デュエル・マスターズ クリエイターズ・レター その22 GP6th、ジャッジ制度とDMPランキングのパワーアップについて
前々回の「その20」、そして前回の「その21」では、GP6thで何故チーム戦を採用するかについて、と、GP6thで採用するチーム戦のルールについてご紹介致しました。
ですが、まだまだ重要な情報が明らかになっていません。そうです。グランプリの大事な1要素であり、グランプリ本戦参加中はどうしても気になっちゃうアレのことです。
というわけで、お待たせしました。これより、グランプリ6thのプロモ情報をお届け致します!!! まだ実際のカード状の画像は出来上がってませんので、できたてホヤホヤなイラスト画像をご覧頂きたいと思います。
まずは、参加賞から! ドコドコドコドコドコ…
参加賞、《Dの牢閣 メメント守神宮》 GP限定Ver !
メメントの錫杖を持つのは、昨年8月のマスターズ・クロニクル・デッキで登場しました《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》。元々のイラストと同じようにキャラ無し建物パターンも考えたのですが、せっかくのGP限定バージョンなので、ドルゲユキムラ先生にご登場頂いちゃいました。
※参加賞は、GP6th 全参加チームに3枚ずつお渡しします。
続いて、優秀賞!!
優秀賞、《終末の時計 ザ・クロック》 GP限定Ver !!
ご存知、水文明最強トリガーとの呼び声も高いクロックが、GP限定バージョンとして初登場! GP5thの優秀賞だった《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》もかなりの大人気でしたが、こちらも負けず劣らず人気な1枚となるのは間違いなさそうです。
※優秀賞は、GP6th Top64入賞チームに3枚ずつお渡しします。
というわけで、いよいよ最後の1種類。Top8プロモのご紹介です!!!
Top8賞、《S級不死 デッドゾーン》 GP限定Ver !!!
説明要らずの格好良さ! ハンデスデッキやドルマゲドンデッキで大活躍中なS級侵略者の一角。闇のコマンドが攻撃するだけで手札からだけじゃなく墓地からもすっ飛んで駆けつけてくれる闇デッキの特攻隊長が、ついにGP限定Verの仲間入りです。実はこれ、デッドゾーン初のプロモ化。大変なことになっちゃうのではないでしょうか。Top8争いが熾烈さを増すのは間違いなしです!!
※Top8賞は、GP6th Top8入賞チームに3枚ずつお渡しします。
グランプリ6th情報を更にもう一つ。
グランプリ6thのサイン会参加イラストレーターさんが決定しました!!!
今回、参加頂くのは、次のお三方になります。アルファベット順でご紹介。
- *Hisashi Murakami
主なカード、《勝利宣言 鬼丸「覇」》、《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》、《龍覇 グレンモルト》、《超次元ガロウズ・ホール》、《ジャスト・ラビリンス》、《豚魔槍 ブータン》
- *Lack
主なカード、《赤攻銀 マルハヴァン》、<最強熱血 オウギンガ>、《爆熱血 ロイヤル・アイラ》、《龍覇 アイラ・フィズ》、《青寂の精霊龍 カーネル》、《禁断機関 VV-8》、《獅子頂龍 ライオネル》
- *Mikio Masuda
主なカード、《S級不死 デッドゾーン》、《キングダム・オウ禍武斗》、《オヴ・シディアDG》、《轟く侵略 レッドゾーン》、《暴走龍 5000GT》、《破界秘伝ナッシング・ゼロ》、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》
贅沢!!!
