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全国大会2025 北陸エリア予選 :メタゲームブレイクダウン

ライター:塚本 樹詩

 【火水闇アビス】【火闇自然レッドゾーン】の優勝で幕を閉じた九州エリア予選から一週間後の開催となった北陸エリア予選。

 「王道W 第3弾 邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」までのカードプールで戦う最後の予選となるので、総決算の舞台で何が起こったのかをここで記していこうと思う。

 それでは早速、参加者102名の使用デッキ分布を見てみよう。

40【光水自然ゴルギーオージャー】
26【火水闇アビス】
9【火闇自然レッドゾーン】
6【光水闇コントロール】
5【ペテンシージャオウガ】
4【アルファディオス】
3【プレジール】
2【御代紅海】
2【火水闇ハイパー】
5【その他】(4cドラゴン、COMPLEX、清永、ボウダン=ロウ、多色コン)

 最大勢力は予想通り【光水自然ゴルギーオージャー】であったが、2番手の【火水闇アビス】が3番手以下を大きく引き離しているのがわかる。

 これは九州エリア予選の影響も大きいのだろうが、【光水自然ゴルギーオージャー】以下は団子状態であったこれ以前のメタゲームからの大きな変化といえるので、今後メタを絞りやすくなったようにも思える。

 とはいえ次の環境からはいよいよ「王道W 第4弾 終淵 ~LOVE&ABYSS~」がプール入りするので、その影響は計り知れないが、北陸エリア予選の結果、ひいてはこれまでの流れが次の2ブロック環境の攻略に繋がることは間違いないので、まずは北陸エリア予選のダイジェストから確認していこう。

波乱の決勝ラウンド

 まず、決勝ラウンドへ進出したアーキタイプを確認してみると、

7【光水自然ゴルギーオージャー】
5【火水闇アビス】
4【その他】(バイク、プレジール、御代紅海、火水闇ハイパー)

 というような結果になった。

 母数が少ないとはいえ【火水闇アビス】が【光水自然ゴルギーオージャー】の使用者数に肉薄する形となり、完全に2大勢力のぶつかり合いとなった。それがそのまま決勝で直接対決を見せる形となったが、先攻の優位と《一音の妖精》によるマウントをうまく決めたきくらげの勝利で終わった。

 決勝の結果を踏まえると、次環境でもこの2つのアーキタイプの活躍は予想できそうだが、それ以外の決勝ラウンドに進出したアーキタイプに注目してもらいたい。

 そう、【光水闇コントロール】系と【ペテンシージャオウガ】といった受けデッキがいないのだ。

 全体分布で見ても約10%の使用率であったのだが、何より同系戦になった時の消耗が凄まじく【光水自然ゴルギーオージャー】も【火水闇アビス】も受けデッキに対する有利が付いてしまっているので【火闇自然レッドゾーン】も徐々に使用率が減っている今のフィールドでは風向きが悪いと言えるだろう。

ローグデッキブレイクダウン

 今回は【プレジール】と【ギャラクシー】【火水闇ハイパー】がそれぞれ決勝ラウンドへ進出したが、これに加えて前回のエリア予選でも印象的な活躍を見せた【アルファディオス】を含め、ローグデッキ四天王として各予選で存在感を放っているので、特に活躍が目立った今回のリストを確認していこう。

■【プレジール】

 raku
 全国大会2025 北陸エリア予選
 2ブロック構築
 21 クリーチャー
3 《一音の妖精》
4 《シャワ=アガール》
3 《貴布人 テブルカッケ=エディ》
3 《~驚異的な矛盾~》
4 《楽識神官 プレジール》
2 《粛清者ゴットハルト》
1 《~神帝、完成せり~》
1 《逆転の影ガレック》
 19 呪文その他
4 《虚ト成リシ古ノ蛇神ノ咆哮》
2 《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》
4 《真気楼と誠偽感の決断》
2 《邪悪発動》
2 《超化秘伝アビスアサルト》
2 《鬼火と魍魎の決断》
3 《悪魔世界の閃光》


 前年の2ブロック環境でも好きなユーザーが一定数いた《楽識神官 プレジール》だが、今年のプールでは強い呪文が多いこともあって、去年以上の出力で戦えている印象があります。

 基本的には展開用の《鬼火と魍魎の決断》でジャストダイバー状態の《一音の妖精》を作り《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》でフィニッシュを確実にするといった動きが本線なのだが、《真気楼と誠偽感の決断》《悪魔世界の閃光》を組み合わせることによって連続攻撃+横展開といったビックアクションも取れるので、テクニカルに呪文を使いたいプレイヤーにはぴったりのアーキタイプとなっている。

