デュエル・マスターズ

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DMGP8th DAY1 決勝第4回戦:Runo vs. dotto

 決勝第2回戦。

「絶対優勝してください!」

 そう言ったアーチーに、dottoは答えた。

「『バラギアラ』以外が相手なら何とか」

 環境トップメタと謳われる『ジョーカーズ』や『光火轟轟轟ブランド』」に勝利してきたdottoの『裁きの紋章』だが、『バラギアラ』とは非常に相性が悪い。

dotto「『バラギアラ』に当たると、かなり無茶しても厳しいかもしれない」

 そんなdottoの懸念は、上位賞《超戦龍覇 モルトNEXT》を賭けた試合で現実となってしまった。

 その『バラギアラ』を使用するのは全国大会2018で4位となったRuno
 惜しくも全国大会で《勝利宣言 鬼丸「覇」》を逃したRunoとしては、今度こそ上位賞プロモを手にしたい正念場だ。

 全国大会2018を駆け抜けた両者が今、DMGP8thの席に着く。

 ベスト8の栄冠は、どちらかにしか輝かない。


先攻:dotto

 先に動いたのは後攻のRuno。

 1ターン目に≪ツインパクト・マップ≫、次のターンにはもう1枚の≪ツインパクト・マップ≫で《》を手札に加える。

 そして3ターン目、≪魂フエミドロ≫で2ブースト。相性の悪いデッキの好調な動きに、流石のdottoも苦しげな表情を見せる。


 しかし、dottoの動きもまた好調。

 2ターン目に唱えていた《憤怒スル破面ノ裁キ》《転生ノ正裁Z》で回収し、サバキZによって《煌メク聖戦 絶十》を召喚。残った1マナで《煌メク聖戦 絶十》を追加。

 一方Runoは、《始虹帝 ミノガミ》を召喚し《煌メク聖戦 絶十》に攻撃。


 これにdottoは手札の《煌世主 サッヴァーク†》の能力を起動。
《煌メク聖戦 絶十》を1体失うが、Runoの≪天地命動 バラギアラ≫よりも先に《煌世主 サッヴァーク†》を着地させた。

 ターンが渡り、dottoが繰り出したのは≪音奏 ハイオリーダ≫。シールドを1枚追加し《The ジョラゴン・ガンマスター》がGR召喚によって登場。 

 次のターン≪天地命動 バラギアラ≫が着地しても、ループまで1ターンの猶予はありそうだ。慎重に計算し、覚悟を決めるdotto。

 《煌世主 サッヴァーク†》でドラゴン・トリプル・ブレイク。表向きに3枚の盾を増やし、《煌世主 サッヴァーク†》を守る。

 続けて≪音奏 ハイオリーダ≫によって3回のGR召喚。

 《The ジョラゴン・ガンマスター》《Mt.富士山ックス》



 《マシンガン・トーク》! 


 勝利への希望を掴み取ったdottoは力強く《煌世主 サッヴァーク†》をアンタップ。

 しかし、シールドトリガー≪ゴルチョップ・トラップ≫。
 ≪音奏 ハイオリーダ≫、《煌メク聖戦 絶十》、GRクリーチャー達のパワーは全て4000以下。
 dottoの《煌世主 サッヴァーク†》を除いた全てのクリーチャーがマナゾーンへと送られる。 


 だが、dottoの場にはバトルゾーンを離れない《煌世主 サッヴァーク†》が残っている。

 シールドを裏向きに追加しつつドラゴン・ダブル・ブレイク。


 これには≪地獄極楽トラップ黙示録≫がトリガーし、《煌世主 サッヴァーク†》を守る紋章が全てマナへ送られる。

 Runoが召喚した2体の≪天地命動 バラギアラ≫が≪輪廻暴冥≫を発動。
 ≪コンダマ≫と≪ファビュラ・スネイル≫を蘇生したのち≪スーパー・エターナル・スパーク≫で《》をシールドへ送り、Runoの守りは盤石となっていく。


 更に≪輪廻暴冥≫でパワーが下がった《煌世主 サッヴァーク†》《始虹帝 ミノガミ》で破壊。

 場と手札が空となったdottoは、トップデックの≪偽りの王ナンバーナイン≫召喚する。
 相手の輪廻∞を封じるが、すかさず召喚された《始虹帝 ミノガミ》が≪偽りの王ナンバーナイン≫に攻撃し破壊する。

 続くdottoの二度目のトップデックは《煌世主 サッヴァーク†》

 輪廻∞を止める術はなく、Runoの≪地獄極楽トラップ黙示録≫ループが始まりdottoのシールドが全てマナへ送られた。

Winner:Runo



Runo「早く全国行き決めちゃいたいですね」

 dottoを越え、《超戦龍覇 モルトNEXT》を手に全国大会への切符を目指すRuno。

 全国大会の経験を胸に更に強くなったRunoを見られるときは、遠くはなかったのだ。

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