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全国大会2017 準々決勝:神衣 vs. darkblue



予選ラウンドが終了し、いよいよベスト8が確定した。ここからは、日本一の名誉をかけた決勝トーナメントが開始される。

そして、準々決勝で、全国ランキング4位の「青黒マスター」darkblueと「DMGP-4th覇者」神衣という二人が対戦する。

ランキング2位のナツメが既にGP覇者として権利を獲得しているので、繰り下がりで4位での権利獲得となったdarkblue。同じく東海地区を中心にプレイする「愛知の星」ロマノフsignと、わずか160ポイントという接戦を制して4位に入賞し、見事全国大会への出場権を獲得した。

この2人の終盤のデッドヒートは「ランカー順位変動楽しむ勢」という狭いファン層を超えた、多くのデュエマプレイヤーの注目を集める熱い戦いであった。

そんなdarkblueが使用するデッキは、《ジョジョジョ・マキシマム》の登場で大幅強化された『ゼロジョーカーズ』。「青黒マスター」の二つ名の通り、『水闇ハンデス』のプレイングに定評がある所謂コントロールプレイヤーとして有名なdarkblueではあるが、エリア予選に向けた限定構築の調整の中でビートダウンの楽しさに目覚めたという。

エリア代表戦では、惜しくもトップ8敗退と権利獲得ならなかったが、その悔しさをバネにしてか年末年始にかけて高いアベレージで見事ランキング招待となった。それを踏まえてか、試合開始前にdarkblueは「レジェンドCSベスト8 おやつFinalベスト8 エリア代表ベスト8 もうフラグビンビンじゃねぇか」とツイートした。

対する神衣は、DMGP-5thでは『火自然モルキン』を使用していたが、今回は全く逆の文明構成である『光水闇ミラダンテ』を持ち込んでいる。

デッキ使用の理由として「《煌龍 サッヴァーク》のイラストが好きなので」と語る神衣ではあるが、最大の理由は絶大な信頼を寄せる「瀬戸内のカリスマ」ぎゃる男謹製のデッキであるという事だろう。筆者は神衣・ぎゃる男の所属する中国エリア予選には行っていないのだが、なぜか四国エリア予選の会場にぎゃる男が来場しており、そこでも絶大なカリスマ性を発揮していた。まさに「瀬戸内のカリスマ」。

全国大会参加者は同行者を連れてくることができるのだが、神衣が同行者として選んだのももちろんぎゃる男。それくらいに絶大な信頼を寄せている相手のデッキという事以上に、デッキを選ぶ理由があるだろうか。

「DMGP-5th覇者」ナツメにとってのよざくらもそうだが、DMGP覇者にメンター的存在がいたというのも、2017年シーズンで記憶に残ることのひとつだ。



予選ラウンドで上位の神衣が先手でゲームがスタート。《時の秘術師 ミラクルスター》をマナチャージするのに対し、darkblueは1ターン目から《ジョジョジョ・ジョーカーズ》をプレイし《ヤッタレマン》を手札に加える。

神衣は2ターン目も《テック団の波壊Go!》をマナチャージするのみでターンを返す。一方のdarkblueも《ヤッタレマン》は召喚するものの《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》はプレイされない。ここで神衣は《コアクアンのおつかい》をプレイし、《時の秘術師 ミラクルスター》《青寂の精霊龍 カーネル》《ドラゴンズ・サイン》を手札に加え、アドバンテージで上位に立つ。

darkblueは、このタイミングで《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》をG0でプレイし、2体目の《ヤッタレマン》から《パーリ騎士》《洗脳センノー》と一気に展開する。



しかし、ここで神衣は《天使と悪魔の墳墓》で一気に2体の《ヤッタレマン》とマナの《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を吹き飛ばし、darkblueの展開力に待ったをかける。

darkblueは《チョコっとハウス》を召喚すると、《パーリ騎士》《洗脳センノー》で攻撃、ここではトリガーはない。返しで神衣は《デモンズ・ライト》《洗脳センノー》を除去する。

