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超CSⅣ 主催者インタビュー

ライター:伊藤 敦(まつがん)
撮影者:瀬尾 亜沙子



 2019年に山形で開催された超CSⅢから3年。

 900人弱という人数を集める大型の競技イベントが、今日この日についに開催する運びと相成った。


 当然イベントというものは参加するプレイヤーだけで成り立つものではなく、企画・運営に携わる裏方のスタッフたちの様々な尽力もあってこそのものである。

 そしてその裏方の最たるものといえば、やはり主催者だろう。

 そこで今回は、この超CSⅣの主催者であるカードボックスを代表して、イベントマネージャーの橋本 裕史氏にインタビューをお願いすることにした。

--「だいぶ久しぶりの大型イベントとなりましたね」

橋本「3年ぶりですからね。正直2020年も2021年もやりたかったんですけど、時勢柄なかなか開催できなくて……タイミングがタイミングなので非常に苦しい思いでしたが、今年はタカラトミー様にもどうにか承諾いただきまして、開催できるようになったはいいものの、やはり人数は絞らざるをえないということで。それなら一回だけじゃ物足りないということで、四会場での開催という企画でやらせていただく形になりました」

--「今回の開催場所の選定に関しては、どういった事情があったんでしょうか?」

橋本「四会場での開催になったということで、なるべく多くの方にご参加いただけるよう、地方ごとにうまく散り散りにできたらなと思っていまして。とはいえそれぞれの都市部からあまり移動もしなくて済むようにはしたくて、本来は東京での開催も視野に入っていましたけれども、場所が見つからず関東の枠を静岡にさせていただきました。ただいつものツインメッセが会場の都合で耐震工事してて使えなくなってしまい、他を探した結果、浜松に落ち着きました」

--「実際にまず1回目の静岡をやってみて、いかがですか?」

橋本「やはり皆さんこうした競技大会や大型大会を待っていた感があって、物販とかも非常に盛況で、『ああ、待っていただけてたんやな~』とありがたい思いです。3年前と変わらない熱量をプレイヤーさんたちから感じることができました。『出たかったのに!』という方もたくさんいらっしゃって、そこは参加人数の関係でどうしても全員というわけにはいかず、心苦しいところでした……」

--「こだわった企画などはありますか?」

橋本「超CSの本戦で早々に負けてしまった方でも、サイドイベントのCSに出たりして貴重な機会にできるだけ楽しんでいただけるようにしたことですかね。遠方からいらっしゃる方も多いので、なるべく手を尽くしたつもりです」

--「逆に苦労したポイントなどはありますか?」


橋本「やはり感染症対策ですね。入場時の検温はもちろんですし、参加者以外ご来場いただけないという入場制限も苦渋の決断でした。他にも、いつもなら縁日の屋台とか地元のフードブースとか色々とやれたんですけど、ご飯は各自で買っていただいてという感じでやらざるをえなかったんで、参加者の方にはしんどい部分もあったのではないかと……」

--「最後に、何か伝えたいことがありましたら教えてください」

橋本「今日土曜の丑の日だったのでサイドイベントの賞品をうなぎにしたんで、もらえた方はそちらもぜひ楽しんでいただければ(笑) 心ばかりですが、参加者の方が笑顔になってくれれば何よりと思います。参加するのも大変だと思うので、せめて……」


橋本「あとはもう、ようやく開催できたというので感慨もひとしおです。3年も空くって今までなかったことなので……残りの3会場含め、とにかくみんな無事に参加して、楽しんでいただけたらありがたいです。そこに尽きます」

--「ありがとうございました」

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