■【アルファディオス】

 羽瀬川
 全国大会2025 北陸エリア予選
 2ブロック構築
 35 クリーチャー
4 《シェル・アルカザール》
4 《PP-「P」》
3 《~驚異的な矛盾~》
4 《~不死の黄昏司祭~》
1 《華謡の精霊カンツォーネ》
3 《~邪眼帝 PARTⅡ~》
3 《~世紀末の善悪~》
4 《光開の精霊サイフォゲート》
4 《王導聖霊 アルファディオス》
3 《剛撃聖霊シェバ・エリクシア》
2 《閃光の精霊カンビアーレ》
 5 呪文その他
2 《邪眼の魔法陣》
3 《深淵の逆転撃》


 上記の通り、強力な呪文が跋扈するこの環境へのキラーカードとして注目されたのが《王導聖霊 アルファディオス》である。

 封じることができる呪文が限定的であるものの、高速で着地してしまえば速やかにゲームを決める力を持っているのでメタゲーム次第ではまだまだ活躍の余地がありそうだ。

■【御代紅海】

 河豚康成
 全国大会2025 北陸エリア予選
 2ブロック構築
 36 クリーチャー
4 《ソウルサンライト コハク》
4 《一音の妖精》
4 《無頼BEN-K1000》
4 《魔誕の悪魔デスモナーク》
3 《MATATA-美吾罪261》
3 《六番龍 シックスフォール Par滝》
2 《華謡の精霊カンツォーネ》
4 《ソウルスカーレット アカネ》
4 《PERFE910-御代紅海》
2 《王導聖霊 アルファディオス》
1 《怒像アゲ》
1 《轟䡛合体 ゴルギーオージャー》
 4 呪文その他
4 《超魂設計図》


 このアーキタイプは、母数が少ないながらも毎エリアごとに更新を積み重ね、最初こそ火光自然の内で攻撃力に特化した形をとっていたが、サブプランとして発見された《王導聖霊 アルファディオス》が加わってからは、多角的な戦略が取れるようになり、母数が増えたらどうなるかわからないほどの所まで来ていると思う程だ。

 《PERFE910-御代紅海》の加護を受け無敵となった《一音の妖精》《王導聖霊 アルファディオス》のゲーム掌握能力は凄まじく、最強の超魂Xを使って最強のNEOクリーチャーを作るコンセプトも面白く、一度使ったら病みつきになる魅力があるのもわかるアーキタイプとなっている。

■【火水闇ハイパー】

 道玄坂 登
 全国大会2025 北陸エリア予選
 2ブロック構築
 38 クリーチャー
4 《ロック・ポロン》
3 《ド:コータ》
2 《~創造、破壊、そして絶望~》
2 《ツイン・シックス》
4 《シャワ=アガール》
4 《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》
2 《ボルシャック・ハイパー・ヴォルジャアク》
2 《空奏力 ナイン》
4 《轟く邪道 レッドゾーン》
3 《「特攻」の鬼 ヨミノ晴明-1.0》
4 《爆藍月 スケルハンター》
4 《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》
 2 呪文その他
2 《邪心臓の魔法陣》


 元々は前年のハイパーエナジー主軸のアーキタイプであったが《轟く邪道 レッドゾーン》と相性の良いカードも多く、《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》との二本槍で【火闇自然レッドゾーン】と同等の出力を持ちながら、リソースの確保や面取りにも長けている器用なアーキタイプとなっている。

 決勝ラウンドまで用意されている長丁場のエリア予選では四天王の何れかと当たる機会も少なくはないので、各デッキの動きを把握していくとともに、主要アーキタイプが肌に合わない、手に馴染まないといった状況になった時の選択肢として頭の片隅に入れておくことも重要だ。

終わりと、その次

 以上でメタゲームブレイクダウンは終わりとなるが、現在確認できる段階でも【光水自然ゴルギーオージャー】に《大集合!アカネ&アサギ&コハク》《創世竜 ゴルファウンデーション》といった追加パーツが採用され、久々の大幅更新を見せ、ますます脅威となることが予想されている。

 このように【火水闇アビス】にも追加パーツが多く用意されていたり、そもそも《剣轟の団長 ドギラゴン王道》という新たなアーキタイプの誕生を予感させるパワーカードの登場も注目されていたりと、次こそは、そう次こそが波乱の環境となるのは間違いないので、今から結果が楽しみである。

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