金沢超CSⅡ Round 3:パタ@いっせー vs. ZweiLance
興奮冷めやらぬ、この超CSⅡ金沢。
R3を迎えた今、既に時刻は正午へと向かいつつある。
プレイヤーの熱気もそれに応じ、加速する。
まずはこの超CSⅡにおいて、R1、R2を勝利し2-0という最高の滑り出しを見せた二人のプレイヤーを紹介しよう。
今や全国にその名をとどろかせるデュエマ専門店、カードショップ「WINNERS」代表取締役のパタ@いっせー
GP2nd優勝のせいな、2015年全国大会デュエルマ・スターカップ優勝のじゃきーなど、彼の店から数多くの強豪プレイヤーが輩出される傍ら、彼自身も過去に幾多の公式大会で成績を残す傑物だ。
対するは青森からの刺客、youtubeチャンネル登録者数27,000人を超える超大手デュエマ専門チャンネル「フェアリープロジェクト」管理人ZweiLance。
現在は活動を休止してるものの、彼の所属しているデュエマ調整グループ「Team Heaven'sDice」で培われた実践的な思考・戦略は、今でもなお、「フェアプロ」の動画を通して多くの人々を魅了し続けている。
互いに深い交流こそはないが、全国に名を響かせる両プレイヤーの名、その存在は否が応でもお互い意識せざるを得ない。
まるでR3とは思えない大勢の観衆、その緊張感の中、今戦いの火蓋が切って落とされる。
じゃんけんで先攻を取ったのは、パタ。
先攻2ターン目に《熱湯グレンニャー》を召喚し、ZweiLanceよりも一手先を動く。
彼が今回選択したデッキは「火光水バスター」。超CSⅡ内でも各所でミラーマッチが発生するほど多くのプレイヤーが使用を選択したデッキである。
デッキ内のカードパワーの高さ、メタカードに割けるデッキのスペースの割合など、どの部分をとっても既存のアーキタイプの中で非常に高水準なデッキであることは間違いない。
対するZweiLanceは、これを《堕魔 ドゥポイズ》で処理。
そう、彼の使用するデッキは「黒単デ・スザーク」。
ハンデス・除去による圧倒的なコントロール力、DMRP-06「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」で追加された《》により、その制圧力、詰めの周到性がさらに増し、こちらも「火光水バスター」同様、現環境を代表するアーキタイプとなっている。
2ターン目のエンドを宣言し、ZweiLance、緊張からか唇をかみしめる。
先攻を取られた3ターン目、恐るべきはパタの手札から繰り出される《“龍装”チュリス》からの《蒼き団長 ドギラゴン剣》………
―――果たして間もなくパタの手札から繰り出されたのは、《“龍装”チュリス》であった。
《“龍装”チュリス》の攻撃、革命チェンジ《蒼き団長 ドギラゴン剣》。
そのファイナル革命で出て来るのは《タイム1 ドレミ》。
今まで多くのプレイヤーが体験したであろう、お決まりの、それ。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》の能力で「スピード・アタッカー」を得た《タイム1 ドレミ》は当然ZweiLanceのシールドを追撃。
暴風が如き猛攻。まだ3ターン目にも関わらず一瞬にしてZweiLanceのシールドは1枚になってしまう。
―――続くターン、ZweiLanceができるのは《堕魔 グリギャン》を立てることだけ。
「2ターン目に《堕魔 ドゥポイズ》じゃなく《》で処理ができれば……」
対戦後にZweiLanceはこう述懐した。
そう、強力無比な「無月の門」にも弱点はある。
バトルゾーンに2体魔導具がいなければ、その門が開くことはないのだ。
パタはそのまま《ドンドン吸い込むナウ》でZweiLance最後の壁《堕魔 グリギャン》を手札に戻し、この戦いに終止符を打ったのだった。
Winner:パタ@いっせー
「今日は20人以上でバスを借りて遠征しに来たんですよ」
そう言い残したパタは仲間の観衆の思いに応え、次のラウンドへ向かってゆくのだった。
