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DMGP2024-1st Day2(オリジナル) 3位決定戦:特田ハウス vs. スマホは23時まで!

ライター:塚本 樹詩
撮影:瀬尾 亜沙子

 勝ちの喜びは3倍。

 負けの悔しさも3倍。

 そんなチーム戦もいよいよ最後の戦いになった。

 そして、ここで勝てば2024年度の日本一決定戦全国大会の権利が貰えるとなれば、勝敗による感情の揺らぎは何倍になるのだろうか?

 普段の調整メンバーや、気の知れた友人と権利掛けの試合をしなければいけないことが多い大型イベントにおいて、チームメイトと協力して権利を取りに行くというシチュエーションは珍しい。

 6年ぶりとなったチーム戦で特別な勝利を味わうのは、果たしてどちらのチームとなるのだろうか?

Game 1

先攻:二宅 # 紡木の保護者会  序盤から《フェアリー・Re:ライフ》《配球の超人 / 記録的剛球》で順調にマナを伸ばす二宅 # 紡木の保護者会に対して青柳。は3ターン連続マナチャージのみでターンを終えてしまう。

 そうしている間に二宅 # 紡木の保護者会は5マナ目まで辿り着き《邪幽 ジャガイスト》を召喚。

 そこからメクレイドで《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》を召喚すると《邪幽 ジャガイスト》の効果で墓地から《謀遠 テレスコ=テレス》も呼び出し、一気に強固な盤面を作る。

 ようやく4マナ目に辿り着いた青柳。だったが《謀遠 テレスコ=テレス》に阻まれながらようやく召喚できたのは《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》

 二宅 # 紡木の保護者会の手札から《ドミー=ゾー / 「倒したいか?」》を墓地に送るものの、返しのターンになると二宅 # 紡木の保護者会はそのまま墓地から《ドミー=ゾー / 「倒したいか?」》をアビスラッシュさせ、墓地を肥やした後に《謀遠 テレスコ=テレス》を使って《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》をハイパー化させる。

 これが合図となり《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》が攻撃とともに《配球の超人 / 記録的剛球》を墓地から呼び出すと打点は十分揃い、一瞬で勝負が決まってしまう。


青柳。 0-1 二宅 # 紡木の保護者会

Game 2

先攻:青柳。  後が無くなった青柳。まずは2ターン目に《配球の超人 / 記録的剛球》を使ってマナ加速した後に3ターン目に《フットレス=トレース / 「力が欲しいか?」》と、前のゲームの鬱憤を晴らすかのような順調な滑り出しを見せる。

 が、デッキの機嫌はまだ悪いのか《ドミー=ゾー / 「倒したいか?」》の呪文面を使ってマナ加速をするのみで、ターンを終えてしまう。

 一方の二宅 # 紡木の保護者会も後手ながら青柳。同様にマナブーストから《フットレス=トレース / 「力が欲しいか?」》と同じ動きを見せる。

 しかし、同じなのはここまでで二宅 # 紡木の保護者会はメクレイドから《邪幽 ジャガイスト》がヒットする!!

 更に!!ここでのメクレイドでも《邪幽 ジャガイスト》が呼び出され一気に墓地から2体のクリーチャーが呼び出せるようになったので《ドミー=ゾー / 「倒したいか?」》《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》とバトルゾーンに出し、前のGame以上に強力な盤面を形成する!!

 これだけでは終わらない。

 《邪幽 ジャガイスト》をコストに《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》がハイパー化して攻撃すると、手札から《アビスベル=覇=ロード》の革命チェンジを宣言しながら《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》の攻撃時効果で墓地から《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》を呼び出す。

 青柳。の手札から《フットレス=トレース / 「力が欲しいか?」》を墓地に送り、反撃の芽を摘んだ後で、2枚のシールドをブレイクする。

 そしてターン終了時に《アビスベル=覇=ロード》の効果で《ア:エヌ:マクア》を呼び出すと青柳。の墓地をリセット。

 後手3ターン目とは思えないとんでもないブン周りを見せた二宅 # 紡木の保護者会に対して、青柳。も反撃に出たいのだが《謀遠 テレスコ=テレス》を召喚してターンエンド。

 これだけでは二宅 # 紡木の保護者会のアビスの群れを受け止めることができずに《アビスベル=覇=ロード》の先導のもとにアビスの群れが総攻撃を仕掛け、まずは二宅 # 紡木の保護者会がいち早く勝利をもぎ取ったのであった。

青柳。 0-2 二宅 # 紡木の保護者会

WINNER:二宅 # 紡木の保護者会  いち早く勝利した二宅 # 紡木の保護者会だが、あまりにも早い勝利だった為、当然チームメイトはまだまだ試合中であった。  テーブルの真ん中に座っていたさんやみ/あんじ界隈と時折相談を交えながら、勝負の行方を見守るが、反対側で座っていたみらくる。が負けてしまうと、ゲームの勝敗、そして全国への権利は真ん中に座るさんやみ/あんじ界隈とUMAPの試合に全てが委ねられることとなる。  そして、シーソーゲームを繰り返した後にさんやみ/あんじ界隈が勝利を掴み取ると、感情が爆発した3人はお互いに駆け寄り、勝利の喜びを全員で噛み締めたのであった。

「全国だ!!」  3位ながらも、ともに戦った仲間たち全員で日本一決定戦に出れる素直な喜びの声がフィーチャーエリアに響き渡り、3位決定戦が幕を閉じたのであった。

WINNER:スマホは23時まで!

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