金沢超CSⅡ:アーティストインタビュー MATSUMOTO EIGHT氏
MATSUMOTO EIGHT先生は、今回の会場限定プレイマットのイラストも手掛けられています。
また、カードでは《百族の長 プチョヘンザ》などを手がけられていて、そんな先生にお時間を頂きインタビューさせてもらいました。
MATSUMOTO EIGHT先生
[主な作品]
《堕魔 ヴォーミラ》
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》
《一なる部隊 イワシン》
《死神術士デスマーチ》
など
――はじめまして、この度はお忙しい中お時間を割いてもらいありがとうございます。
MATSUMOTO「いえいえ、何でも聞いてください」
―― ありがとうございます。では、さっそくですが、デュエルマスターズのイラストはいつ頃から描かれていますか?
MATSUMOTO「そうですねぇ~、もう、デビューが12年になりますね」
―― デュエマの歴史が16年なので、7割以上の期間アーティストをされているなんて!!
ちなみに、どういった経緯でデュエマのイラストを手がけるようになりましたか?
MATSUMOTO「以前『ウズマジン』というカードゲームの企画がありまして、そこでイラストレーターとして起用頂いたのがデビューだったんです。で、その当時担当してくれていた方がデュエマの担当になりまして、お声かけ頂いたって感じですね」
―― なるほど。以前の仕事が今のデュエル・マスターズへリンクした感じですね。ちなみに、デュエマのカードで初めて描いたカードは何ですか?
MATSUMOTO「《クゥリャン》ですね。水文明の登場したらカードを1枚引けるキャラクターです。《クゥリャン》は色んなバージョンがありまして、たぶんいっぱい使ってもらえたんだと思います」
―― やはり、想い入れのあるカードですか?
MATSUMOTO「想い入れは深い~ですね。初めての緊張感もあるんですけど、自分の好きな部分と向こう(デュエマ)に求められていることをうまく出せたかなってのがこのデザインで気に入っている所ですね」
―― 最初から、カードの能力は教えてもらってデザインするんですか?
MATSUMOTO「最初は特に(ナイです)。種族と文明だけ伝えられてまして、それで描く感じですね」
―― それってかなり難しくないですか?
MATSUMOTO「そうですね。ただ、デュエル・マスターズでは、種族と文明がしっかりありますんで、このサイバーロードだと青くて小さくて裸で血管が浮き出してるみたいな設定は教えてもらいましたね。それに沿ってデザインすれば大丈夫みたいな感じで描いてますね」
――キャラクターを創る際の裏側まで教えて頂きありがとうございます。そんなキャラクターデザインの中で一番気に入っているカードはありますか?
MATSUMOTO「う~ん、難しいなぁ~。答えるたびに変わっちゃたりするので。どれもこれも想い入れがあって、たまに自分の昔のカードとか観ると、この頃の絵も良かったなとか思っちゃうんですよ」
―― では、質問を変えます。今一番気に入っているカードは何ですか?
MATSUMOTO「そうですねぇ~、それだったら、今日一番みんなが持ってきてくれた《百族の長 プチョヘンザ》かなぁ~」
貴重なプロモカードはイラスト製作者本人であっても、ちゃんとした現物は貰えないそうです。
―― 人気のカードですからね。
MATSUMOTO「ありがたいことです。このカードは初めて書いた『LEGEND』のカードで、大切な1枚ですね。」
―― やっぱり創る時も違いました?
MATSUMOTO「ワックワクでしたね。でも、はじめに貰ったラフ案(発注先からもらうデザインの元になるイメージ)は、棒人間みたいなのが馬(?)に乗ってる絵で、ここまでするのに結構時間かかっちゃいましたね。でも、その過程もすごく楽しかったね」
―― こんな感じですか?
MATSUMOTO「そうそう、ほとんどそんな感じですよ(笑)そこから、作りあげるのはものすごく時間かかっちゃって。でも、楽しかったですね」
上の絵から、ここまで作るのは相当な苦労だったと思います。
―― ちなみに、デュエマのイラストを描く上で、心掛けていることって何かありますか?
MATSUMOTO「そうですね、まず、う~んと……デュエマらしさってのは昔から脈々とどっかにあるんですよね。今新しい世代、最近の弾は、単純かつ解り易くていう(イラスト)のをまず求められてます。でも、昔のデュエマのイラストって何か分からないところがあるけど、すごく強そうみたいなカードが多かったんですよ。そういう、なんていうかなぁ……ある意味ねばっこさのようなモノがデュエマらしさかなって思うんですよ」
―― プレイヤーに想像できる部分を(イラスト)残すみたいな感じですか?
