超CSⅧ北海道 ジャッジインタビュー:泉盛 健次氏
ライター:秋山 大空
撮影:瀬尾 亜沙子、坂井 郁弥
【お知らせ】
— デュエル・マスターズ公式アカウント (@t2duema) August 4, 2025
第12回デュエル・マスターズ 認定ジャッジ試験実施!
<試験日程>
9月21日 石川会場
9月23日 岩手会場
9月28日 鹿児島会場
応募受付は8月6日(水)から!
詳細は特設ページをご確認ください!https://t.co/u9pUFuPGTu#デュエマ pic.twitter.com/Jo3nT2k488
今年もジャッジ認定試験の季節がやってきた。
昨年と同じく開催日は9月だが、会場は大きく異なる。
前回が福岡、兵庫、東京と主に都心で開催されていたのに対し、今回は石川、岩手、鹿児島と地方が会場の中心となっているのだ。
地方が会場となれば、その地域周辺のジャッジ志望者が試験に参加しやすくなる。
参加しやすくなったことで受験し合格すれば、CS開催へのハードルが下がる。
開催のハードルが下がりCSの数が増えれば、いずれ大きなコミュニティとなり、今後のデュエル・マスターズを大いに盛り上げる潮流となり得る可能性を秘めている。
デュエル・マスターズは都会だけでは完結しない。
大型大会に全国津々浦々からプレイヤーが集まるのは、地方のプレイヤーが情熱を持っているからこそ。
そして今回の会場である北海道は、特にプレイヤーの熱量が高い地域である。
北海道在住の参加者がとても多く、予選を抜けたプレイヤーも少なくない。まさに強豪地域と言った様相だ。
勿論開催地が地元だからというのが一番大きな要因だが、普段から近くに大会が開催される環境、並びに主催と運営するジャッジがいてこそ高い熱量を維持できるというもの。
今回は、そんな北海道でジャッジとして活躍する泉盛 健次氏にインタビューをすることが出来た。
インタビュー:認定ジャッジ 泉盛 健次氏
――初めまして。本日はよろしくお願い致します。
泉盛「こちらこそ、よろしくお願いします」――普段は北海道で活動しているとのことですが、いつごろから活動されているのですか?
泉盛「次期は覚えていないんですけど、結構前から札幌のCSでスタッフとして活動させて貰っていました。10期で資格を取得出来たので、改めて認定ジャッジとして活動をスタートしたと言う感じです」
――なるほど、今はもうジャッジメインで活動を?
泉盛「そうですね。競技プレイヤーとしてはE2辺りからやっていて、メインでやってたのは《龍覇 イメン=ブーゴ》が配布されていた時期ですね。その時期の知り合いとは今も交流があります。まあ、今はCSが終わった後に遊ぶくらいです…。ジャッジとしては10期で資格を取得して、DMGP2024 2ndからですかね。そこから大型大会は毎回ジャッジとして参加させてもらっています」
――毎回…!大型大会は基本立ちっぱなしですが、大変ではないですか?幕張や名古屋への移動もありますし。
泉盛「千歳に住んでいることもあって、移動は新千歳空港から飛行機です。費用はかさみますが、他の道内の街より楽させてもらってます(笑)。大会中は体力で気になることはないんですが、自分は説明下手なので上手く伝えられなくて落ち込むことはたまにあります…。あとは、汗っかきなので汗がヤバいですね」
――体力で問題ないのはすごいです…。千歳と言うと、千歳から札幌まで結構な距離を電車で移動した覚えがあります。やっぱり札幌は遠いですか?
泉盛「そうですね、車で1時間~1時間半くらいです」
――となると、札幌での活動は結構大変では?
泉盛「田舎なのでまあ、移動時間はこんなもんだろうと思ってやってます」
――確かに私も茨城の田舎に住んでいるのでそんな感じでした…
泉盛「あ、茨城ですか。十王編の頃に仕事の関係で1~2年くらい居たんですよ。セイコーマートがあったのが嬉しかったですね。牛乳の味が変わらないのはありがたかったです」
――偶然!牛乳の味、やっぱり北海道と本州で違うんですか?
泉盛「いえ、単純にセイコーマートの牛乳が好みと言うだけです(笑)」
――なるほど、気に入った牛乳だったんですね。
泉盛「はい(笑)。そういえば、本州でデュエル・マスターズはしないつもりだったんですけど、たまたま持ってきた水魔道具の立ち位置が良かったので2回くらい優勝できて、いい思いをさせて貰いました」
――ジャッジとして活動するようになったきっかけ等はありますか?
泉盛「昔から(デュエル・マスターズを)遊ばせてもらっているので、何かしらで関りたかったんです。そう思っていた時に、認定ジャッジの知り合いから話を聞いて、面白そうだと思ったのがきっかけです。1期生、2期生のあきさんとががまほさんには特にお世話になりました」
――1期生と2期生の先輩、心強いですね。認定ジャッジ試験合格前からスタッフとしてCSの運営に携わっていたとのことですが、活動するときに心がけていることはありますか?
泉盛「見た目が見た目なので、声色等で参加者を怖がらせないよう気を付けています。たまに語気が強くなっちゃったりとか、上手くいかないこともありますが…」――声色と言うと、プライベートの時とはだいぶ変えているんですか?
泉盛「はい。声の出し方はプライベートとは全然違います。最近は特に(怖がらせないよう)心がけていますね。最近は知り合いと会うたびに『デカくなったね』って言われますし、2週間前に会ったはずの人にもそう言われるので(笑)」
――(笑)
ジャッジを目指す方へ
――最後に、9月に12期ジャッジ認定試験が開催されるのですが、参加される方や、今後ジャッジ試験を受けようとする方たちへ一言お願いします。泉盛「一ヶ所は金沢で試験ですよね?試験とは言え、金沢に行けるのは羨ましいです(笑)。一度行ってみたいんですよね」
泉盛「有志の方が作ってくれた問題集をやったり、総合ルールを読み込んだりするかと思いますが、わからないことがあれば積極的に他の人に聞いてみてください。自分も読んで読んで、わからないことがあれば他の人に聞く、と言う感じで試験に臨んでいました。勿論一人で勉強して合格する方もいらっしゃいますが、一人より二人、二人より三人です」北海道を飛び出し、大型大会でも精力的に活動する泉盛氏。
今年の秋に開催されるDMGP2025 2ndでも、泉盛氏の選手に真摯に向き合う誠実さと、半年に一度海を越えるバイタリティを見られることだろう。
泉盛氏のように地方で活躍するジャッジが一人でも増えてくれることを願っている。
いずれジャッジ試験の参加を考えているあなた。
「地方だから運営を手伝えるCSも少なくて…」「大型大会にジャッジ参加するには距離が…」
といった不安もあるかもしれない。
大丈夫。ひとまず、ジャッジ試験を受けてみてほしい。
ジャッジとして盛り上げたい大会が開かれるときに、ジャッジ資格がある。これが一番重要なのだ。
次の超CSの会場になる県は、あなたの県かもしれないのだから。
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