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超CSⅨ福岡:事前プレイヤー紹介記事 ~夢を掴む、その日まで~

ライター:末松 愛翔(あっとん)
撮影:瀬尾 亜沙子、後長 京介、坂井 郁弥

 誰もが憧れる全国大会の舞台。
 それは、全DMPの夢であり、地方プレイヤーにとっては遠い憧れだった。

 もちろんGPやエリア予選、そしてこの超CSを勝ち抜けば全国大会への切符を獲得できるが、安定して突破するなど、どれほどの実力者でも不可能に等しい。

 しかし2026年4月、ランキング制度の改定により、地方にも全国への道が開かれた。
 エリア別ランキングの導入により、CS開催数による地域格差は大きく改善され、地方から全国大会を目指す道がこれまで以上に開かれたのだ。
 北九州エリアと南九州エリアから全国大会へ進めるのはそれぞれわずか1枠。その枠を懸けたランキング争いは、佳境を迎えていた。

 しかし全国への道はランキングだけではない。この超CSを制した者にも、全国大会への切符が与えられる。
 7月20日に開催された超CSIX新潟では福岡の選手である、たぐ、英進んにょお?!勢、まつぴが優勝。九州の実力はすでに全国に証明されていた。
 そして迎える超CSⅨ福岡。

 ランキングを守る者。

 一発逆転を狙う者。

 そして、新たな栄冠を掴もうとする者。

 それぞれの思いを胸に、全てを懸けた戦いの幕が上がる。

 ここからは、そんな九州の最前線を走るプレイヤーを紹介する。

ひなな

 福岡県で唯一、県ランキング1位を3度獲得した言わずと知れた強豪。福岡で最強を挙げるなら必ずと言ってもいいほど挙げられる選手である。

 他のどのプレイヤーよりも練習量が群を抜いており、全てのデッキに対しての理解度とプレイングは一線を画している。

 ありとあらゆる時間をデュエマに捧げていることから、最近はデュエマのしすぎで彼女から深夜2時以降のリモートを止められるようになった。

ぜろしー

 今期、一気にランキング上位へ駆け上がった新星。

 以前からひななが「絶対に勝ち上がってくる」と高く評価していた実力者。

 6月には、環境トップの「光自然ウィリデ」を使いこなし、わずか10回のCSで優勝2回、準優勝3回、3位2回と驚異的な勝率を叩き出している。
 今や九州で最も勢いのあるプレイヤーと言っても過言ではない。

砕月

 全国大会2016準優勝という、九州最強の称号を手にした「修羅のレインボーロード」の異名を持つ砕月。

 前述した選手の中でも特に古くからデュエマに触れており、その分の知識と地力であらゆるデッキを高水準で使いこなす実力派プレイヤー。

 オリジナル・アドバンス・2ブロックだけでなく、デュエパやクラシック08などあらゆるフォーマットを遊び尽くす、まさに「デュエマそのもの」と言える存在。

マゾラー

 超CSⅣ福岡ベスト128、GP2022オリジナルベスト32など、大型大会では安定して結果を残す実力者でありながら、九州で知らない人はいない程のムードメーカーである。

 本人は「参加者50人以上のCSで優勝すること」を目標に掲げており、勝ち上がるたびに九州で話題となる。

 すべてを犠牲にしてデュエマへ打ち込むその姿勢は、多くのプレイヤーを惹きつける最大の魅力でもある。

H前リョーマ「ふーん

 北九州ランキング上位の中で唯一の山口勢。

 彼の唯一無二のリストは九州の中でも有名であり、洗練されたプレイングと構築で今期2.4倍CS優勝3回、そしてGPの2Bye権利を勝ち取るなど、圧倒的な勝負強さを放っている。

 エリアランキングに縛られる事なく、北九州エリア・中国四国エリア両方のCSを出続ける姿はまさにデュエマ狂である。

 ちなみにCS会場では常にサンバイザーを着用しており、背も高いことからどこからでも見つけることができる。

ユウジ

 現在、南九州エリア1位を独走しているプレイヤー。

 本人は「プレイングに自信が無いから、その分環境読みに注力している」と語っているが、その謙遜とは裏腹に、緻密な環境分析とほぼ完璧と言えるプレイングで勝利を積み重ね、見事エリアランキング1位の座を掴み取った。

 どんな環境でも最適解を導き出す分析力は南九州でも随一であり、その実力は誰もが認めるところである。

りんすき

 ユウジと同じ南九州エリアである熊本県を代表する実力者。

 特にデッキビルディング能力においては九州でも右に出る者はおらず、以前のGP2026-1stで猛威を奮った【光水闇覚醒ループ】の生みの親でもある。

 直近の超CS新潟ではいわゆる【逆アポロ】でループするという常識を覆す独創的な構築でベスト16まで勝ち進んでおり、構築力・プレイング共に九州屈指の実力を誇る。

超cs新潟 優勝チーム 【英進軍】

まつぴ

 明るく誰とでも打ち解ける、笑顔が素敵なプレイヤー。

 大型大会では驚異の勝率を誇り、直近の大型大会では、ほぼ全て本戦へ進出している。

 超cs新潟では【ドッコイループ】を使用し、本戦ではほぼ毎試合先行3ターンループを決めるという離れ業を披露。その姿は、まさに"運王"そのものであった。

たぐ

 とにかくデュエマを愛するプレイヤー。

 特に2ブロックへの情熱は人一倍で、九州エリアでは毎年、【たぐスペ】と呼ばれるたぐオリジナルのデッキが環境入りするのが恒例になっている。

 超cs新潟優勝した際も、「2ブロックのエリア予選に出られなくて悔しい!」とコメントを残しており、その言葉からも2ブロック愛が伝わってくる。

英進んにょお?!勢

 福岡の多くの実力者が集う「英進の館」のリーダー。

 今期序盤はランキング上位争いを繰り広げていたものの、直近はやや苦しい時期を迎えていた。しかし、超cs優勝という最高の結果で完全復活を果たし、リーダーとしての貫禄を見せつけた。 自身が主催している「英進杯」には毎回多くのプレイヤーが集まり、福岡のデュエマコミュニティを牽引する存在として、多くのプレイヤーから慕われている。


 憧れだった全国大会は、もう手の届かない場所ではない。
 ランキング制度の改定により、九州にも確かにその道は開かれた。
 しかし、その先へ進めるのは、ほんの一握り。

 ランキングは、この日を迎えるために積み重ねてきたもの。

 そして超CSは、その積み重ねを覆すことのできる舞台でもある。
 積み重ねてきたランキングも、これまでの実績も、この舞台では過去のものとなる。

 誰が夢を掴み取るのか、その答えはこの超CSIX福岡で明らかになる。
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