金沢超CSⅡ 主催者インタビュー:カードボックス 後長 京介氏 ネクスト・ワン 東 弘史氏
2018年8月11日。この日、超CSⅡ金沢の会場「石川県産業展示館4号館」を1,200人を超えるプレイヤーの熱気が包み込んだ。
今回はそんな熱狂の最中に、熊本超CSに引き続いてこのイベントの主催であるカードボックスの代表として後長 京介氏(※写真左側)、ネクスト・ワンの代表として東 弘史氏(※写真右側)にイベントの経緯や目的などのお話をありがたいことに伺うことができた。
――「本日はお忙しい中、お時間を取っていただいて誠にありがとうございます。まずは、お二人の名前を聞かせていただいてもよろしいですか?」
後長「今回の超CSⅡにおいてデザインなどの担当をやっていました後長 京介といいます」
東「今回のイベントの責任者の方を担当しました東 弘史といいます」
――「ありがとうございます。では、まず本イベントの責任者である東さんにお話を伺います。熊本に引き続き、2回目となった金沢超CSⅡ、今回は前回よりもさらに盛況な印象を受けます」
東「そうですね。ただ、熊本同様に地方でイベントを開催するというのは東名阪で開催するのとは比べ物にならないくらい苦労するんです。東名阪で開かれるようなイベントって大体開催できる場所ってこちらでも把握できてるんですよ。でも、地方のイベントを開催するには、まず開催できる場所探しから始まるんです。」
――「なるほど。では数ある地方の中から金沢を開催場所に選んだワケを教えてもらってもいいですか?」
東「そもそも北陸には、ネクスト・ワンの系列であるカードボックスの店舗が多いんですよね。なので金沢に来てもらえれば系列店舗に足を運んでもらえるんじゃないかな、と。それにさっき言ったような、ちょうどイベントを開催できる施設も検討がつきましたので、今回は数ある選択肢の中からここ金沢で超CSを開かせていただきました」
――「金沢で開かれたのはそのような経緯があったんですね……。ただ一方で、地方で開くために開催場所以外にも不安要素はなかったのでしょうか?」
東「無論、駅から多少遠く離れた開催施設という交通面の不安もありましたし、ここ数週、台風が頻繁に発生してましたよね。あれも不安要素の1つでした。なにせ熊本超CSでは雨がひどかったものですから……」
――「交通面はともかくとしても自然災害はどうしようもない面もありますもんね。そのような不安を抱えてなお、金沢超CSⅡの主催するに踏み切った理由というものはありますか?」
東「その理由は主に、デュエル・マスターズの持つ……、というかデュエル・マスターズプレイヤーの皆さんが持つノリの良さ、というものがあったからですね。競技志向の選手であっても、そこまで競技性の高くないサイドイベントにも足を運んでくれる。前回の熊本超CSを踏まえ、私はそのようなタイプの人がデュエル・マスターズのプレイヤーには多いという印象を受けています。そのような“ノリ”のよいプレイヤーの方々の期待に応えるべく、今回の超CSⅡの開催に踏み切り、そこからサイドイベントも充実させていこうという考えに至ったんです。」
――「なるほど! 確かに今回のサブイベントは合計で10もあり、特にこの10 vs 10の東西戦は今までのGPやCSでは見たことのなかったようなイベントです」
東「はい、サブイベントを見てもらえればわかるように、ネクスト・ワン系列の店舗のCSを複数開催しているのは、先ほど言ったようなそのショップの名前を覚えてもらうことで、後々足を運んでもらう機会を増やすという面もあります。ただ、それだけでは味気ないので、今回は武将・前田利家ゆかりの地であるここ石川で、戦国時代っぽいイベントを開いてみました」
――「そういう意図があったんですか……! 開催地方に関連付けた試み、大変素晴らしいと思います」
東「ありがとうございます。今回のフードコーナーに金沢カレーの老舗である『チャンピオンカレー』さんに出店してもらったり、金沢超CSⅡのパンフレットの文字を金色にしたのも、金が名産である金沢を意識してます。ちなみにこの文字、書道教室を開いている私の妻の字なんですよ(笑)」
――「それは驚きました! 達筆ですね。そして、そのような開催地方にまで還元しようとなさる姿勢にただただ感服します」