《ドラゴンズ・サイン》による踏み倒しを止めていた《洗脳センノー》がいなくなったことで、攻撃がしにくくなったdarkblueはマナチャージのみでターンを返す。一方の神衣は《ドラゴンズ・サイン》から《時の秘術師 ミラクルスター》を呼び出し、《コアクアンのおつかい》《デモンズ・ライト》《ドラゴンズ・サイン》を回収する。

darkblueは《洗脳センノー》を召喚するが、これは《デモンズ・ライト》で除去される。神衣はさらに《時の秘術師 ミラクルスター》でのアタックを《時の法皇 ミラダンテXII》へと革命チェンジし、《ドラゴンズ・サイン》をプレイし、さきほどチェンジで手札に戻した《時の秘術師 ミラクルスター》をバトルゾーンに出す。

リソース不足でアクションが取れないdarkblueに対して、神衣は《コアクアンのおつかい》《デモンズ・ライト》と次々とアドバンテージを稼いでいく。

勝負を決めるべく神衣は《時の法皇 ミラダンテXII》《時の法皇 ミラダンテXII》へと革命チェンジし、《ドラゴンズ・サイン》《真・龍覇 ヘブンズロージア》をバトルゾーンに出し《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》へとつなぐのだが、そもそもdarkblueに《時の秘術師 ミラクルスター》のアタックを防ぐトリガーはないのだった。

Winner:神衣


見事《煌龍 サッヴァーク》でトップ4へと進出した神衣。この時点で、残る3人の使用するデッキは、すべて『火水系ドギバス』であり、旧世代ドラゴンへと新世代ドラゴンで勝負を挑む、世代交代の様相を呈してきた。

試合が終了し、神衣は生放送の勝利者インタビューへと向かう。

一方、席に残されたdarkblueは、声をかけられる状態では無かった。

試合中、わずかではあるが、少なくともdarkblueにとっては明確なミスがあった。それは《天使と悪魔の墳墓》で2体の《ヤッタレマン》と2枚のマナの《ジョジョジョ・ジョーカーズ》が吹き飛ばされた場面。

2体の《ヤッタレマン》が吹き飛ばされたことは、ゲーム展開は別としてそこまで大きな間違いではないのだろう。リスクはあるが、当然、処理されなかった時のリターンはゲームを決めうるレベルのものだ。これはプレイの中でのある種の「覚悟」でありプレイの強さだ。

だが、2枚の《ジョジョジョ・ジョーカーズ》は違った。この時《パーリ騎士》でマナゾーンに戻すカードの選択肢に《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》があったのだ。もしも《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》《パーリ騎士》でマナにおいていれば、《天使と悪魔の墳墓》でマナまで吹き飛ばされる事はなく、展開力もリソースもそこまで削がれる事はなかっただろう。

もちろん《ジョジョジョ・マキシマム》を打つ時のためにマナに多くジョーカーズを確保しておくべきというリターンもあるし、そもそも、このプレイが勝敗にどこまで影響を与えたかも知る由は無い。他人が容易にプレイミスだと断じることはできない。

だが、少なくともdarkblueにとっては明確なミスだったのだ。負けた事はもちろん悔しいが、それ以上にこの最高の、憧れの舞台でミスをした自分が許せなかったのだろう。darkblueは、そういう人間なのだと思う。だが、それは、エリア予選の悔しさがランキングに反映したようにdarkblueの強さだ。

冒頭のツイートで、自分が立てたフラグを消化してしまったdarkblueは、対戦が終わってしばらくしてから、こうツイートした。

レジェンドCS ベスト8
おやつFinal ベスト8
エリア代表戦 ベスト8
全国大会 ベスト8

8の壁を越えられるようプレイデッキ選択の腕を上げられるよう精進します。

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