全国大会2025注目プレイヤー事前インタビュー:~前編~
ライター:河野 真成(神結)
2025年度のデュエル・マスターズの総括し、2026年度の始まりを告げる。それが全国大会だ。今年度も様々なカードが登場し、新たなデッキが生まれ、そしてそれらが活躍することで、大会シーンが彩られた。
そしてまた今年も、ランキングによる戦いがあった。
ランキング常連から新顔まで、計24名の選手がDMPランキングを経て、全国大会へと参加する。
今回は前期・後期からそれぞれ3名ずつ、ランキングを走破したプレイヤーたちに話を伺った。
前期ランキング8位:のすけ
リーガー、解説者、そしてライターの仕事と幅広い活躍をしているのすけだが、その原点にはプレイヤーとしての高い実力がある。
19年度のランキング以降、全国大会の出場を継続している彼に、今期の上半期の環境や自身のランキングについて振り返ってもらった。
ランキングの心構え
――のすけについては、今さら経歴とか訊くのもなぁ……ということで、25年度前期について詳しくお話してもらえると。のすけ「よろしくお願いします」
――まず、25年度のランキングに対する事前準備とか教えてもらっていいですか?
のすけ「最初から走るって決めていたんですよ。前期から」
――前期から行くって決めていたんですね。
のすけ「自分はリカバリーを効かせられるように、常に前期から走るタイプです。計画といってもそんな大層なものがあるわけじゃなくて、いつも通り、出られるところに行って、2.4倍には出るって感じです。ただちょっと見直したことはありました」
――と、いいますと?
のすけ「今年は『デッキを決め打ちしない』、って考えていました」
――デッキの決め打ち、といいますと?
のすけ「使用デッキを固定しちゃうと、メタゲームの変遷に対して、かなり露骨に勝率が落ちるな、とわかったんです」
――せっかくなので4月から振り返っていこうと思うんですけど、スタートダッシュで1位、2位、3位と取っていてかなり好調な滑り出しをしていますね。この時って何のデッキを使っていたでんすか?
のすけ「全国大会の流れでそのまま【ドリームメイト】を使って優勝、3位。その後【水闇自然インターステラ】で2位でした。超絶スタートダッシュだったのは間違いないです。そのあとは【ヘブンズ・ゲート】で2回。【ドリームメイト】に戻って【ヘブンズ・ゲート】、【ジャイアント】とで勝っています」
――本当に色んなデッキ使っていたんですね。
のすけ「【ファイアー・バード】がまだ最適化されていなかったのと、練度が追い付いていなかったのが要因だったと思います」
――カードプール的な話で振り返ってみると、《雷炎翔鎧バルピアレスク》1枚のファイアー・バードは使えていましたからね。全国大会でもユウキング選手が使っていましたし。
のすけ「あとは《真気楼と誠偽感の決断》にかなり助けられたと思っています。4月19日に2.4倍を優勝したんですけど、この時が《真気楼と誠偽感の決断》入りの天門(ヘブンズ・ゲート)でした。発売日だったのもあって、めちゃくちゃ強かったですね」

――新カードって初日が一番強いですからね。
のすけ「間違いないです。新カードを使えるのが、ランキングでは相当有利だと思います。通常弾の新弾直後ですね。そして、《真気楼と誠偽感の決断》入りの天門が増えたところにドリームメイトを当てて……。これも悪くなかったですね」
ペテンシーバースの衝撃とファイアー・バード
――非常に濃厚な話だったのですが、まだ4月の話が終わったところで、ようやく5月に入りました。のすけ「5月になって流行したのが【ペテンシーバース】で、ここで僕は【ファイアー・バード】が最強であると認識しました。5月のチーム戦で、どんよく・デンネとペテバとバード2面のチームを組んで4位で。《十四番龍 アクロスラピュタズ Par青天井》入りのペテンシーバースが強いなぁとなりましたね」
――この辺りはバード・ペテバの二強みたいな印象です。
のすけ「自分はそこから結果的にバード1本でした。プレイも冴えていましたね。GPも、アド・オリ両方バードで、本戦は冴えなかったんですけど、フライトCSでは優勝と2位でポイントを盛ることができました。そこから7月10日までずっとバードですね。1回だけバードを友人に貸して、ジャイアントを使ったことがありましたが」
――6月終盤とかはかなり調子良さそうだったけど(優勝・2位・2位)、この辺はもう全部バードなんですね。逆に7月にバードを辞めた理由ってなんだったんですか?
