超CSⅥ群馬 Round 6:桜田ファミリア/青賢 vs. さだまる
ライター:塚本 樹詩
撮影者:瀬尾 亜沙子
お互いにここまで1敗ということで、ここで負けると本戦への進出は危うく、何とか踏ん張りたい所である。 ジャンケンに勝ち先攻となったさだまるの初動は《森夢龍 フィオナ・フォレスト》をマナにチャージしてからの《レレディ・バ・グーバ / ツインパクト・マップ》となった。
山札の上から《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》《黒豆だんしゃく / 白米男しゃく》と公開して、その中から《黒豆だんしゃく / 白米男しゃく》を入手しターンを終える。 さだまるが使っているデッキは2週間前の超CSⅥで優勝したのも記憶に新しい【フィオナアカシック】のようだが、今日の大会ではさだまるに限らず、前回よりも使用者が増えた印象だ。
メタゲーム最前線の相手に対して桜田ファミリア/青賢の初動は《凶鬼98号 ガシャゴン / 堕呪 ブラッドゥ》チャージしてターンエンド。
次のターンになるとさだまるは《完全水中要塞 アカシック3》をマナにチャージしコンボの準備を進めながら《巨大設計図》を使う。
《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》《飛翔龍 5000VT》《八頭竜 ACE-Yamata / 神秘の宝剣》と公開して最大値である4枚を入手し、ノリノリの状態に!
1ターン目に既に《森夢龍 フィオナ・フォレスト》をチャージしている所を見るに、天地がひっくり返らない限りは先手4ターン目には勝負が決まってしまうような展開だ! そんな状況の中、桜田ファミリア/青賢は静かに《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》をマナに置いてから《卍 新世壊 卍》をバトルゾーンに置く。
【水魔導具】のように見えるが、マナゾーンに置かれた《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》が異彩を放つ。
さだまるにターンが返ってくると《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》のチャージから《八頭竜 ACE-Yamata / 神秘の宝剣》を使い、山札からマナに《魔刻の斬将オルゼキア / 訪れる魔の時刻》を置き、王手をかける。
桜田ファミリア/青賢は自分にターンが回ってくると、最善だけは尽くすといった感じで《堕呪 ゾメンザン》《堕呪 ゴンパドゥ》を使い、それぞれを《卍 新世壊 卍》の下に置いてターンエンド。
満を持して《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》による《森夢龍 フィオナ・フォレスト》経由の《完全水中要塞 アカシック3》のタダ出しで呪文が使い放題になるコンボが決まる。
そこから《黒豆だんしゃく / 白米男しゃく》でマナゾーンの《魔刻の斬将オルゼキア / 訪れる魔の時刻》を回収すると、すぐさま呪文面を使い、そこで得たリソースが2枚目の《魔刻の斬将オルゼキア / 訪れる魔の時刻》に変換されると、勝ち手段となる《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》が無限に使える状態となり、桜田ファミリア/青賢はその状態を確認すると投了を宣言。
WINNER:さだまる
コンボデッキ同士の短距離走を先手のスタートダッシュから完璧なゴールを決めたさだまるが勝利!
さだまるはこの勢いのまま本戦進出まで駆け抜けるのか?
そして、全容の見えなかった桜田ファミリア/青賢のデッキは全国大会で再び披露されるのか!?
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