全国大会2017 デッキテク:dotto選手『水火t光ドギラゴン剣』
32名の強豪プレイヤーが一堂に会する全国大会2017。
今回は、その舞台で予選全勝という成績を修めた、dottoの『水火t光ドギラゴン剣』を紹介する。
『水火ドギラゴン剣』は、《月光電人オボロカゲロウ》や《プラチナ・ワルスラS》で手札の質を高めることで、《蒼き団長 ドギラゴン剣》の展開をより安定させたデッキである。
新殿堂が実施された直後から環境の中心をひた走り、全国大会2017でも圧倒的な使用者数を誇るこのアーキタイプは、トップメタと言うに相応しい。
その中でもdottoの『ドギラゴン剣』は、個性的でありつつも緻密な戦略が伺える構築となっている。
dotto デュエル・マスターズ 全国大会2017 日本一決定戦 |
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Dの牢閣 メメント守神宮
今回一番注目したいのはこのカードだ。『ドギラゴン剣』同士の対戦で《異端流し オニカマス》のにらみ合いが発生しても、《Dの牢閣 メメント守神宮》を展開することで相手の《異端流し オニカマス》をタップキルすることができる。
防御札でありながら、能動的に相手の防御をこじ開けることが可能な攻防一体のカードとなっている。
また、光の採用枚数は6枚と少ないが、《月光電人オボロカゲロウ》と《プラチナ・ワルスラS》による手札の入れ替えでそれをカバーしている。
龍素記号Xf クローチェ・フオーコ
サソリムカデループへ出すことで逆転するために必要なシールドトリガーの要求数を増やし、墓地ソースへ出すことで安全に攻撃する機会を増やすことができる。墓地ソースとサソリムカデループへのメタとなるカードだが、G・0により《プラチナ・ワルスラS》を実質的なスピードアタッカーとして使用できるという点で、他の墓地対策カードとは一線を画する。
総括
ベースが手札調整能力の高いデッキと言うこともあり、カード選択のセンスが際立つ構築となっている。その拡張性から多種多様な構築が見られる『ドギラゴン剣』。
今後も『ドギラゴン剣』は様々な進化を遂げるだろう。
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