のすけ「【ゴルギーオージャー】を使っていたんですよ。この時期ははるるとデッキのやり取りをしていることが多かったんですが、2人で話してゴルギー強そうだとなって。まずまずくらいの結果は出ましたけど、振り返ってみればあんまり強くなかったかもしれません。その後、ヒロインBESTが出てからバードに戻りました」
――そう言えばのすけさんは《愛銀河マーズ・シンギュラリティ》めっちゃ好きだとよく仰ってますね。

のすけ「正直なところ、この時期は自分のことファンデッカーだったと思っています。《愛銀河マーズ・シンギュラリティ》が好きすぎて、ずっとシンギュラバードを使っていました」
――シンギュラバードが悪かったように思わないんですけど、実際どうだったんですか?
のすけ「【光水闇アマテラス】相手に取りこぼす試合が多かったのと、あとちょくちょく【水闇COMPLEX】とかもいたんですよね」
――仮に愚直に勝ちを目指すなら、当時に環境は【光水闇アマテラス】使っていました?
のすけ「いや、【水単サイバー】です」

――ああ、そっか。そっちがあったのか。
のすけ「超CSの北海道で優勝した徒花さんっていらっしゃるじゃないですか? あのリストが最強だったと思うんですよね。ちゃんと受けの枚数を積んで、バードに勝てるって主張できる、いいリストだったと思っています」
――序盤のスタートダッシュが決まって、ある程度ポイント的な余裕があったから、シンギュラバードを使っていた、みたいな感じですか?
のすけ「そうですね。結局バードは殿堂するんですけど、殿堂最終日はCS3回出て。供養しようと思ったんですよ。ところが2回バード使って0-2を2回して。割と酷い負け方だったので、最後はサイバー使ったら普通に勝ちました」
――良くも悪くも、そこで振り切れたかもしれませんね。
90点のランキング生活
――というわけで、ラストスパートになるわけですが、先ほども話したように【水単サイバー】の世界になりました。のすけ「GPで優勝したカルマとかなり意見交換をしていて。その中で《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》ループを知ったんですよ。そことの相性の良さもあって、《フラワー・ハート》4枚のリストに辿り着きました。たぶん最初に《フラワー・ハート》4枚入りのリストを組めて、それで2.4倍のチーム戦を(kaisora、カイザと)優勝したんですよ。この時にほぼ全国は確定したかなと思っていて。理想のリストが組めて、それで勝てたので嬉しかったですね」
――ポイントはほぼ取り切った感じですね。
のすけ「以降は、ほぼほぼミラーばかりです。持ち替える理由もなかったですし、強さ的にもサイバーが抜けていました。《轟く邪道 レッドゾーン》が発売するまではサイバーだけで良かったですし、発売以降も《挑戦の決闘》なんかを積むことで戦うことが出来ました。正直9月は400程度盛れば良かったので、ウイニングランでしたね」
――スタートダッシュが決まって、コンスタントに勝ち続けていましたね。
のすけ「4月にボーダー乗ってから、そこから落ちることなく走り続けられました」
――去年は苦戦していた印象もありましたが、何か違いはありますか?
のすけ「去年は5月に6000pts取ったのは良かったんですけど、走り方自体は良くなくて。修正できるのに7月末くらいまで掛かったんですよね。修正してからは盛れたんですけどね」
――修正してどのように変わったんですか?
