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DMGP2025-1st Day1(アドバンス)決勝Round 4:zomuku@SP vs. サラー

ライター:塚本 樹詩
撮影:瀬尾 亜沙子

 あと1勝でTOP8へ。
 もちろん、誰もが皆優勝を夢見るものだが、TOP8への進出はプレイヤーのキャリアとして渇望する者も多いだろう。

 GPプロモ版の《飛翔龍 5000VT》の入手も含め、得るもの多い大事な試合に向け、お互いのプレイヤーからは緊張感が伝わってくる。

 ジャッジからのアナウンスを受けた後にお互いの予選の順位を確認し、先攻がzomuku@SPに決まると、静かに試合が始まった。  zomuku@SPのファーストアクションは《アカシック・ファイナル》チャージ。
 【ラッカ(火光水)庵野】と呼ばれる、多色のドラゴンと踏み倒し呪文を多用するデッキなのだろうか?

 ターンが渡るとサラーは《アリスの突撃インタビュー》をマナにチャージしてエンド。

 こうして、お互いの使用デッキが分かったところで、先に動いたのは後手のサラー。

 《ルピア&ガ:ナテハ》を召喚すると、ターンの終わりに自身の能力でシールドから《ルピア&ガ:ナテハ》を墓地に置きドロー。

 先手を打たれたzomuku@SPはまたしてもタップインのカードをマナに埋めるターン費やすのみで、ターンを返すことに。

 そこへ《ハンプティ・ルピア》が差し込まれ、zomuku@SPの手札が公開されると、

《転生スイッチ》
《ドラゴンズ・サイン》
《アカシック・ファイナル》
《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》

 といった内容。
 その中からサラーは一番の脅威である《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》を選んで墓地へ。
 その後《ルピア&ガ:ナテハ》はシールドから墓地へ《マジシャン・ルピア》を送り、1ドローしてターンエンド。

 そろそろアクションを起こさないとまずいタイミングに差し掛かったzomuku@SPだったが、またしても《ドラゴンズ・サイン》をマナに置くのみでターンを終えることとなってしまう。

 こうなってしまっては、シールドの内容に期待するしかない。  そんな祈りも突き破るようなカードがサラー手札から《アリスの突撃インタビュー》経由で飛び出す!  《雷炎翔鎧バルピアレスク》がバトルゾーンに出ると、攻撃とともに手札から呼び出されたのは《アリス・ルピア》

 ここからzomuku@SPにターンが渡ることはなかった。

 追加ターン中に出した《凰翔竜機マーチ・ルピア》の能力を活用して《雷炎翔鎧バルピアレスク》でのシールド・ブレイク毎に《ハンプティ・ルピア》を出し入れし、丁寧に前方確認をしながら安全に勝利を収めたのだった。

WINNER:サラー

 フォーマットの垣根を超え、アドバンスでも大本命となった【ファイアー・バード】の最大値を引き出し、2回連続のフィーチャーを勝利したサラー。

 この勢いのまま、今年度最初のトロフィーを手に入れることができるのか?

 一方8投のチャージャーに巡り合えず、不運に飲み込まれたzomuku@SPも新しいアーキタイプのデッキでここまでの戦績を叩き出した実力は確かなものであり、次回以降の活躍を願うばかりだ。
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