尚、前回初導入し好評頂きました「スケッチ会」ですが、今回も継続致します。イラストレーターさんと直接言葉を交わすことができ、尚且つ自分だけのイラストを目の前で描いて頂けちゃうとてつもなく貴重な機会、是非お見逃し無く。
※前回のスケッチ会の模様は、こちらをご覧下さい。
https://dig.cards/columns/dmgp05/dmgp05_sk
GP6th に関する情報は、今後もアップデートしていきますので是非、お楽しみに。
2月に熊本、愛媛、岩手でジャッジ試験が開催されます。ジャッジ試験は今回が6回目ですが、今後も継続的に開催していきます。
まずは改めて確認を。
もの凄く基本的なことではありますが、競技プレイにおいて認定ジャッジは何故必要なのでしょうか? ルール自体はジャッジだけではなく、誰にでも確認できる形で公表されています。
それに、殆どの競技プレイヤーはルールに非常に詳しい。ジャッジに聞かなくても特別困ることは無さそうな気もしますね。
ですが、勿論そうではないのです。
デュエマのカードは既に数千種以上存在するわけで、特殊なケース、ややこしい問題、どうなるか微妙な案件は星の数ほど。それに対して、片方のプレイヤーがAになるはずだと考え、片方のプレイヤーがいやいやBでしょと信じることは多々。
そうなったら、もう泥沼。
そのトラブルを綺麗に終えるのは容易ではありません。掘っても掘ってもエンドレスな泥沼なのです。そんな時に頼れる有り難い存在が、第三者として公平に判断してくれる認定ジャッジなのです。
なので、我々は競技プレイを正しい方向に推進するために、また、プレイヤーの皆さんに安心して対戦を楽しんで頂くためにも、認定ジャッジの数をもっともっと増やしていきたいと思っています。そして、認定ジャッジの方が日々知識を深めて下さっているのを非常に有り難いと思っています。
そこで、少しでもその手助けをできるように、ジャッジ制度とDMPランキングを以下のようにパワーアップしたいと思います。
●ジャッジ制度に、レベル2:シルバージャッジの導入
2016年のジャッジ制度開始から約2年。これまでも、ジャッジの方々には様々な形でデュエマに協力頂いてきました。皆様、まことに有り難うございます。その中の一部の方、人格・指導力・ルール知識等の総合力で特に秀でている方に、レベル2:シルバージャッジに昇格して頂きました。
シルバージャッジに昇格頂いた方には、デュエマの競技プレイが更に良くなるよう今後も様々な形で公式イベントにご協力頂きますし、ジャッジコミュニティにおける指導者的な役割も担って頂きます。
(ですので、それに合わせる形で、我々からの御礼も増量させて頂きます)
レベル2:シルバージャッジへの昇格は、今回だけのことではありません。今後も、相応しい方がいましたら随時昇格して頂く予定です。より深くデュエマと関わりたいと思って下さるジャッジの方は、そのことを念頭に置いて下さればと思います。
●DMPランキング、認定ジャッジがジャッジしたCSには、ボーナスポイントを適用
ジャッジとしてのスキルを深めて頂く上で欠かせないのが、「実施経験」です。ルールを読み、脳内でシミュレートするだけではどうしても限界があります。なので、認定ジャッジの方に、運営者から声がかかりやすい構造を作りたいのです。というわけで、公認CSに、「認定ジャッジ ボーナスポイント制度」を導入致します。中身は簡単。
*認定ジャッジがジャッジとして大会の最初から最後まで参加したCSで、主催者からその情報が正しく報告された場合、各プレイヤーの獲得ポイントに20%のボーナスポイントを加算する。
例)
・認定ジャッジ無しで、参加人数100人(ポイント倍率2倍)のCSに優勝した場合
→ 1000pts x 2 = 2000pts
・認定ジャッジ有りで、参加人数100人(ポイント倍率2倍)のCSに優勝した場合
→ 1000pts x 2 x 1.2 = 2400pts
- ※2人以上の認定ジャッジがジャッジとして参加したとしても、ボーナスポイントは変わらない。
- ※認定ジャッジがプレイヤーとして参加していてもボーナスポイントは発生しない。
- ※認定ジャッジが、大会の最初から最後までジャッジとして参加できなかった場合、ボーナスポイントは発生しない。
まずは、この制度の導入によるプラスの面から。
ジャッジの方は、経験を積みやすくなります。
主催者の方は、認定ジャッジに来てもらうことで、CSの価値を高めることができます。
プレイヤーの方は認定ジャッジがいるCSが増えることで、より安心して競技に専念することができます。また、認定ジャッジのいるCSに参加することで、獲得ポイントの期待値も増えます。
全方面にプラス有りです。
では、マイナス面はどうでしょうか? 主催者さんの手間は少し増えてしまうかもしれません。現在のジャッジの中に認定ジャッジがいる場合は問題ないですが、そうじゃなかった場合は認定ジャッジへの声かけが必要になります。また、そもそも近い場所には認定ジャッジがいない可能性もあります。ですがプラス面があるので完全なマイナスにはならないと思っています。また、主催者の方は、「認定ジャッジ不在にする」という選択を選ぶことも勿論可能です。皆様、様々な事情や都合があるはずですので、そちらを選んで頂いてもなんら問題はありません。
我々の方でも、引き続き「認定ジャッジ試験」を実施していきます。できるだけ認定ジャッジを見つけやすい状況にしたいと思っております。
それでは、最後に「認定ジャッジ ボーナスポイント制度」の導入時期についてご説明しましょう。
現在、この制度は、4/1に導入開始予定でして、それに向けてDMPランキングのシステム改修を進めております。状況が進みましたら、また続報したいと思います。
というわけで、ジャッジの皆様、そして主催者の方々、ご協力宜しくお願いします。
というわけで、次回以降も何かしらの逆風を追い風に変え、バッキュンズッキューンドッキューーンとジョー君風に頑張っていきたいと思います。
次回の更新をお楽しみに。