MATSUMOTO「そうそう、そうですね。そして、創る楽しさはすごくありますね。どんなに(イラストが)ねじくれまわっても懐が深いので、これもデュエマなんだよって言い張ればデュエマになる不思議な世界観が描いていて面白い部分ですね」
っと終始笑顔で話してくれたMASTUMOTO先生。
先生の言葉からは、デュエマへの愛をひしひしと感じました。
その愛が、イラストにつながり、生き生きとしたキャラクターを産む秘密なのかもしれませんね。
また、カードでは《百族の長 プチョヘンザ》などを手がけられていて、そんな先生にお時間を頂きインタビューさせてもらいました。
MATSUMOTO EIGHT先生
[主な作品]
《堕魔 ヴォーミラ》
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》
《一なる部隊 イワシン》
《死神術士デスマーチ》
など
――はじめまして、この度はお忙しい中お時間を割いてもらいありがとうございます。
MATSUMOTO「いえいえ、何でも聞いてください」
―― ありがとうございます。では、さっそくですが、デュエルマスターズのイラストはいつ頃から描かれていますか?
MATSUMOTO「そうですねぇ~、もう、デビューが12年になりますね」
―― デュエマの歴史が16年なので、7割以上の期間アーティストをされているなんて!!
ちなみに、どういった経緯でデュエマのイラストを手がけるようになりましたか?
MATSUMOTO「以前『ウズマジン』というカードゲームの企画がありまして、そこでイラストレーターとして起用頂いたのがデビューだったんです。で、その当時担当してくれていた方がデュエマの担当になりまして、お声かけ頂いたって感じですね」
―― なるほど。以前の仕事が今のデュエル・マスターズへリンクした感じですね。ちなみに、デュエマのカードで初めて描いたカードは何ですか?
MATSUMOTO「《クゥリャン》ですね。水文明の登場したらカードを1枚引けるキャラクターです。《クゥリャン》は色んなバージョンがありまして、たぶんいっぱい使ってもらえたんだと思います」
―― やはり、想い入れのあるカードですか?
MATSUMOTO「想い入れは深い~ですね。初めての緊張感もあるんですけど、自分の好きな部分と向こう(デュエマ)に求められていることをうまく出せたかなってのがこのデザインで気に入っている所ですね」
―― 最初から、カードの能力は教えてもらってデザインするんですか?
MATSUMOTO「最初は特に(ナイです)。種族と文明だけ伝えられてまして、それで描く感じですね」
―― それってかなり難しくないですか?
MATSUMOTO「そうですね。ただ、デュエル・マスターズでは、種族と文明がしっかりありますんで、このサイバーロードだと青くて小さくて裸で血管が浮き出してるみたいな設定は教えてもらいましたね。それに沿ってデザインすれば大丈夫みたいな感じで描いてますね」
――キャラクターを創る際の裏側まで教えて頂きありがとうございます。そんなキャラクターデザインの中で一番気に入っているカードはありますか?
MATSUMOTO「う~ん、難しいなぁ~。答えるたびに変わっちゃたりするので。どれもこれも想い入れがあって、たまに自分の昔のカードとか観ると、この頃の絵も良かったなとか思っちゃうんですよ」
―― では、質問を変えます。今一番気に入っているカードは何ですか?
MATSUMOTO「そうですねぇ~、それだったら、今日一番みんなが持ってきてくれた《百族の長 プチョヘンザ》かなぁ~」
貴重なプロモカードはイラスト製作者本人であっても、ちゃんとした現物は貰えないそうです。
―― 人気のカードですからね。
MATSUMOTO「ありがたいことです。このカードは初めて書いた『LEGEND』のカードで、大切な1枚ですね。」
―― やっぱり創る時も違いました?
MATSUMOTO「ワックワクでしたね。でも、はじめに貰ったラフ案(発注先からもらうデザインの元になるイメージ)は、棒人間みたいなのが馬(?)に乗ってる絵で、ここまでするのに結構時間かかっちゃいましたね。でも、その過程もすごく楽しかったね」
―― こんな感じですか?
MATSUMOTO「そうそう、ほとんどそんな感じですよ(笑)そこから、作りあげるのはものすごく時間かかっちゃって。でも、楽しかったですね」
上の絵から、ここまで作るのは相当な苦労だったと思います。
―― ちなみに、デュエマのイラストを描く上で、心掛けていることって何かありますか?
MATSUMOTO「そうですね、まず、う~んと……デュエマらしさってのは昔から脈々とどっかにあるんですよね。今新しい世代、最近の弾は、単純かつ解り易くていう(イラスト)のをまず求められてます。でも、昔のデュエマのイラストって何か分からないところがあるけど、すごく強そうみたいなカードが多かったんですよ。そういう、なんていうかなぁ……ある意味ねばっこさのようなモノがデュエマらしさかなって思うんですよ」
―― プレイヤーに想像できる部分を(イラスト)残すみたいな感じですか?
MATSUMOTO「そうそう、そうですね。そして、創る楽しさはすごくありますね。どんなに(イラストが)ねじくれまわっても懐が深いので、これもデュエマなんだよって言い張ればデュエマになる不思議な世界観が描いていて面白い部分ですね」
っと終始笑顔で話してくれたMASTUMOTO先生。
先生の言葉からは、デュエマへの愛をひしひしと感じました。
その愛が、イラストにつながり、生き生きとしたキャラクターを産む秘密なのかもしれませんね。
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