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DMGP8th DAY1 Round 2:ぎゃる男 vs. seiha

 第2回戦にフィーチャーされたぎゃる男
 彼は今回のGPにゲスト解説として参加しているしゃくれ副店長らとともに練習を行う、中国・四国地方において影響力をもつプレイヤーだ。
 同時に「AQUAWAVE」や「裏庭420」などのYouTubeチャンネルに出演し、積極的な情報発信も行っている。

 ぎゃる男が今回使用するのは、優勝の最右翼とも目される『光火轟轟轟』。対峙するseihaも同じアーキタイプを選択しており、このラウンドもミラーマッチとなった。


先攻:ぎゃる男
 先手を取ったのはぎゃる男。《グレイト“S-駆”》をチャージ。
 seihaは慎重に《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》をチャージし、静かに両者の1ターン目が終わる。

 動きこそないが、そこは1枚1枚の取捨選択が勝敗を分ける『光火轟轟轟』のミラーマッチ。
 フィーチャーテーブルということもあり、強烈な緊張感が二人を包む。

 ぎゃる男が手始めに≪奇石 ミクセル≫を召喚してseihaの動きを縛り、緊張が最大限に高まったときに、それは起きた。
 seihaは《ヘブンズ・フォース》《グレイト“S-駆”》とともに呼び出した《ナゾの光・リリアング》から《KAMASE-BURN!》を唱えてしまう。
 だが、《ナゾの光・リリアング》の出た時能力で唱えられるのは光のコスト3以下の呪文であり、火文明である《KAMASE-BURN!》は本来、唱えることができない。
 《KAMASE-BURN!》≪奇石 ミクセル≫が破壊されたのちに降り立った《“轟轟轟”ブランド》《グレイト“S-駆”》がぎゃる男のシールドをブレイクした後で、ジャッジによってストップがかけられる。

 ジャッジによる協議ののち「非公開領域のカードが3枚も手札に加わり、なおかつ既存の手札と混ざってしまったため巻き戻しは不可能」という裁定が下り、本来出ることはなかった《“轟轟轟”ブランド》を含めて、現状のままで試合を再開することに。
 さらにペナルティガイドラインのうち「ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為」に抵触したseihaに【警告】、「ゲーム上の誤り ─ 違反の見逃し」に抵触したぎゃる男には【注意】が与えられた。

 プレイヤーには、ゲーム上の誤りが起こらないよう、互いに注意してプレイする義務がある。

 ぎゃる男は自分への苛立ちを隠せない。自らも使う《ナゾの光・リリアング》での誤りを正せず、起こり得なかったはずのピンチを迎えていることに。

 それでもまだ、試合が終わったわけではない。
 ぎゃる男は気を取り直して《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》をチャージすると、こちらも《ナゾの光・リリアング》を召喚して《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を唱える。
 超GRゾーンから呼び出されたのは、最高のアタッカーである《ドドド・ドーピードープ》
 さらに効果によって唱えられた《KAMASE-BURN!》、そしてGRゾーンからやってきたのは《硬直 TL-20》
 《KAMASE-BURN!》のバトルで相撃ちとなったseihaの《ナゾの光・リリアング》はエスケープで場に残るものの、《硬直 TL-20》が場を離れたことで《“轟轟轟”ブランド》が動きを止める。

 返すターンのseihaはスピードアタッカーにありつけず、《ナゾの光・リリアング》を場に追加すると《グレイト“S-駆”》を場に残すための攻撃のみでターンを終える。
 seihaの《“轟轟轟”ブランド》の動きが止まるのは1ターン限り。つまり、よほどのことがない限りは、これがぎゃる男のラストターン。

 まず《ヘブンズ・フォース》から≪奇石 ミクセル≫《音奏 プーンギ》、そして《グレイト“S-駆”》を召喚。残った1枚の手札は勿論《“轟轟轟”ブランド》

 seihaの残る4枚のシールドのうち、《ドドド・ドーピードープ》で2枚、《“轟轟轟”ブランド》でもう2枚。
 トリガーした《KAMASE-BURN!》《グレイト“S-駆”》をバトルで撃破するも《ナゾの光・リリアング》の攻撃は止まらない。

Winner:ぎゃる男
 勝利した瞬間に大きなガッツポーズを発したぎゃる男だが、これまでの試合展開を思えばそれも当然だろう。

 心が折れるような困難を乗り越えたからこそ、より大きな歓喜の瞬間が訪れた。
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