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山形超CSⅢ:フォトカバレージ~会場風景&来場アーティストインタビュー~


 写真で超CSⅢの様子をお伝えする記事です。今回は来場アーティストインタビューとの2本立てです。


 今回の超CSⅢは、山形ビッグウィングで開催されました。


 この会場の敷地面積は、104,794m2あり、めちゃくちゃ広かったです。


 イベントが開催された会場も広々としており、1287人の参加者が入っても、余裕のあるスペースでした。


 ヘッドジャッジの開会挨拶と共に、今回の超CSⅢはスタートしました。


 開会の挨拶には、参加者全員から、アツい拍手が贈られました。


 次は、イベントではお馴染みの物販ブース。今回も大盛況でした。


 こちらは、今回の限定プレイマットとスリーブです。


 今回のイベントは、あのベビースターやブタメンで有名な「おやつカンパニー」様が協賛して下さいました!


 会場には、キャンペーンでしか手に入らないベビースターサーバーが設置されていました。


 さて、こちらは、イベントではお馴染みの縁日コーナーです。「シールドブレイクショット」と名の付いた射的に


 「フォールダウン」コイン落とし、そして!



 山形名物さくらんぼ(この日は時期じゃないので缶詰のチェリー)の種飛ばしがありました。種飛ばしは中々奥が深く長距離を飛ばすにはテクニックが必要だったようです。


 続いて紹介するのは、フードコーナーです。山形県は、空港の名前が「おいしい山形空港」と称するように、おいしい食べ物のメッカ、フードコーナーの食べ物も中々充実していました。


 つや姫粉焼きそばです。太麺のもちもちした歯ごたえは、まさに絶品。


 山形名物の「冷たい肉そば」です。どの地域でもそうですが、イベントを通して、そこの名産品を味わえるのも、また楽しみの一つですね。

来場アーティストインタビュー hatapug先生



hatapug先生
[主な作品]
 《》
 《パーリ騎士》
 《ベジタバッタ・パンツァー》
 《堕魔 ドゥザイコ》
 など

――はじめまして、この度はお忙しい中お時間を割いて頂きありがとうございます。

hatapug「いえいえ、僕でよければ何でも聞いてください」

―― ありがとうございます。さっそくですが、デュエル・マスターズのアートを手がけるようになった、きっかけをお教え下さい。

hatapug「きっかけは、デュエルのアートディレクターの方が、イラストサイトでイラストレーターを募集していたので、そこへ申し込んだことですね」

―― 申し込もうと思った理由は何かあったのでしょうか?

hatapug「専門学生時代に、教えてくれていた方が、デュエルの絵を描かれていたんです。それでその方の絵がカッコよくて、すごく好きだったので、僕もあんな絵が描けたらいいなと思って応募しましたね」

――なるほど。恩師と同じ場所で勝負をしてみたい、まさに職人的な発想ですね。デュエル・マスターズのアートの仕事はどうですか?

hatapug「楽しいですね。でも、結構難しい依頼も多くて、苦労することもありますね」

――例えば、どのカードが苦労されましたか?

hatapug「苦労したカード……。そうですね、《ホースターズ5》ですね。これは、お子さんが描かれた絵を元にクリーチャー化するものだったんですが、なかなか苦労しましたね。子どもさんに喜んで欲しいし、でも子どもの絵をどうカッコよく見せるかとか、変な絵で、もしその子がいじめられたらどうしよう?とか、色々考えさせられた作品ですね。絵を描かれた方の魅力を消さないようにといつも思っているので、プレッシャーもありましたね。普段なかなか受けない形の仕事でしたので、より新鮮でした」

――イラストレーターの仕事は色々な能力が要求される仕事なんですね。ちなみに、絵はどの様に勉強されたんでしょうか?

hatapug「専門学校で2年間、デジタルのイラストなんかの勉強をしました。でも、その当時の専門学校は学ぶと言うよりは、体験するって形で、中々それだけでは、モノにできませんでしたね。その後も、動画サイトで描く工程をみて学んだり、独学で絵を学んでいきました。最近はデッサン会に通ったりもしていますね」

――デッサン(ここでは対象物を見て、それを鉛筆で紙に描くこと)会にも、行かれているのはかなり精力的ですね!もともと、今のようなクリーチャーなどのイラストを描かれていたのでしょうか?

hatapug「いえ、もともとは、クリーチャー系のイラストは描いていなくて、この仕事をするために描き始めた形ですね。はじめて描くタイプの絵がこのデュエルの仕事で多かったです。その中で、あまり興味がなかったモチーフ(そのキャラクターの主となるもの)を描くこともあるんですが、そういった中で勉強させてもらっていることも多いですね。描いてみると意外と楽しいなって」

――なるほど。好きなものだけでなく、幅広く絵が描けることもイラストレーターの大切な力なんですね。ちなみに、一番思い入れのあるカードはありますか?

hatapug「やっぱり、その一番最初の《ノウメン》ってカードですね。一番シンプルなカードなんですけど、これでも結構描き直しましたね。何回かラフ(ざっくりとした下書きのアイデアスケッチ)を描いて、初めての仕事だから、ここでしっかりしたものを描かないと次の仕事は貰えないぞっと思ったので色々緊張しながら描いた記憶がありますね」

――確かに、はじめてのカードイラストですので非常に緊張したことと思います。その後カードとして出来上がってきたときはどんな感じでしたか?

hatapug「自分の描いたイラストがカードになったときはですね。なんと言いますか、これを言うと友達に笑われるんですけど、ずっと恋焦がれていた彼女にデートに誘われたって感じと同じ嬉しさがありますね。不思議な感覚なんですけどね(笑)」

―― まるで、恋人と出会った様な感覚なんですね。アートを手掛ける際に、何か気をつけていることや、こだわりはありますか?

hatapug「そうですね。わかり易く伝わることに気をつけてます。例えばデュエルのイラストだと、クリーチャーの装飾品が多かったりするんですが、そのクリーチャーがどんなシルエットなのかを、分かるように色や、空間の配置に気を配ってますね。パッと見て形が伝わるのは大切なことだと思っています」


――最後になりますが、デュエル・マスターズのアートを手掛けていて、もっとも嬉しい瞬間とはなんでしょうか?

hatapug「そのカードを使っている人や、そのことを聞いたときなんかは、すっごく嬉しいですね。もう、最高って気分です」


 そう、笑顔で語って頂いたhatapug先生。

 ニコニコと優しそうな外見の中に、燃える絵描きとしての職人魂を持った素晴らしい先生でした。


 さて、いかがだったでしょうか?アーティストの先生のインタビューと共に、会場の様子を写真でお伝えさせて貰いました。

 会場の様子が少しでも伝わっていれば、幸いです。

 そして、まだ、デュエル・マスターズのイベントに足を運んだことのない人が、行ってみたいなーって思ってくれれば光栄です。

 もし、そう思ったのなら、是非、会場に遊びに来て下さい。きっと素敵な想い出になりますよ。
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