デュエル・マスターズ

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超CSⅨ福岡 ジャッジインタビュー:本多 潤哉氏

ライター:山口 海斗(ジャイロ)
撮影:堀川 優一

「グランプリを開催しにくい地域にも大型イベントを!」という理念のもと毎年開かれている超CS。

 今年の会場である福岡国際センターには、福岡県をはじめとした近隣の地域からたくさんのプレイヤーが参加している。
「普段はGPに来ないプレイヤーの方もたくさん来られていて嬉しいです。」

 そう話すのは、福岡県のお隣・佐賀県でジャッジとして活動している本多 潤哉(HN:ルーチ)だ。

インタビュー:認定ジャッジ 本多 潤哉

 いまでこそ47都道府県で開催されているデュエル・マスターズのCSだが、佐賀県でのCS開催は2023年12月まで開催されていなかった。
 公認サポートが始まって以来、佐賀県でのCSを初めて成功させたのが本多 潤哉だ。

 事実、サガCS(佐賀県で開催されているCSのイベント名。絶望神ではないので注意)が定期開催される以前と以降とではプレイヤーの盛り上がりは目に見えて違う。サガCS開催前である2022年上期では、佐賀県に住所登録をしているプレイヤーは38人だったのに対して、2025年下期は89人。約2.3倍の増員がされているのだ。

本多「サガCSから競技イベントの面白さを知ってもらった人の中には、ランキングプレイマット(全国上位100位の景品)を獲得されたプレイヤーもいたりします」

本多「(超CSが)福岡での開催とあって、普段はGPとかあまり行かない層のプレイヤーも、今日の超CSは参加されているプレイヤーが多いんですよ」

--そういったお話、超CSならではだと思うのでもっと聞きたいです。
……と盛り上がっていたところ、ちょうど予選7回戦が終わり、本戦進出者の発表がなされた。

本多「あ、この人も。この人とこの人、この人もサガCSに遊びに来てくれる方ですね」

 自身のCSの常連が多く入賞したことを嬉しそうに話す姿が印象的であった。

--CS文化の無い地域でCSを開催するのは大変だったと思います。心掛けられたこと、意識されたことはありますか?

本多「まずは新規層にも出てもらうことを目指しました。ファンイベントを定期開催して遊べる場所を作ったり、スリーブが汚れていたらなんでダメなのかを説明したり」

本多「あとは、ランキングのポイントって佐賀県民のプレイヤーからしたらちょっと旨味が弱いじゃないですか。だから新たにランキング制度を作りました。それが、SDMP(サガDMP)ランキングです」

--SDMPランキング?!

SDMPランキング

 本多の開催するCSで獲得したポイントのみを集計対象とした佐賀県のプレイヤーに向けた独自のランキング制度だ。
 年間の成績優秀者はグランドファイナルに招待されるなど、公式ランキングさながらの”熱”がこもったイベントになっている。

本多「かなり景品は豪華にして、みんなの目標になれるようなイベントにしています。優勝者にはトロフィーを用意したり、佐賀牛をあげたりと頑張っています」

--佐賀牛!佐賀ならではの景品だしちゃんと嬉しい景品だ。トロフィーもあるだけで格があがりますね。
--2023年12月までCSが開催されていない土地となると、人を集めるのに苦労とかは無かったのですか?

本多「そこはありがたいことに、いつもたくさんの方に来ていただけています。佐賀県って、福岡県南部や長崎県など、同じくCSが少ない地域のちょうど真ん中に位置しているんです」

本多「場所の利もあって、定期的に公認CSとして開催できています。それに、SDMPランキングもあります!」

--確かに!グランドファイナルに向けて皆さん参加してくださるんですね。

 来月9月20日には定員210人での大規模イベントも佐賀県にて予定しているとのこと。
 定員MAXにならないと赤字らしいので、もしこれを読んだ近辺のプレイヤーは是非チェックしてほしい。目指せグランドファイナル!

ライフステージの変化

 最近のDMPは結婚ラッシュが話題だが、本多も先日ご結婚されたDMPの一人だ。ちなみに指輪は無くしていない。

--ジャッジ資格を取得されてから、ほぼ全ての大型イベントでジャッジ稼働をされていたと思うのですが、ライフステージが変わったことでジャッジ活動の変化はありますか?

本多「大型イベントの稼働については、どうしても控えめになってしまうと思います。遠方の稼働になると、家を開ける時間も増えてしまうので……」

本多「でも、今回のように超CSが近くでやってくれるなら絶対行きます。むしろイベントがこっちに来て欲しいぐらいです(笑)」

 改めて、超CSの意義を感じられる回答だ。熊本、金沢と始まった全国津々浦々での大型イベントの開催は、様々なプレイヤーのモチベーションも担保している。

本多「(超CSの開催は)年2回じゃ足りないです。年4回はやって欲しいですね」

 他にも幸せエピソードをいただいたはずなのだが、聞けば聞くほど筆者が情けなくなったので割愛させていただく。
 ともあれ、ご結婚おめでとうございます!

デュエル・マスターズが好きな人に向けて

--最後に、誰かに向けてメッセージとかありますか。伝えたいことでも所信表明でも何でも大丈夫です。

本多「誰かに向けて…か。強いて言うなら、デュエル・マスターズが好きな人に向けてかな」

本多「もっとみんなにイベントを開いて欲しいんです。イベントって無いと出られないじゃないですか」

--それはそうだ。

本多「デュエル・マスターズが好きなら、自分にとって理想のイベントがあると思うんです。その実現に向けて、一歩踏み出してほしいですね」

 これまで触れてきたSDMPランキングやグランドファイナルなど、本多の目指すイベントは彼の理想のもと設計されている。200人規模での大型イベントについてもその一つだろう。

本多「僕も大会の開催経験が無い中、色んな人に助けられながらでやってきました。やるぞってなると、同じように助けてくれる人がいると思います。思い切ってやってみてほしいですね」


 本多はCSが開かれていなかった地域でCSを開き、文化を根付かせるまでに至った。
 ライフステージの変化などの外的要因があったとしても、根付かせた文化は簡単には消えないだろう。

 超CSでも、個人の旅行でも。全国各地でCSは有志の手によって開催されている。もし予定が合えば参加してみてはいかがだろうか。デュエル・マスターズが好きな者の手によって根付いた文化を感じてくれたら幸いだ。
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