のすけ「それまでは強いデッキで期待値を追うというみたいな、決め打ちしていたんですけど、この時期から環境に合わせてデッキを持ち替えるようにして。バード、キャベツ、コンプ、ゴスペル辺りを環境に合わせて持ち替えていました。それで7月末からメダルが付き始めて、8月後半に掛けて優勝できるようになりましたね」
――最初に言っていた「決め打ちしない」というのは、昨年の経験から来ていたんですね。
のすけ「そうです。去年の蓄積があったので、今年はかなり楽でした。途中ちょっと血迷った時期があるにせよ、100点満点中90点の走りは出来たと思います」
――踏まえて、今年の全国大会の話になります。
のすけ「19年から出続けているんですけど、全国大会について言えばやや虚無なんですよ。アドバンスはとんでもなく勝てているのに、オリジナルが1-2以上の結果を出せたことがなくて……」
――アド全勝、オリ全敗みたいなのを何回か聞いたんだよな。
のすけ「なんで、まずは本当に予選を抜けたいです。なんなら、マジは勝ち越しからですね。全国大会って16位以上だと全国大会のエンブレムがランキングで付くんですが、それすらないんですよ」
――そっかー……。
のすけ「まずは、まずは予選抜けですね。特に緊張とかする気もしないので、場慣れはできていると思うのでそこを生かしていければと思います」
――ありがとうございました。
前期ランキング7位:けんけんラーメン
若き才能の開花こそ、心躍る瞬間はない。
けんけんラーメンと初めて会ったのは、彼が中学2年生のとき。そこから数年で、トッププレイヤーへと登り詰めた。
彼は前期を安定した強さで突破すると、どういうわけか後期ランキングでも上位をキープ。その実力を証明した。
ナチュラルランカージェネレーション?
――本日はよろしくお願いします。けんけんさんはかなり早くから活躍されている印象なのですが、これまでのデュエマ経歴について教えていただけますか?けんけんラーメン「初めてデュエマを触ったは小学校6年ですね。デュエマ自体を知っていたんですが、興味が湧いて……それで、カードショップに行ってみたんです」
――いきなりカードショップ!?
けんけんラーメン「確かに、そう言われるとなんでなんでしょうね? ただカードショップっていう存在自体は、たぶんシモカワチャンネルで観たと思うんですけど、知っていて。カードショップも家の近くにあったんですよ」
――(この世代になると、そういうファーストコンタクトもあるんだな……)
けんけんラーメン「それで気になったので、行ってみて。買って始めて、大会も出て……。最初に買ったのが、デッドディザスター(※)でした」
※2019年夏に発売されたクロニクルデッキ。お馴染み《天災 デドダム》が初収録されている。
けんけんラーメン「あと、シモカワチャンネルが好きでめっちゃ観ていたんですよ。それでカワさんが使っていた【火水バスター】とかを真似して組んでみて……」
――GP9thで予選抜けた時のだよね、確か。
けんけんラーメン「そうです、そうです。《シン・ガイギンガ》が味なんですよ~」

――シモカワチャンネルとかの影響もあると思うんですが、結構最初からカードショップとか、大会とか、そういうのに接してきたんですね。
けんけんラーメン「そうですね。最初から競技的な考えがありましたし、熱もあったと思います。デュエマ、めっちゃ楽しんでいました。コロナ期間中はCSとかあまり無かったんですけど、矢向が近かったので、そこのショップ(青馬堂)に通っていて。代わりの大会があったので、毎週土日に参加していましたね」
――大会経験とはそういう部分で積めたんですね。
けんけんラーメン「そうだと思います」
経験を糧に
――僕がけんけんさんを初めて知ったのが、コロナ明けの超CS(超CSⅣ静岡)で、【光水闇バルカ退化】(いわゆるドロマー退化)を使っていたとき(最終3位)だったんだけど、あの時って幾つだったんでしたっけ……?