東「わざわざ遠方まで来てくれたユーザーの方々に、CSだけで帰ってしまうのってもったいないと思うんですよ。せっかくだからこうしてやってきた地方を存分に味わい尽くしてほしいと思っています」
――「東さん、今回のイベントの経緯や目的などを教えていただきありがとうございました。では次に後長さんにお話を伺いたく思います。先ほど後長さんはデザイン関係の担当をしたと言っていましたが具体的にはどのようなデザインをしたのでしょうか」
後長「例えば、今回のスリーブやプレイマットのデザインなどですね」
――「スリーブやプレイマット、モノトーンでとってもカッコいいデザインだと思います。どのような経緯でこのようなデザインにしたのでしょうか?」
後長「はい。クリーチャーの絵柄がそのまま印刷されているプレイマットも悪くはないと思うんですよ。ただ、さっき東さんがいっていたサイドイベント、東西戦の話のように、他のイベントではやってないことをしたかったんですよね。幸い前回の《リュウセイ・ジ・アース》のモノトーンのプレイマットも好評いただいていたので、今回のプレイマットもそれを踏襲している形になります」
――「他にもやったことのない、といえば無地のプレイマットなども大変人気でしたね! 昼頃には既に完売していて驚きました……!」
後長「あれも前々から話にあがってて、せっかくだから今回出してみよう! ってなったので、そちらもユーザーの方々に好評いただいたようでよかったです」
――「後長さんには普段聞けないサプライのデザインの話が聞けてとても興味深かったです。最後に後長さんからユーザーの方にメッセージなどありますか」
後長「ともかく晴れてよかった! 僕は普段カバレージライターチームの皆さんと一緒に競技性の高い写真なども撮っているんですが、今回はそのような競技的側面以外からも皆さんに楽しんでもらえるよう力を尽くしたつもりです! そしてなにより、東さんの言うようにせっかく金沢に来たんですから地元観光を楽しんでいって欲しいですね!」
――「東さん、後長さん、この度はお忙しいなか、ありがとうございました!!」
今回はそんな熱狂の最中に、熊本超CSに引き続いてこのイベントの主催であるカードボックスの代表として後長 京介氏(※写真左側)、ネクスト・ワンの代表として東 弘史氏(※写真右側)にイベントの経緯や目的などのお話をありがたいことに伺うことができた。
――「本日はお忙しい中、お時間を取っていただいて誠にありがとうございます。まずは、お二人の名前を聞かせていただいてもよろしいですか?」
後長「今回の超CSⅡにおいてデザインなどの担当をやっていました後長 京介といいます」
東「今回のイベントの責任者の方を担当しました東 弘史といいます」
――「ありがとうございます。では、まず本イベントの責任者である東さんにお話を伺います。熊本に引き続き、2回目となった金沢超CSⅡ、今回は前回よりもさらに盛況な印象を受けます」
東「そうですね。ただ、熊本同様に地方でイベントを開催するというのは東名阪で開催するのとは比べ物にならないくらい苦労するんです。東名阪で開かれるようなイベントって大体開催できる場所ってこちらでも把握できてるんですよ。でも、地方のイベントを開催するには、まず開催できる場所探しから始まるんです。」
――「なるほど。では数ある地方の中から金沢を開催場所に選んだワケを教えてもらってもいいですか?」
東「そもそも北陸には、ネクスト・ワンの系列であるカードボックスの店舗が多いんですよね。なので金沢に来てもらえれば系列店舗に足を運んでもらえるんじゃないかな、と。それにさっき言ったような、ちょうどイベントを開催できる施設も検討がつきましたので、今回は数ある選択肢の中からここ金沢で超CSを開かせていただきました」
――「金沢で開かれたのはそのような経緯があったんですね……。ただ一方で、地方で開くために開催場所以外にも不安要素はなかったのでしょうか?」
東「無論、駅から多少遠く離れた開催施設という交通面の不安もありましたし、ここ数週、台風が頻繁に発生してましたよね。あれも不安要素の1つでした。なにせ熊本超CSでは雨がひどかったものですから……」
