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DMGP7th 決勝第3回戦:ナツメ vs. 無印


ちょうど1年前の、この京都パルスプラザ。

開催されたDMGP5thで5人目の覇者となったナツメは、2度目の覇者を目指してこのテーブルに座る。使用するのは、やはり光のシールド系デッキである『光ゼロサッヴァーク』。

対する無印は、トップ32でおそらく1名しか選択していないであろうデッキという触れ込みだ。

ナツメが史上初のGP2冠へと一歩コマを進めるのか、はたまた、無印の予想外のデッキが勝利するのか。

じゃんけんで先手は無印。1ターン目に《緑知銀 フェイウォン》をマナチャージし、続くターンに《エメスレム・ルミナリエ》をマナチャージすると、《一番隊 クリスタ》を召喚。

そう、無印が使用するデッキは、新章限定構築ではメジャーなアーキタイプであった『光単メタリカビート』の2ブロック版なのだ。

ナツメは無印のマナゾーンの《エメスレム・ルミナリエ》を念のために確認すると、続いて≪奇石 ミクセル≫を召喚してターンを返す。

ここで無印は《奇石マクーロ》で手札を稼ぐと、更に≪奇石 ミクセル≫を召喚し盤面を一気に展開していく。ナツメは《転生ノ正裁Z》をプレイし、手札を増やすとシールドに表向きに貼り付ける。無印は2体目の《一番隊 クリスタ》を召喚する。

ナツメは、≪奇石 ミクセル≫があることを厭わずに《戦慄のプレリュード》から《サッヴァークDG》を召喚する。この《サッヴァークDG》こそ山札の下に戻っていくものの、2枚目の《サッヴァークDG》《戦慄のプレリュード》を含む3枚をめくり手札へと加える。

しかし、ここで無印が召喚したのは、まさしく『光ゼロサッヴァーク』キラーとも言えるシークレットテック《気高き魂 不動》

一旦、この《気高き魂 不動》のテキストを確認したナツメは《憤怒スル破面ノ裁キ》を2枚連続でプレイすると、1枚目は《転生ノ正裁Z》が置かれたシールドの上に置き、2枚目も長考の末に、やはり同じシールドに重ねる。

無印は《奇石マクーロ》をプレイすると、手に入れた≪ソプラノ裁徒≫をプレイし、さらに最後の1枚の手札である《赤攻銀 マルハヴァン》を召喚する。

そして、ここでグレート・ザ・不動こと《気高き魂 不動》でアタックを宣言する。

シールドが4枚のナツメではあったが、この《気高き魂 不動》に対する対抗策が無く、メタリカ軍団の攻撃を次々と受けるほかないのだった。

Winner:無印
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