R3を迎えた今、既に時刻は正午へと向かいつつある。
プレイヤーの熱気もそれに応じ、加速する。
まずはこの超CSⅡにおいて、R1、R2を勝利し2-0という最高の滑り出しを見せた二人のプレイヤーを紹介しよう。
今や全国にその名をとどろかせるデュエマ専門店、カードショップ「WINNERS」代表取締役のパタ@いっせー
GP2nd優勝のせいな、2015年全国大会デュエルマ・スターカップ優勝のじゃきーなど、彼の店から数多くの強豪プレイヤーが輩出される傍ら、彼自身も過去に幾多の公式大会で成績を残す傑物だ。
対するは青森からの刺客、youtubeチャンネル登録者数27,000人を超える超大手デュエマ専門チャンネル「フェアリープロジェクト」管理人ZweiLance。
現在は活動を休止してるものの、彼の所属しているデュエマ調整グループ「Team Heaven'sDice」で培われた実践的な思考・戦略は、今でもなお、「フェアプロ」の動画を通して多くの人々を魅了し続けている。
互いに深い交流こそはないが、全国に名を響かせる両プレイヤーの名、その存在は否が応でもお互い意識せざるを得ない。
まるでR3とは思えない大勢の観衆、その緊張感の中、今戦いの火蓋が切って落とされる。
じゃんけんで先攻を取ったのは、パタ。
先攻2ターン目に《熱湯グレンニャー》を召喚し、ZweiLanceよりも一手先を動く。
彼が今回選択したデッキは「火光水バスター」。超CSⅡ内でも各所でミラーマッチが発生するほど多くのプレイヤーが使用を選択したデッキである。
デッキ内のカードパワーの高さ、メタカードに割けるデッキのスペースの割合など、どの部分をとっても既存のアーキタイプの中で非常に高水準なデッキであることは間違いない。
対するZweiLanceは、これを《堕魔 ドゥポイズ》で処理。
そう、彼の使用するデッキは「黒単デ・スザーク」。
ハンデス・除去による圧倒的なコントロール力、DMRP-06「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」で追加された《》により、その制圧力、詰めの周到性がさらに増し、こちらも「火光水バスター」同様、現環境を代表するアーキタイプとなっている。
2ターン目のエンドを宣言し、ZweiLance、緊張からか唇をかみしめる。
先攻を取られた3ターン目、恐るべきはパタの手札から繰り出される《“龍装”チュリス》からの《蒼き団長 ドギラゴン剣》………
―――果たして間もなくパタの手札から繰り出されたのは、《“龍装”チュリス》であった。
《“龍装”チュリス》の攻撃、革命チェンジ《蒼き団長 ドギラゴン剣》。
そのファイナル革命で出て来るのは《タイム1 ドレミ》。
今まで多くのプレイヤーが体験したであろう、お決まりの、それ。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》の能力で「スピード・アタッカー」を得た《タイム1 ドレミ》は当然ZweiLanceのシールドを追撃。
暴風が如き猛攻。まだ3ターン目にも関わらず一瞬にしてZweiLanceのシールドは1枚になってしまう。
―――続くターン、ZweiLanceができるのは《堕魔 グリギャン》を立てることだけ。
「2ターン目に《堕魔 ドゥポイズ》じゃなく《》で処理ができれば……」
対戦後にZweiLanceはこう述懐した。
そう、強力無比な「無月の門」にも弱点はある。
バトルゾーンに2体魔導具がいなければ、その門が開くことはないのだ。
パタはそのまま《ドンドン吸い込むナウ》でZweiLance最後の壁《堕魔 グリギャン》を手札に戻し、この戦いに終止符を打ったのだった。
Winner:パタ@いっせー
「今日は20人以上でバスを借りて遠征しに来たんですよ」
そう言い残したパタは仲間の観衆の思いに応え、次のラウンドへ向かってゆくのだった。
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