デュエル・マスターズ

メニュー
商品情報

全国大会2025 Round 3:kaisora vs. きや

ライター:齋藤 陽(あーくん)
撮影:堀川 優一

kaisora・きや「「だよね!!!!」」

 フィーチャーエリアに呼ばれるなり、顔を見合わせて喜ぶ二人。

「そらそう。ここ呼ばんとな」
 満足気にフィーチャーエリアに足を運ぶ。
 ジャッジやライターを見ると「「だよね!!」」と笑顔が深まる。早く座りなさいよ。

「2年ぶり」と、どちらともなく話す。

 もともと仲の良い二人。この前公式の場で戦ったのは、24年春のGPだ。

 懐かしさも残る舞台。一般的にkaisoraのキャリアに火が付いた大会でもある。

 あの時はベスト8。それも大舞台だが、こと全国大会となれば、かける思いもまた違う。

きや「握手どっち?」
kaisora「え、左」
きや「いや、左で握手したら負けた人いたな。やっぱ右で」

 写真撮影もシャッフル中も、とにかく喋ることをやめない。

きや「いやー、変なプレイしたら刺されるわ」
kaisora「いいよ。変なプレイする前に倒すわ」

きや「やばいなー!いや、マジで楽しい。俺今日モットーあるんよ。楽しくやること」
kaisora「俺もよ。普段のCSくらい楽しんでる」
きや「俺は普段のCSよりだけど?」

 雑談の中、フィーチャーテーブル以外の対戦が開始される。

kaisora・きや「「デュエマ・スタート!」」

 開戦のコールも欠かさない。

kaisora「バチバチバチバチ……あんま聞こえんなぁ」
きや「結構遠いもんな」

kaisora「いや~わかってたけど知り合いしか当たらんしな」
きや「確かに?ちゅやニキ、柑橘さん……kaisora~~」

嬉しそうなきやを前に「リベンジやな」と返すkaisora

きや「GP、チームは負けてんのよな。個人は勝ったけど」
kaisora「懐かしいな~」

 2年前の記憶もすぐに引き出される。互いに慣れたプレイヤー。喋りながらも準備の手は止めない。

 試合開始の前、ジャッジからゾーンの置き方について指定がされる。kaisoraは左利きだが、ここはフィーチャーエリア。配信に合わせ、デッキは右手側に移動させられる。

きや「これはもうね、崩れたよ。ジンクス」

 相手に言うのかと思いきや、普段とは違う位置にある自分の超次元ゾーンに呼びかける。

 やがてジャッジの合図。勢いの乗ったジャンケンを終え、こちらのテーブルも試合が始まる。

先攻:きや
 お互い1ターン目は動きなし。
 kaisora《俳句爵 Drache der’Bande》をマナに置いたのを見て、「好きねー、それ」ときやが一瞥する。
 GPでも使用した【4c der’Bande】であることを隠す必要すらない。

 対するきや《王闘の大地》《天彩の精霊ミルディアス》の順番でマナへ。4文明の動きから【4c アルファディオス】が想像される。

 kaisoraは2ターン目、《とこしえの超人》をプレイ

 自分のデッキが外部ゾーンにあまり頼らないことを考えると、進化元としての意味合いが強いか。そんな表情を浮かべるきや

 ターンが返ってくると間を置かず、《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》を唱える。

 公開されたのは
《トルネード・テレポートホール》
《アシダケ・テレポートホール》
《鬼修羅と跳次元の決断》

 一瞬の静寂。
 まるで【4c跳次元】のような内容。【4cアルファディオス】を想定していたkaisoraは、その情報量に困惑する。

きや「確認大丈夫?」
kaisora「……あ、エンコマないのか」
きや「回収していいの?w」

 軽口が飛ぶ。
kaisora《ラッキー・ダーツ》だけはやばい!!!!!!!!」

 そう言いながらも、なんとか避けて3ターン目へ。
 ターンをもらったkaisoraはそのまま《超次元キル・ホール》を埋めて、火文明のマナを確保。そして《ピザスターのアンティハムト》をプレイ。

《ピザスターのアンティハムト》から《ピザスターのアンティハムト》。そのまま横に《俳句爵 Drache der’Bande》を広げる。
 これで、バトルゾーンには4体。

kaisora「さぁ、行こうか!」

《俳句爵 Drache der’Bande》の攻撃に合わせて《超次元キル・ホール》を宣言。
 これがオリジナルならこの呪文で終わり。しかしここはアドバンス。
 この攻撃が、試合を決める一撃へと変貌する。

 まず飛び出すのは最強のサイキック・クリーチャー。《勝首領龍 カツドン》
 そして《俳句爵 Drache der’Bande》は光のコマンド。アタックに反応して《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》が3枚侵略!!!

「1、2」と数えた《勝首領龍 カツドン》が≪最終勝首領 カツマスター≫にサイキック・ゴー。
 6+15で21。超次元足し算を見逃さない《超時空ストームG・XX》が更に進化でバトルゾーンへ。
 そして≪最終勝首領 カツマスター≫がファイナル・ドロンを叫ぶと、アンタップ状態に戻り、《ピザスターのアンティハムト》をスピードアタッカーに。
 最後に「3」。《勝首領龍 カツドン》の覚醒ストックを処理すると、≪超覚醒ラスト・ストームXX≫へと強引に裏返す。



 3ターン目に≪超覚醒ラスト・ストームXX≫が降臨。
 ブロックされない。選ばれない。ワールド・ブレイカー。2回攻撃。パンドラ・ウォーズを象徴するビッグアクションだ。

kaisora「どん!!」

 手札を超次元に叩き捨てるが関係ない。声に合わせて、左手を突き出す。

きや「……このデッキすごいんだよ。まだ行けるんだよ」

 絶体絶命。それでも笑っている。
 あとは祈りの時間。シールドを掴んで、1枚ずつ絞っていく。

kaisora「どう?」
きや「まだ……」
kaisora「【黒緑アビス】なら、勝ってんのにな」

 2年前とは違う、厚くなったシールド。

 1枚、また1枚。全てのシールドを確認して、やがて差し出す。
 それは健闘を祈る、迷いのない右手。
きや「無理か~!」

Winner:kaisora
PAGE TOP

©ANYCOLOR, Inc.
TM and © 2026, Wizards of the Coast, Shogakukan, WHC, ShoPro, TV TOKYO © TOMY