けんけんラーメン「中2ですね。あの時の超CSで勝ったことで、色んな人に知って貰えました。デュエマはマジで夢があります」
――それからこうやってランキングとかを始めるわけですけど、のめり込むキッカケみたいなのってありましたか?
けんけんラーメン「仲の良かった桜田先輩(桜田ファミリア)が、全国に行って。自分も行きたくなったんですよね。それで24年度の上期にチャレンジしたんですけど、当時は実力が足りなかったです」
――それを痛感した出来事みたいなのって、何かあったんですか?
けんけんラーメン「特にファンタジーBESTの後なんですけど、【ファイアー・バード】とか【ドリームメイト】とか強かったじゃないですか。それに乗り遅れちゃったんですよ。新弾を使う事の強みを、その時に初めて知りましたね」
――踏まえて、25年の前期ランキングを突破しました。
けんけんラーメン「今年は去年の反省を生かして、ヒロインBESTが出る前から、【水単サイバー】とか【自然単グランセクト】とかを用意して、隙間時間で練習していました。そしたらDTLで《昇カオスマントラ》入りのサイバーが出てきて……。また練習しました」
――事前準備に力をいれたんですね。
けんけんラーメン「そして殿堂施行後から使い始めて、勝てました。新弾直後って大事です。勝つなら新弾直後と、殿堂直後ですね」
――その時期は環境とか新デッキとかの対策がふんわりしていますからね。ちなみに前期もですけど、後期もボーダー争いに食い込めるくらいになんか勝っていませんでした?
けんけんラーメン「GPの調整があったんで、サイバーの練習をめちゃくちゃしていたんですよ。そしたら、なんか調子良くて」
――4弾環境直後には《~神帝、完成せり~》で勝ったりもしていました。

けんけんラーメン「GP終わると次の大型大会が全国大会だったので、第4弾の発売は全国の予行演習みたいな感じで取り組んでいました。元々練習していた【水闇COMPLEX】で勝てて、その後新弾が発売して【光水神帝】でも優勝できました。この辺りはもうCSに出る時間よりも、練習していました。練度ってめちゃくちゃ大事ですね」
――なるほど、新弾を全国のイメージで取り組んでいたんですね。
けんけんラーメン「パンドラウォーズ、期待していてくださいよ」
憧れの全国大会へ
――ちなみにデュエマに出会ってからは、ずっとこれまでデュエマを続けている感じなんですか?けんけんラーメン「そうですね。趣味はずっとデュエマですね。熱が冷めないですね。習い事とかはやらせてもらっていたんですけど、デュエル・マスターズの大会の昂揚感が好きで……」
――大会の空気感っていいですよね。
けんけんラーメン「結構飽きっぽいタイプなんですけど、これはずっと続いていますね。コミュニティに入れた、っていうのもあるかもしれません」
――ちなみに、仲良い人って誰なんですか?
けんけんラーメン「昔から仲良くしてもらっているのは桜田先輩で……。あとはさんやみとか、後期のランキング走っていたさわもりとか。だいたいみんな同じ世代なんですよ。桜田先輩がちょっと上で、さんやみが1個下で、ざわもりと同じですね」
――ってことは来年受験?
けんけんラーメン「そうなんですよ……」
――受験期にデュエマをさせてくる悪い先輩たちには気を付けて欲しい。
けんけんラーメン「最近ヤバいッス(笑)。桜田先輩が『受験期に走るランキングが一番』って……」
――全く同じ台詞でざわもりくんが誘惑されているのをちょうどこの前見たな……。と、改めてにはなるんですが、全国大会への意気込みをお願いします
けんけんラーメン「全国大会は23年の時からの憧れで……。さんやみに去年先に行かれたのが凄く悔しかったんですよ。来年は受験ですし、ランキングは出来ないので、優勝して気持ちよく受験出来るように頑張ります。優勝すれば、来年も出られますからね」
――ありがとうございました。
前期ランキング5位:カイザ/はっちCS
魔王軍の一員として、DTLで圧倒的な強さを発揮しているカイザ。
その実力ではランキングでも発揮され、今年も全国大会へと出場を決めた。
今年で5回目となる全国大会に期する想いを、話してもらった。
魔王軍集結まで?
