デュエル・マスターズ

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DMGP8th DAY1 決勝第1回戦:maruga vs. せいな

「お~久しぶり!いつ以来だっけ?」

 久しぶりに会うmarugaに対し、和やかな雰囲気で彼は着席する。
 しかし舞台は予選のその先、決勝トーナメント1回戦。
 笑顔の裏に静かに燃える、彼の闘志は確かにそこにあった。

 強者だらけのGP会場。その上澄み。まさに強さの結晶集団。
 彼以上にその場がふさわしい人間はそういないだろう。

 常勝集団WINNERSに属し、GP2nd覇者全国大会2016王者、「勝者に選ばれし者」せいなだ。

 『WINNERSの強さを証明したい』
 その信念の下、3年前彼はやり遂げた。
 チームカラーの真紅を纏い、再度の証明に彼は挑む。

 対するは強豪チーム「Team.AQUAWAVE」のリーダーmarugaだ。

maruga「大学の後、毎日8時間を仲間とのデッキ調整に費やしました。」

 仲間との絆、蒼のチームカラーを背負い、彼はせいなに向かい合う。

 赤と青、相反するカラーを背負う2人だが、目指すものは「勝利」唯一つ。

 デッキシャッフル、ジャンケンが終わる頃、二人の表情は真剣勝負のものへと変わっていた。


先攻:せいな

 先手はせいな。
 《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》をマナチャージし、ターンエンド。

 返しのmarugaは《》をマナチャージ。

 次のターン、せいな、maruga共に2マナで≪奇石 ミクセル≫ を召喚。
 互いの場にメタクリーチャーが揃った後、せいなが動いた。

 《音奏 プーンギ》《グレイト“S-駆”》が場に着地。手札1枚でG・G・Gが発動し、《グレイト“S-駆”》はスピードアタッカーに。≪奇石 ミクセル≫ とともにmarugaのシールドを2枚ブレイクした。
 返しのmarugaは≪ファビュラ・スネイル≫を召喚し、≪奇石 ミクセル≫の攻撃で《グレイト“S-駆”》を破壊し、ターンエンド。

 次のターン、せいなは長考の後、追加の《グレイト“S-駆”》をG・G・G状態で召喚。《音奏 プーンギ》の攻撃と共にたたみかけをかかるが、《音奏 プーンギ》の1枚目のブレイクでmarugaの《》がトリガーした。

 せいなは渋々全クリーチャーをタップするが、《音奏 プーンギ》によって《バツトラの父》を超GRゾーンから呼び出すことに成功した。
 ただ、返しのmarugaは冷静だった。
 彼の調整の証、練りに練ったデッキの個性、≪7777777≫が唱えられた。

 めくれた3枚のコストから「2」を選択し、せいなの≪奇石 ミクセル≫《音奏 プーンギ》が山札下送りとなる。

 そのまま≪ファビュラ・スネイル≫《グレイト“S-駆”》を攻撃で破壊し、盤面の制圧に成功する。
 手痛い一撃を受けたせいなではあるが、返しで再度≪奇石 ミクセル≫を召喚。《バツトラの父》でブレイクを行いターンエンド。

 続くmarugaのターン。《始虹帝 ミノガミ》を召喚し、≪奇石 ミクセル≫へ攻撃。3マナ加速しつつバトルで破壊した。更に、《バツトラの父》≪ファビュラ・スネイル≫で攻撃して破壊。

 盤面の支配権は渡さない。

 返しのせいなは再度《グレイト“S-駆”》を召喚し、maruga最後のシールドをブレイクしてターンを終えた。

 続くmarugaのターン。十分なマナと手札を得た【バラギアラ】は輪廻を繰り返す。デュエマの外法「マナ起こし」を繰り返し、

《》
《》
《》
《コンダマ/魂フエミドロ》
が場に顕現。
 輪廻を従える虹の帝こと《始虹帝 ミノガミ》が、エンペラータイム状態で《グレイト“S-駆”》を破壊、そして3マナ加速。

 圧倒的盤面を形成し、marugaはターンを返す。

 返しのせいな。
 ドローしたが解答を見つけられずターンエンド。
 続くmarugaのターン。≪ジャミング・チャフ≫ を唱え、《始虹帝 ミノガミ》でシングルブレイク。トリガーはなし。

 ≪奇石 ミクセル≫でブレイク。トリガーなし。

 ≪天地命動 バラギアラ≫がT・ブレイク。トリガー…なし。

 そのままもう1体の≪天地命動 バラギアラ≫がダイレクトアタックを決めるのだった。

Winner:maruga


 勝者は常に1人だが、相手なく勝者は生まれない。

せいな「俺に勝ったんだからこのまま勝ち続けろよ!」

 悔しい想いを押し殺し、せいなはmarugaに想いを託す。

 これまでの対戦相手、ここからはせいなの想いも背負い、marugaは次の勝負へ歩み出す。
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