと、言葉をかけてもらえるのもうれしかったです。最初はサインを書くのにまだ慣れてなくて、どこの部分に書いたらいいかなってカードごとに考えながら書いてたので、ちょっとテンパりながら書いてたかもしれません(笑) ちょっと小さすぎたかな? とか、インクがあまりよく乗らなかったかな……とか」

―― ああなるほど、カードのイラストってびっしり描いてありますから、どこにサインを入れるかというのは難しいですね。それでは、デュエマのイラストを描く際に特に心がけていることは何かありますか?

96suke「よく言われるのは、顔を大きくというのと、ごちゃごちゃと装飾過多にならないように、見やすくということですかね。自分はいろいろ省きたがるところがあって、すっきりさせたくなるほうなんですが、意味のあるデザインを心がけるようにしています。この装飾はなんのためにあるのかとか、ただの賑やかしでつけるのはやめようとか」

―― 意味のない飾りパーツじゃなくて、これはこういう目的のためについている部品なんだと。

96suke「はい。ほかにも、メカ系だったらギミックを感じるようなデザインにしたり、ロボットらしいロマンを詰め込んだりとかも心がけています」

―― そうなんですね。今後はそういう細かいところにも注目してイラストを見てみたいと思います。どうもありがとうございました。



●目の前でイラストが生まれる! スケッチ会

前回のグランプリから始まった、色紙や白いマットに好きな絵を描いてもらえる「スケッチ会」が今回も開催されました。1人10分の持ち時間で、好きなイラストをお願いできます。目の前で1枚の絵が完成するまでの一部始終を見られるという、とても貴重な体験ができます。

boyaking先生はまず下書きをしてから、細いペンと太いペンを使ってイラストに命を吹き込んでいきます。

「自分でデザインしておいてなんだけど、腰のあたりがスカスカなんだよね」と言いながら、背景に線を入れて埋めていました。

RUI MARUYAMA先生は下書きなしで思い切りよく描き進めています。

途中から立ち上がり、向きを変えて空いているところにどんどん《堕魔 ドゥグラス》を描きこんでいきます。

96suke先生は手前に置いたタブレットの資料を参考にしつつ、素早く線を引いていきます。

影をつけ、カッコいいサインを書き入れて完成です。


以上、アーティストサイン会の模様をお伝えいたしました。次回もぜひお楽しみに!
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