――本日はよろしくお願いします。カイザ「よろしくお願いします」
――カイザさんのデュエマ経歴や魔王軍メンバーとの出会いなどを訊いていきたいと思うのですが、さっそくですがデュエマを始めたのはいつ頃だったのでしょうか?
カイザ「たぶん、《超竜バジュラ》が出た頃(闘魂編・2003)ですね。キッカケとしては、兄が友達からカードを貰って遊び始めたので、そこに混ざっていた感じです。最初は兄や兄の友達と、その後は友達と遊んでいましたね」

――そこからはしばらくデュエマをやっていたんですか?
カイザ「確かサイキックが登場した辺り(覚醒編・2010)でパックとかは買わなくなったんですけど、高校生になって友達と昔のデッキで遊んでいまして。その後、ドラグハートが出たくらい(2014)で、新しいパックのカードも混ぜて遊んでいました」
――大会とかにはいつ頃から出ていたんですか?
カイザ「環境とかを意識するようになったのは、《禁断 ~封印されしX~》の辺り(2015)ですね。友達と遊んでいたんですけど、この頃からちょっと公認大会にも出るようになりました。その後、友達はやらなくなったんですけど……自分はのめり込んでいきましたね」
――初めてのCSはいつだったんですか?
カイザ「ジョーカーズが出た頃(2017)ですね。最初の方に運良く成績もよくて、半年くらいで初優勝できました。そのまま勝っているうちに、『滋賀で勝っているプレイヤーがいるぞ』みたいな話をharuさん(ギラサキ・2018年度全国大会優勝)や25さん(2024年関西エリア優勝)が話題にしてくれて、それで知って貰えました」
――CS会場で友達を作って……という感じではなく、勝つことで友達が増えたんですね。
カイザ「そうですね」
――なんかカイザさんらしいエピソードです。そこからは関西の方でずっとやっている感じなんですか?
カイザ「そうですね。18年の頃からは京都のカードショップにも行くようになって。ちょうどその頃、京都に来たドラちゃん(◆ドラ焼き)とも遊ぶようになって」
――そこで知り合ったんですね。
カイザ「(魔王軍の中では)一番長い付き合いですね。2018年のランキングは、ほとんどドラちゃんの協力でした」
――えっと、確かその時は全国……。
カイザ「18年はランキングで全国でした」
――エリアも優勝していますよね。
カイザ「19年はランキングでも行けたけど、エリアでも勝ちました(笑)。ドラちゃんも有名になったこともあって、気付いたらdottoさんとも仲良くなりましたね」
カイザ「あとこの時期はマラかっち(関西の強豪プレイヤーが所属しているチーム。だいたい現在の魔王軍)が活発で。ドラちゃんの家でデュエマしているときに、ドラちゃんがマラかっちメンバーと通話しているんですけど、自分もその場にいたので知り合いに……みたいなケースもありました。セキボンさんとかは、最初は通話で、その後18年後期に遠征してきたときに会いましたね」
――カイザさんは確か19年の全国大会(2022)は、マラかっちメンバーと調整していましたよね?
カイザ「そうですね。自分はカリヤドネのGPのあと(GP9th・2019)に加入しました」
今年も全国へ
――ところでカイザさんについてここ数年「今年でランキングは最後」みたいな話を毎年チラリと聞いていたのですが、結果今年も全国大会出場を決めました。カイザ「毎年出ていると、また次も出たくなる……(笑)。ただ今回は本当に走るつもりはなかったんですが、GPまではCSに出ようとは思っていたんですけど、5月に勝ちまくって10000ptsくらい盛って……じゃあやるか、みたいな。最後は、余力を残して決められました」
――月間10000ってあんまり聞いたことないですね。当時ってどういったデッキを使っていたのでしょうか?
