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DMGP3rd 決勝第2回戦:オメガ vs. とも

1800人以上のデュエリスト達の戦いもいよいよクライマックスが近付いて来た。

トップ32まで絞られたデュエリスト達の戦いの中から、とも対オメガの戦いをお送りしよう。

スイス9回戦に加え、トップ64の戦いも乗り越えてきた両者だけあって、筆者から見ても緊張と疲労が見え隠れする。しかし対戦前、お互いに超次元ゾーンが公開された瞬間、2人の目付きは再び戦う者のそれに切り替わった。「違いは2枚だけですね……」与えられた数少ない情報から何かを掴み取らんとする、勝利を求める強い意志が2人から感じらとれた瞬間だった。

ヘッドジャッジの宣言によってゲームが開始された。ジャンケンに勝利したのは、とも。
《常勝ディス・オプティマス》 をマナゾーンにセットしつつの2ターン目 《フェアリー・ライフ》 という動き。ともの駆るデッキは「オプティマス・ループ※」だ。
(※《薫風妖精コートニー》 《常勝ディス・オプティマス》 《妖精の裏技ラララ・ライフ》 の3枚によって成立する、瞬殺コンボデッキ。)

対するオメガは 《勝利のアパッチ・ウララー》 セットからの後手3ターン目に《ゴーゴー・ジゴッチ》 。出た時の能力で《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》を手札に加える。この時点でオメガのデッキが「ドギラゴン剣」デッキであることがほぼ確実となった。

互いのデッキが判明したことにより、相手のキルターン、言い換えれば自身に与えられた残り時間が設定されたとも言える。ここから先は、ともの「オプティマス・ループ」が先か、オメガの 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 による「革命チェンジ」を決め切るのが先かが勝負の焦点となる。

さて、盤面に目を戻すと「オプティマス・ループ」側のともは 《クリスタル・メモリー》 から 《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》 をサーチからのキャスト、さらに先手5ターン目にはデッキ名にもなっているキーカード 《常勝ディス・オプティマス》 をキャスト!ターンが帰って来ればそのままコンボ成立も見える盤面をオメガに対して突きつける。
これに対してオメガは最大限の妨害を挟みつつ、ワンショットで倒せるだけの打点を盤面に用意するプランを選択した。

後手4ターン目 《ウソと盗みのエンターテイナー》《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》 のDスイッチを牽制しつつ、5ターン目 《解体人形ジェニー》 によってともの手札に残された2枚の手札から 《クリスタル・メモリー》 (もう1枚は2枚目の 《常勝ディス・オプティマス》 )を叩き落とす。

そう、「次のターンには」手札に控える 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 から 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 を解き放ち、勝負を決める算段だった。

しかし、オメガが望んだその「次のターン」が訪れることは無かった。

とものターン開始時、 《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》 のDスイッチを起動し、マナゾーンにある 《薫風妖精コートニー》 をバトルゾーンに出す。これによって 《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》 の能力がトリガーし、1マナがチャージされる。「Dスイッチ」によって場に出された 《薫風妖精コートニー》は、 《ウソと盗みのエンターテイナー》 の能力によって破壊されてしまうが、ともはなんと、そのターンのうちに2体目の 《薫風妖精コートニー》《妖精の裏技ラララ・ライフ》 を揃え……見事に「オプティマス・ループ」を完成させたのだった。

この時点でこのラウンドの勝者はともとなり、オメガのグランプリ3rdは幕を閉じた。

Winner:とも

デュエルマスターズグランプリ3rd、トップ16の座をかけた戦いの勝者は、とも!!

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