DMGP6th 決勝第2回戦:おじさんのケーキ屋さ vs. 卍園田組卍
湯浅健太郎 vs. アチャモ
はんぱやろう vs. まりも
ラキシュ vs. しゃどう
双極篇が始まり、様々なデッキの構築に変化がみられるが、その中でも『ジョーカーズ』は、他のデッキタイプと比べてより大きい変化を遂げた。
《ガンバトラーG7》型の登場、そのすぐ後に《ジョット・ガン・ジョラゴン》型の登場、と短い期間に大きく形を変えていく『ジョーカーズ』。
型の読みづらさと高い攻撃力から、間違いなく環境の中心を征くデッキであると言えるが、『デ・スザーク』等の強力な抑止力によりその勢いは意外にも落ち着いている。
『デ・スザーク』は《卍 デ・スザーク 卍》のボードコントロール能力と《爆霊魔 タイガニトロ》による大量ハンデスが『ジョーカーズ』に強く刺さるため、『ジョーカーズ』にとっては特に苦しい相手と言えるだろう。
そんな中、今回はラキシュの『ジョーカーズ』 vs. しゃどうの『デ・スザーク』の試合をお届けする。
先攻はしゃどう。
後攻のラキシュのスタートは《ジョジョジョ・ジョーカーズ》。
『ジョーカーズ』のメインコンセプトの一つである《ジョット・ガン・ジョラゴン》を手札に加える。
しゃどうの2ターン目、《一番隊 バギン16号》を召喚し、続くターンに《一番隊 バギン16号》のコスト軽減能力で《堕魔 ヴォーミラ》を召喚する。
一方ラキシュは3ターン目に《パーリ騎士》を召喚し、次ターンの《ガヨウ神》召喚を狙う。
しかし、しゃどうは《堕魔 ヴォガイガ》を召喚。墓地から2枚目の《堕魔 ヴォガイガ》を回収。
更に無月の門により《卍 デ・スザーク 卍》が呼び出され、《パーリ騎士》を破壊する。
4ターンと言うほぼ理想的な速度で《卍 デ・スザーク 卍》が降り立ち、展開を阻害されたラキシュ。
《ガヨウ神》を召喚するが、《卍 デ・スザーク 卍》の能力によりタップインしてしまう。
しゃどうは、召喚した《堕魔 ヴォガイガ》で《超次元リバイヴ・ホール》を回収すると、
すかさず《卍 デ・スザーク 卍》で《ガヨウ神》を攻撃し破壊する。
続くターン、ラキシュは《ガヨウ神》で増えた手札から《ヤッタレマン》と《パーリ騎士》を送り出すも、《卍 デ・スザーク 卍》の支配から抜け出すことができない。
落ち着いた表情を見せるしゃどう。
《堕魔 ヴォガイガ》と《卍 デ・スザーク 卍》が盤面を捌き、《爆霊魔 タイガニトロ》が手札と言う逆転の目を削っていく。
ラキシュは《ジョット・ガン・ジョラゴン》を召喚するが、これも《卍 デ・スザーク 卍》の効果によりタップイン。
《卍 デ・スザーク 卍》を除去できる《ジョット・ガン・ジョラゴンJoe》の召喚にはまだ届かず、《超次元リバイヴ・ホール》によって現れた《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》が《ジョット・ガン・ジョラゴン》を除去。
《卍 デ・スザーク 卍》が場を支配している間に、着々と盤面を整えるしゃどう。
対するラキシュは、《卍 デ・スザーク 卍》を処理しきれず、苦しいターンが続く。
そして迎えたしゃどうのターン。試合を終えたお互いのチームメイトが見守る中《悪臭怪人ゴキーン》によるロックが完成し、卍園田組卍の勝利が確定した。
Winner:卍園田組卍
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