カイザ「最初はGPの流れで【火水闇ジャオウガ】を使っていた、その後ファイアー・バードに持ち替えていました。ただそこまで大きなポイントはなくて。その時に、◆ちゅーやくんから《十四番龍 アクロスラピュタズ Par青天井》入りの【ペテンシーバース】を組んで、それを使っていました。そこで勝てた後は、村井さんから【フィオナアカシック】を教えて貰って」

――【ペテンシーバース】か、【ファイアー・バード】か、みたいな話はのすけくんもしていました。
カイザ「それでいうと、自分がめちゃくちゃペテンシーバースに助けられましたね。6月はまぁまぁって感じだったのですが、《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》入りのペテンシーバースがその後に出てきて、それでも勝てて……。殿堂後は、サイバーを早いうちに使っていたので、2.4倍のチーム戦でkaisoraとのすけと一緒に組んで、勝てました」
――それこそのすけくんも『あのチーム戦で全国大会が決まったと思った』みたいに言っていました。
カイザ「のすけと2人で『ゴール出来たね』みたいな話はしていました」
――DTLとも同時にやっていたと思うのですが、大変ではなかったのでしょうか?
カイザ「それでいうと、自分はかなり恵まれているほうで。デッキとかの基盤はドラちゃんとかdottoさんが作ってくれて、オススメされたデッキを練習して、ちょっと思ったところを弄って……といった形でやっていました」
終わりと始まり
――踏まえて、今年の全国大会についてはいかかでしょうか?カイザ「ランキングに関しては、本当に今年で最後って決めていました。後期は仕事でCSに殆ど出ていないので100位プレマ継続も、終了ですね」
――マイケルさん(元チームSAGA)の記事で、100位プレマ皆勤はのすけくんとカイザさんだけみたいに書いてありましたね。
カイザ「後期GPの時に、のすけと一緒に『100位プレマはこれで終わりにしよう』って話をしていました(笑)」
――いま100位を目指そうとすると12000ptsくらい必要ですからね。
カイザ「いまの100位って厳しいんですよね」
――今後は大型大会を中心に活動していく予定なのでしょうか?
カイザ「そうですね。大型とエリアで全国を、って感じです」
――最後になりますが、全国大会に向けた意気込みをお願いします。
カイザ「正直5回目なんで。今年こそは……という。【JO退化】の時に、ベスト8でセキボンさんとミラーをしたんですけど、この年は一番自信があった全国で、『自分の順番が来たか?』みたいに思っていたんですが……。今年こそは、ですかね。今年優勝して、来年の全国に出ます」

――ありがとうございました。
(後編へ続く)
プレイヤープロフィール
のすけ:デュエル・マスターズの競技最前線を引っ張り続ける関東のプレイヤー。DTLでは選手・解説を両方務めた。19年ランキングで全国大会へ出場以降、ランキングを勝ち抜き続けている。
19年には【火光轟轟轟ミッツァイル】で出場4CS連続優勝という、偉業を達成。
先日デュエプレコラボした『アイドルマスターシャイニーカラーズ』の大ファンでもある。
けんけんラーメン:
関東のニュージェネレーションプレイヤー。超CSⅣ静岡3位。
今期のランキングでは前期7位、後期は3月11日時点で18位と高い実力を発揮している。
全体的にお茶目で愛されキャラ。
たまに怖いもの知らずの発言をすることがある。
カイザ/はっちCS:
魔王軍に所属する、関西のプレイヤー。
DTLで圧倒的な戦績を誇る、魔王軍のエース。
ランキングでも18年から全国大会を続けており、19年はエリア優勝の後、全国大会2019ではベスト8。
FTGの村井・はるるとは特に仲良しとのこと。
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