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全国大会2015 Round 2:​miwa vs. オヤシロ

第2ラウンドは、この日本一決定戦の中でも最多数となる、「禁断」を使った火の侵略デッキ同士の戦い。

現環境、最速最強のデッキ同士のぶつかり合いとなるため、決着は一瞬でつくことが予想される。

火の侵略デッキ同士のマッチアップにおいて、最重要といっても過言ではないのが「先攻の獲得」。

この段階で明暗がはっきり分かれる事は、すでに皆様も周知の事だろう。

ここで先攻を勝ち取ったのはmiwa。オヤシロがとてもくやしそうな顔をする。
しかし、miwaは1ターン目のマナチャージから手が止まる。オヤシロの超次元ゾーンを再確認し、情報を集める。それだけこのゲームでは1ターンのアクションが重いのだ。先攻が有利といえど、勝負の結果は最後まで分からないのだ。

miwaは長考の末 《凶殺皇 デス・ハンズ》 、返しにオヤシロはノータイムで《終末の時計 ザ・クロック》 をマナチャージし、まずはお互いのデッキの”隠し味”を披露する。

続く第2ターン、miwaは 《勇愛の天秤》 を使い、手札を充実させる。その際捨てられたカードは、 《停滞の影タイム・トリッパー》 。通常の火の侵略デッキでは搭載されていないカードであり、コスト3域でも屈指の性能を誇るクリーチャーだ。
対するオヤシロは、 《超音速 ターボ3》 をマナチャージし、 《一撃奪取 トップギア》 を召喚。miwaとは対称的にスピーディーなプレイが展開され、次のターンに仕掛けるのであろう「侵略」への構えが見て取れる。

この状況に対して、「強い動きだなー」miwaも苦笑する。しかし、オヤシロの表情は決して芳しくない。

miwaのデッキは通常の火の侵略デッキとは一味違う。

第3ターン、miwaは 《超音速 ターボ3》 をマナチャージし、 《停滞の影タイム・トリッパー》 を召喚。これにより、オヤシロのトップギアを絡めた最速ムーブは封じられることとなる。

返しのターン、オヤシロは 《轟速 ザ・マッハ》 のマナに置くのみでターンを終了。miwaは全国大会の緊張からか、苦戦と葛藤のアクションのしつつも、オヤシロの先行を決して許してはいない。

そして、第4ターン。miwaは 《一撃奪取 トップギア》 をマナに置き、 《轟速 ザ・ゼット》 を召喚。そのまま攻撃を宣言すると同時に、「侵略」により《熱き侵略 レッドゾーンZ》《轟く侵略 レッドゾーン》 を重ねる。

2つの能力でシールドから 《轟速 ザ・レッド》 が、バトルゾーンから 《一撃奪取 トップギア》 がそれぞれオヤシロの墓地に送られ、次々とシールドブレイクされていく。オヤシロのシールドからは、何も出ない。miwaは 《停滞の影タイム・トリッパー》 で最後のシールドをブレイクし、ターンを返す。

一気に盤面を詰められたオヤシロに、切り返す手は残っていなかったのだった。


Winner:miwa

試合後、オヤシロは話す。

「この席(フィーチャーマッチ卓)で勝てないんですよね。ここから2勝しなきゃいけないのかぁ――」

オヤシロはフィーチャーマッチで戦う事を望み、デュエマ・スターカップで行った企画「俺フィーチャー」でも積極的な姿勢を見せてくれた。そして、今回もその熱意は決して冷めていない。

「手札は問題ない。後は先攻を引き込むだけ。」

予選ラウンドはこれで折り返しとなり、ここからオヤシロの真価が試される。

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