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DMGP9th:特集!シールド戦レギュレーション

今年3月から新たにCSサポートの対象となったレギュレーション、シールド戦。15パックを開封し、手に入れたカードだけで30枚のデッキを作って対戦する遊び方だ。

殿堂構築や2ブロック構築と違い、大会参加前にデッキを用意する必要がないのがポイント。参加のハードルが低く、筆者のような日々の仕事に追われる社会人でも気軽に参加できそうだ。

なんとか、全国でシールド戦のCSが開かれないものか……などと考えながら、会場をそぞろ歩いていると、やたらとシールド戦に詳しそうな仁王様がいらっしゃるではないか。


……いや、誰だよ。

筆者「仁王様ですか?」

仁王「シールド戦に詳しいドルバロムです!」

どうやら《悪魔神ドルバロム》様だったようだ。腕の数が足りていないようにも見えるが、きっとシールド戦に詳しいからだろう。
筆者は、親切なドルバロム様から、シールド戦というレギュレーションの情報を聞き出すことにした。


《悪魔神ドルバロム》様のシールド戦概説

ドルバロム様、どうも岡山県出身らしい。現世では「コバヤシ」という仮の名を使い、日々ジャッジ活動に勤しんでいるようだ。年齢は10万と17歳とのこと。
すっかり現世に溶け込んでいるドルバロム様から、新たなレギュレーションであるシールド戦について説明していただいた。

ドルバロム「自分は2014年から、岡山CSの3代目主宰を務めています。シールド戦がCSサポートの対象になるより前に、サブイベントでシールド戦を実施したことがあるので、その経験をベースにお話ししますね」

悪魔とは思えぬ丁寧な口調で語るドルバロム様。神と呼ばれるだけのことはある。

ドルバロム「シールド戦の特徴は、2つ。1つは、手ぶらで遊びに来られる気軽さ。もう1つは、限られたカードプールからデッキを組み上げて戦う不自由さです」

気軽さ。重要なファクターだ。筆者が惹かれた点でもある。
しかし、不自由さが特徴とはどういうことだろうか。

ドルバロム「強いカードを見つけても、4枚積む事が出来ない。他に強いカードがあると分かっていても、目の前にあるカードだけで戦わざるを得ない。思い出しませんか? 小学生時代に出会ったあのデュエル・マスターズを……!」

筆者「思い……出した!」

鮮明な記憶。
事前に公開された情報を見て、新たなスーパーレアが手に入ったらどう使おうと想像を巡らせた日々。

あれはDM-09だったろうか。《呪縛の剣豪バロスト》が手に入ったらどのデッキに入れようだとか。こいつは《悪魔神バロム》の生まれ変わった姿なのだろうかとか。たった1枚のカードの存在について考えるだけで、楽しかった。

まあ、実際に手に入ったのは《アクア・マスター》だったんですけれど。

筆者「微妙な記憶まで思い出してきた……!」

ドルバロム「まあそれはともかく!」

実は《アクア・マスター》ではないかと疑いを抱かせるような速度で遮る《悪魔神ドルバロム》様。

ドルバロム「昔、デュエル・マスターズで遊んでいた。けれど、離れてしまった。そんな人にもオススメなレギュレーション、それがシールド戦なのです。小学生時代の遊び方を、追体験できますよ。ゲームにおいて最高のスパイスである“不自由さ”を楽しみましょう!」



親切な悪魔神に礼を言い、再び会場をそぞろ歩く筆者。

ドルバロム様の説明は的確だった(と思う)が、実際にイベントを開いてもらうためには具体的な情報が必要ではないだろうか。
と、そんなことを思っていると、衝撃的な光景が視界に飛び込んできた。


先ほどの仁王っぽかった悪魔神と違い、こちらのお方はどこからどう見ても《暗黒王デス・フェニックス》であらせられる。手の数も足りているし。

筆者「あなたは……!」

デスフェニ「シールド戦CSの運営に詳しい《暗黒王デス・フェニックス》です!」


《暗黒王デス・フェニックス》先生のシールド戦CS運営講座

デスフェニ「シールド戦が通常のレギュレーションと違うように、シールド戦CSも通常のCSと運営方法が異なります」

前説をすっ飛ばし、手際良く説明を始めるデスフェニ先生。現世での名は「ムラカミ」だとか。

デスフェニ「自分は第28回小倉CCでシールド戦CSの運営を経験しましたが、最初に課題となったのはゴミの量でした。考えてみてください。例えば72人の参加者に、1人あたり15パックを配布する場合、必要なパックの量は幾つでしょうか?」

