デュエル・マスターズ

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DMGP6th Round 3:ドデカミン vs. 1-1まだいける。


本DMGP6thも3回戦に突入。

興奮冷めやらぬこの熱気に、だんだんと慣れてきたプレイヤー達。

本ラウンドのフィーチャー卓に呼ばれたチーム「ドデカミン」はDMGP6th現在、DMPランキング全国1位のちやすを有する強豪チーム。
メンバーは同じカードショップで幾多も調整してきたハラピッピにロココ。

そんな強豪チーム「ドデカミン」も現在1-1。
勝つプレイヤーがいつも勝つとはならないのがデュエル・マスターズの難しく、そして面白いところである。

一方、「1-1まだいける。」は2007年に行われた全国大会「サムライリーグ」関東大会2位のMAKIをブレインとしたチームだ。

今回関東に散らばっていたメンバーを集めてこのDMGP6thに臨んだものの、こちらも1-1……奇しくもチーム名が示す通り、後がなくなった。

「チーム名通りとはなりましたが……」と前置きしてシールドを展開するしゅーた。

彼もまた2011年「V1グランプリ」関東エリア予選3位、2013年「勝-1グランプリ」関東代表、2017年「デュエルマ・スターカップ」関東大会4位とコンスタントに公式大会で結果を残している強豪。

そんな彼の自信がチーム名にも表れている。

この1-1という状況においても、「まだいける」。


「ドデカミン」
A席:ハラピッピ B席:ちやす C席:ロココ

「1-1まだいける。」
A席:てぃーやま B席:MAKI C席:しゅーた


あたら全試合の模様をお届けしたいところではあるが、今回はその中でもロココ vs. しゅーた(C卓)の試合の一部始終をお届けしよう。

「ドデカミン」:ロココ(『ジョーカーズ』
vs.
「1-1まだいける。」:しゅーた(『ジョーカーズ』


2ターン目に《ヤッタレマン》を出す先攻しゅーた。

両者は1ターン目のマナセットで『ジョーカーズ』のミラーマッチと気づく、となればやることは一つ。


 「いかに対戦相手より盤面を早く揃え、そして倒すか」


これに尽きる。

後攻のロココは《チョコっとハウス》を召喚。

そして撃つのはジョーカーズのドローソースの代名詞《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》

これによりロココの手札に《洗脳センノー》《ガンバトラーG7》《ヤッタレマン》が手札に加わる。

しゅーたは《ジョジョジョ・ジョーカーズ》《パーリ騎士》を回収し、そのままプレイ。

なんとか《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》分のリソース差を取り戻したいしゅーた。


返しのターン《チョコっとハウス》の攻撃を受けるものの《ガヨウ神》でリソース差をどうにか縮める。

なぜここまでジョーカーズのミラーマッチは互いのリソース差が大事なのだろうか。

その答えは単純明快、ジョーカーズにとってバトルゾーン、手札、マナゾーンの枚数はそのまま勝利に直結するカードにつながるからだ。

《ガンバトラーG7》しかり、《ジョジョジョ・マキシマム》しかり、《ジョット・ガン・ジョラゴンJoe》しかり…
そしてロココが次のターンにプレイした《超特Q ダンガンオー》しかり、だ。

そのまま《超特Q ダンガンオー》はしゅーたのシールド4枚を貫通。

シールドトリガー0枚の事実に愕然としつつも、しゅーたが「……負けた」と一言呟き、卓の中で最も早く勝負の幕が下りたのだった。


Winner:ロココ



個人戦ならば本来ここで決着がついて終わりだが、こと今回のフォーマットであるチーム戦では最後まで勝負がわからない。

ハラピッピ、ちやす、どちらかが勝てば……、と祈るロココ。

てぃーやま、MAKIにすべてを託したしゅーた。

残りの卓を見守る両者。

次に決着がついたのはB卓。

現DMPランキング1位ちやすを下したのは「1-1まだいける。」のMAKI。

これで1-1。

ここにきて勝負が判らなくなってきた。

一進一退の攻防を繰り広げるA卓ハラピッピとてぃーやま。

反対側のチームメイトであるロココとしゅーたの顔も緊張が隠せない。

卓の真ん中に位置する席のちやすとMAKIは入念にチームメイトのプレイングを丹念に検討していく。

皮肉にもこの両者もC卓と同じく『ジョーカーズ』のミラーマッチ。

最後に勝負の決め手となったのは《閃光の守護者ホーリー》で耐えた1ターンをものにしたてぃーやまの《ガンバトラーG7》《ジョジョジョ・マキシマム》だった。

Winner:1-1まだいける。(てぃーやま/MAKI/しゅーた)


試合に負け、チームとしての勝利をつかんだしゅーた。

安堵の表情となりながらも「勝負を決めたのは《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》でしたね……」と落とした試合を悔し気に語る。

個人の勝負には勝っても最終的にチームとして勝つか負けるかわからないのがチーム戦の怖いところだ。

2-1となったチーム「1-1まだいける。」

果たしてどこまで行ってくれるのか。
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