――「交通面はともかくとしても自然災害はどうしようもない面もありますもんね。そのような不安を抱えてなお、金沢超CSⅡの主催するに踏み切った理由というものはありますか?」
東「その理由は主に、デュエル・マスターズの持つ……、というかデュエル・マスターズプレイヤーの皆さんが持つノリの良さ、というものがあったからですね。競技志向の選手であっても、そこまで競技性の高くないサイドイベントにも足を運んでくれる。前回の熊本超CSを踏まえ、私はそのようなタイプの人がデュエル・マスターズのプレイヤーには多いという印象を受けています。そのような“ノリ”のよいプレイヤーの方々の期待に応えるべく、今回の超CSⅡの開催に踏み切り、そこからサイドイベントも充実させていこうという考えに至ったんです。」
――「なるほど! 確かに今回のサブイベントは合計で10もあり、特にこの10 vs 10の東西戦は今までのGPやCSでは見たことのなかったようなイベントです」
東「はい、サブイベントを見てもらえればわかるように、ネクスト・ワン系列の店舗のCSを複数開催しているのは、先ほど言ったようなそのショップの名前を覚えてもらうことで、後々足を運んでもらう機会を増やすという面もあります。ただ、それだけでは味気ないので、今回は武将・前田利家ゆかりの地であるここ石川で、戦国時代っぽいイベントを開いてみました」
――「そういう意図があったんですか……! 開催地方に関連付けた試み、大変素晴らしいと思います」
東「ありがとうございます。今回のフードコーナーに金沢カレーの老舗である『チャンピオンカレー』さんに出店してもらったり、金沢超CSⅡのパンフレットの文字を金色にしたのも、金が名産である金沢を意識してます。ちなみにこの文字、書道教室を開いている私の妻の字なんですよ(笑)」
――「それは驚きました! 達筆ですね。そして、そのような開催地方にまで還元しようとなさる姿勢にただただ感服します」
東「わざわざ遠方まで来てくれたユーザーの方々に、CSだけで帰ってしまうのってもったいないと思うんですよ。せっかくだからこうしてやってきた地方を存分に味わい尽くしてほしいと思っています」
――「東さん、今回のイベントの経緯や目的などを教えていただきありがとうございました。では次に後長さんにお話を伺いたく思います。先ほど後長さんはデザイン関係の担当をしたと言っていましたが具体的にはどのようなデザインをしたのでしょうか」
後長「例えば、今回のスリーブやプレイマットのデザインなどですね」
――「スリーブやプレイマット、モノトーンでとってもカッコいいデザインだと思います。どのような経緯でこのようなデザインにしたのでしょうか?」
後長「はい。クリーチャーの絵柄がそのまま印刷されているプレイマットも悪くはないと思うんですよ。ただ、さっき東さんがいっていたサイドイベント、東西戦の話のように、他のイベントではやってないことをしたかったんですよね。幸い前回の《リュウセイ・ジ・アース》のモノトーンのプレイマットも好評いただいていたので、今回のプレイマットもそれを踏襲している形になります」
――「他にもやったことのない、といえば無地のプレイマットなども大変人気でしたね! 昼頃には既に完売していて驚きました……!」
後長「あれも前々から話にあがってて、せっかくだから今回出してみよう! ってなったので、そちらもユーザーの方々に好評いただいたようでよかったです」
――「後長さんには普段聞けないサプライのデザインの話が聞けてとても興味深かったです。最後に後長さんからユーザーの方にメッセージなどありますか」
後長「ともかく晴れてよかった! 僕は普段カバレージライターチームの皆さんと一緒に競技性の高い写真なども撮っているんですが、今回はそのような競技的側面以外からも皆さんに楽しんでもらえるよう力を尽くしたつもりです! そしてなにより、東さんの言うようにせっかく金沢に来たんですから地元観光を楽しんでいって欲しいですね!」
――「東さん、後長さん、この度はお忙しいなか、ありがとうございました!!」
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