筆者「えーと……1,080パック……ですかね……」

デスフェニ「正解! つまり、それだけのゴミが出るということです。ゴミ回収に割く余力はなかったので、通常6人が座る机を4人がけに変更。余った両端のスペースに、ゴミ袋を設置しました」

デスフェニ「続いて問題となったのは、開封後のカードの取り回し。シールド戦は、開封後に各プレイヤーがパックチェックを行い、チェック後にその束を他プレイヤーに渡します」

デスフェニ「我々は同じ卓の別プレイヤーに手渡すようにしていましたが、せっかく開けたパックの内容が目の前の人に渡ってしまう。というところが選手のモチベーションに影響してしまいまして。今後は、チェック後にジップロックに入れていただき、集めたジップロックを運営がシャッフル。そしてランダムにお返しする方法を考えています」

デスフェニ先生は、最後にこう述べて締めくくった。

デスフェニ「シールド戦CSは、一度対戦が始まってしまえば普通のCSと同じ。いかにしてそこへ辿り着くか、の戦いです。課題をクリアするためのノウハウが共有され、シールド戦CSが全国に広がることを祈っています!」

公式のパワーでうまいこと共有してほしい!という切なる願いが聞こえたような、聞こえなかったような。なんとなくそんな気がした。



親切なデスフェニ先生に礼を言い、三たび会場をそぞろ歩く筆者。
この調子ならきっと、次はプレイヤーとしてシールド戦CSに参加するときの極意を教えてくれる親切なクリーチャーに出会えるはず。

と、思いながら目を上げると、彼がいた。


背後にスタンド然として浮かぶのは、まさしく《ジョット・ガン・ジョラゴン》の暗示。となれば、この方こそが《ジョット・ガン・ジョラゴン》に違いない。

と思ったが、ポーズが違う。
まさか……超CSⅢ in山形の決勝カバレージでミノミー選手が見せた兄貴ポーズ!?
あれは……《貪欲な若魔導士 ミノミー》!?

筆者《貪欲な若魔導士 ミノミー》さんですか?」

イヌ科「イヌ科です」

筆者「違うんかい!」


イヌ科選手のシールド戦コーチング

どちらかと言えばヒト科に見えるイヌ科選手だが、その曖昧模糊とした存在定義とは裏腹に、筆者へ語りかける言葉は明瞭だった。

イヌ科「シールドの面白さは、自分の上手い下手がはっきりとゲーム内容に出るところです。例えば僕は、優勝間違いなしと言われるカードプールを手にしながらも、1勝2敗で予選落ちしてしまった経験があります。パックを開封した時点でほとんど決まってしまうようなゲームと思うかもしれませんが、そんなことはありません」

もちろん反省して次の勝利につなげましたけどね、と続ける。

イヌ科「やり込めば、やり込んだだけの成果がある。いつもは見向きもしないカード、普段なら強いカード、それらの真価に気づいたプレイヤーが勝利を手にするゲームです」

イヌ科選手が例として挙げたのは《POYOYON・ヘイヨー》
2019年9月21日(土)に発売された「DMRP-11 超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」のカードだ。全国のお店で大好評発売中!!


イヌ科「アタックするときにGR召喚! そのターン2体目の自分のクリーチャーが場に出たらアンタップ! これ、強そうでしょ?」

筆者「召喚した瞬間に勝利が決定するほどの強さです!」

というのは流石に嘘だけれど、カードプールが限られるシールド戦なら活躍しそう。

イヌ科「でもこれ、そこまで強くないと自分は判断しています。アンコモンの《ガチャボンバ・チャージャー》で簡単に処理されちゃうから」


逆の例を出しましょう、とイヌ科選手は続ける。

イヌ科「お次は《カエルB ジャック》です。これはシールド戦での強さが判定しづらいカードなんですけれど、自分は強い方だと考えています。DMRP-11では数少ないドローソースになり得るカードで、デッキに呪文を10枚以上採用出来れば有効に使えます」


イヌ科「……というように、各カードの良し悪しを見ていくんです。人によって意見は違ったりもしますから、自分でよくよく考えてみましょう」

イヌ科「シールド戦を遊ぶときは、まずその弾の構築セオリーを把握する。次に、実際に対戦して、基本的なプレイを把握する。最後に、やり込んで、他人が知らないテクニックを見つける。このステップを少しずつ踏んでいけば、初心者でも上達できますよ!」



ドルバロム様、デスフェニ先生、イヌ科選手。3人(3体?)の力強い言葉に励まされた筆者は、夕暮れ時の会場で、サイドイベントへと足を向ける。

筆者「サイドイベントの超シールドバトル、参加できますか?」

ジャッジ「受付、14時までですよ~」


……シールド戦CS、きっと楽しいのでぜひ参加してみてほしい。

筆者も、地元で大会を見つけて参加します……。

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