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全国大会2018 北東北エリア予選 決勝第1回戦:アヤカ vs. かじゅある

2015年度の全国大会で準優勝という実績のあるかじゅある

去年はエリア代表決定戦にて決勝ラウンドには進んだものの、優勝には至らなかった。

今年こそ再び全国大会に参加し、悲願である優勝を望んでいるだろう。

そう、こんなところで躓くわけにはいかない。

しかし、常にどの試合にも予測不可能な事態は起こる。

予選ラウンドを勝ち抜き、同じように決勝トーナメントに進出したアヤカもまた2ブロック構築という新たなフォーマットで施行された今回のエリア予選環境を熟知し、ここまで辿り着いた強豪であることは疑う余地もないだろう。

アヤカにとっても、かじゅあるにとっても真のスタートはむしろ、ここからが始まりとなるだろう。

先攻はじゃんけんの結果、かじゅあるとなり、デュエマ・スタート!
先攻:かじゅある
1ターン目にマナチャージしたのはデッキのキーパーツである《卍 デ・スザーク 卍》

アヤカが《ドンドン吸い込むナウ》をマナチャージしてターンを返すと、かじゅあるは《堕魔 ドゥポイズ》をチャージした後に《堕魔 ドゥスン》を召喚。

そこから次のターンにかじゅあるが《堕魔 ヴォーミラ》を召喚し、墓地に《》《追憶人形ラビリピト》《堕魔 ドゥリンリ》を置く。

その間、アヤカは《ドンドン吸い込むナウ》をマナチャージするのみで全く動かなかったが狙いすましたかのように、ここで《堕魔 ドゥスン》をもろともせずに《“必駆”蛮触礼亞》を唱える。

手札から呼び出されたビートジョッキーは《“乱振”舞神 G・W・D》!!

盤面へインパクトを与えるに十分すぎるこのクリーチャーは《“必駆”蛮触礼亞》の効果と自身の効果でかじゅあるの魔導具を一網打尽にする。
相手のクリーチャーを自身の手札に変え、更にはシールドまでも奪っていく《“乱振”舞神 G・W・D》

これでかじゅあるの盤面は吹き飛び、シールドも4枚になったが、かじゅあるはこれを物ともせず《堕魔 ヴォガイガ》を召喚。

《堕魔 ドゥスン》《追憶人形ラビリピト》《卍 デ・スザーク 卍》《》と墓地に落とし、既に墓地にある《堕魔 ドゥリンリ》を回収。

そして《堕魔 ヴォガイガ》の能力でマナコストを1減らして《堕魔 ドゥリンリ》を召喚すると「無月の門」を開く宣言をする。

こうして墓地から《卍 デ・スザーク 卍》が降臨すると、試合の流れを一気に自分の元に引き寄せる。

この事態を打開するためにアヤカが召喚したのは≪南海の捜索者 モルガラ≫

タップ状態で召喚されるとはいえ、対処すればラスト・バーストが発動してしまい、対抗する手段が増やされてしまうので、かじゅあるにとっては厄介な存在であろう。

このクリーチャーを足掛かりに再び試合の流れを引き戻そうとするアヤカに対して、かじゅあるは2体目の《堕魔 ヴォガイガ》を召喚。

《堕魔 ドゥリンリ》2枚、《》《堕魔 ドゥスン》と墓地に落とし、既に墓地に落ちている《追憶人形ラビリピト》を回収する。

≪南海の捜索者 モルガラ≫に対する回答を手札に回収し、ターンを終える。

かじゅあるに回答を準備されてしまったアヤカだが、それに対して特別に行動ができる状態ではないので、タップ状態で≪ゴリガン砕車 ゴルドーザ≫を召喚。

その後に≪南海の捜索者 モルガラ≫で攻撃。

《卍 デ・スザーク 卍》の支配下により大幅に行動が制限されてしまうアヤカをじわじわと追い詰めるかじゅある。
自分のターンが来ると《》を召喚しながら無月の門の宣言を行う。

≪南海の捜索者 モルガラ≫のパワーを-2000して破壊した後に、2体目の《卍 デ・スザーク 卍》が降臨し≪ゴリガン砕車 ゴルドーザ≫も破壊。

ラスト・バーストによってアヤカは3ドローをするものの、後に《追憶人形ラビリピト》が召喚されると、次に召喚された《堕魔 ドゥポイズ》《卍 デ・スザーク 卍》を1体巻き込む。

こうすることでターン終了時に墓地からもう1種類のマスター・ドルスザクである≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫が降臨。

《追憶人形ラビリピト》の能力がトリガーしてアヤカの手札が全て刈り取られてしまう。

ここでお互いに手札が0の状態となるが、お互いのバトルゾーンの状況は対照的だった。

アヤカはドローに希望をかけ、自分のターンの初めにカードを引くが、これではないと《異端流し オニカマス》をマナチャージしてターンエンド。

俄然有利となったかじゅあるはここで《卍月の流星群》をドロー!
≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫を破壊して墓地から《堕魔 ヴォガイガ》《堕魔 ヴォーミラ》のコンビを引き入れると、このデッキの理想となる状況が完成する。

墓地から毎ターン《堕魔 ドゥポイズ》を召喚し、≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫を破壊しては復活させることで《追憶人形ラビリピト》による手札ロックが可能となる。

あとは、アヤカのシールドを少しずつ安全に割っては、ターン終了時に相手の手札を全て捨てさせていくだけでよい状況となったのだ!

そして、この包囲網は崩されることなく最後まで安全なまま、かじゅあるはダイレクトアタックを決めたのだった!


Winner:かじゅある


『水火クラッシュ覇道』に対して絶好の相性差を持つ《卍 デ・スザーク 卍》デッキを煮詰めてきたかじゅある。

そして他のブラケットを見渡せば一面『水火クラッシュ覇道』の海なので、かじゅあるにとっては絶好のロケーションとなったが、果たしてどうなるのか!?

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