DMGP8th DAY2 Round 3:おんそく vs. 中山
デュエマGPは今回で8回目。史上初の2日開催だ。
今日は2日目、という事は初日のスター選手も存在するのだ。
DMPランキングにより獲得した2byeを活かし2日目も出場している男、“GP8th 2ブロック王者”おんそくがそこにいた。
初日の王者は2日目どう立ち回るのか?
彼の対戦が始まる3回戦からすぐにフィーチャー席にお越しいただいた。
昨日は『印鑑パラス轟轟轟』という社会現象をデュエマ界に巻き起こした彼。
今日はどんなデッキを披露してくれるのだろう。
対戦相手の中山もどんなデュエマをするかわからない。
様々な期待を胸に、デュエマスタート。
先攻:おんそく
先手はおんそく。
《デモンズ・ライト》をチャージ。
対する中山は《デュエマの鬼!キクチ師範代》をマナチャージ。
お互いコントロール系統のデッキであることが判明する。
次のチャージでお互いアクションなし。
おんそくは3マナ目、《ブレイン・タッチ》をプレイ。
《人形の裏技ペット・パペット》をハンデスし、1ドロー。
お互いハンデス系統の場合、リソース確保を先行した側が有利であることは通例だ。
ここからおんそくが動き出す。
次のターンも再度の《ブレイン・タッチ》。2枚目の《人形の裏技ペット・パペット》を落とし、1ドロー。
返しのターン、中山は失ったリソース確保も兼ねられる《闇の破壊神ゼオス》を場に送り込む。
次のターン、珍しいカードに思わずおんそくは闇の破壊神ゼオス》のテキスト確認。
その後、水闇デッキリソース確保の王道《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を展開し、ターンエンド&1ドロー。
中山のターン。《西部人形ザビ・バレル》を召喚。
おんそくは《デモンズ・ライト》を捨てた。
この場面、中山は《人形の裏技ペット・パペット》があれば追加のハンデスも可能だっただけに、先に落とされたのが悔やまれる。
次のターン、おんそくは《オリオティス・ジャッジ》を唱え、《闇の破壊神ゼオス》を山札の下に。更に《特攻人形ジェニー》で中山の手札を削る。
返しで中山は《魔薬医 ヘモグロ》を召喚。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》によりおんそくの手札を削り切れないが、《魔薬医 ヘモグロ》は自身を何らかの破壊と組み合わせられる。何か策があるのだろう。
おんそくは手札の《》を墓地へ。
次のターン、おんそくは《無修羅デジルムカデ》を場に出し、GR召喚から《純白の意志 ヴィンチ》の上に乗った。パワー7500のタップインクリーチャーが誕生だ。
中山のターン。中山は《邪魂転生》をプレイ。
《魔薬医 ヘモグロ》と《西部人形ザビ・バレル》を破壊し、4ドロー。
さらに、ターンエンドで《魔薬医 ヘモグロ》が復活し、おんそくは《ブレイン・タッチ》を墓地へ。
だがここのタップインが痛い。
次のターン、おんそくは《超次元リバイヴ・ホール》をプレイ。《》を回収しつつ《激天下!シャチホコ・カイザー》を呼び出した。
タップしている《魔薬医 ヘモグロ》を《無修羅デジルムカデ》で攻撃し、再度盤面を更地にしてターンエンド。
返しの中山は《福腹人形コダマンマ》を2体出し、手札を補充。その後《学校男》で2体を破壊。おんそくは《無修羅デジルムカデ》を破壊した。
次のおんそくのターン開始時、《激天下!シャチホコ・カイザー》によって《特攻人形ジェニー》が場に出てそのまま破壊。
中山の手札から落ちたのは何と《Vチャロン》。
《デュエマの鬼!キクチ師範代》とのコンボで一時期話題をさらったカードであるが、おんそくのハンデス地獄の前に屈してしまった。
おんそくはまだ止まらない。
回収した《》を召喚し、自身の墓地の《ブレイン・タッチ》を2枚唱えた。
中山の手札を全て無くしてターンエンド。
選択肢を奪われた中山は《西部人形ザビ・バレル》を召喚。しかしおんそくの手札は充実しており、デッキの性質上回収も容易だ。
ハンデスの効果が薄いのが苦しい。
そして再度おんそくのターン。
ターン開始時に再度《激天下!シャチホコ・カイザー》→《特攻人形ジェニー》の流れ。
今回は《特攻人形ジェニー》を破壊。
そして《デモンズ・ライト》でドローしつつ中山の《西部人形ザビ・バレル》を破壊。残った2マナで《堕魔 ドゥポイズ》を召喚。予め出しておいた《特攻人形ジェニー》と共に破壊し、中山の《学校男》を道連れにした。
返しの中山は《闇の破壊神ゼオス》を召喚しターンエンド。
おんそくの7マナ目。水闇デッキ最強呪文、《英知と追撃の宝剣》が唱えられた。
《闇の破壊神ゼオス》は手札に戻り、中山のマナは7→5マナへ。
手札の次はマナ削り。おんそくがたたみ掛ける。
中山は《闇の破壊神ゼオス》を再度召喚し、ターンエンド。
おんそくのターン。《激天下!シャチホコ・カイザー》→《特攻人形ジェニー》の流れの後、手札から出るは《龍素記号Sr スペルサイクリカ》。
墓地から《英知と追撃の宝剣》が再び唱えられ、手札に回収。
中山のマナは5→3へ。
苦しい中山。
《闇の破壊神ゼオス》を再び召喚し、ターンエンド。
おんそくは更に《英知と追撃の宝剣》を唱え、場とマナを更に削る。
中山のマナは4→2へ。
中山は次のターン、《学校男》を出し、おんそくは《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を破壊して山札の下に。
おんそくがたたみ掛ける。
《激天下!シャチホコ・カイザー》→《特攻人形ジェニー》の後、《黙示護聖ファル・ピエロ》を出して破壊。墓地から《超次元リバイヴ・ホール》を回収し、そのままプレイ。
《勝利のリュウセイ・カイザー》が呼び出され中山のマナを更に縛り上げる。
《激天下!シャチホコ・カイザー》で1枚ブレイクし、ターンを返す。
中山は手札1、マナ2(かつタップイン)。《堕魔 ドゥポイズ》を召喚し、《勝利のリュウセイ・カイザー》を退場させるも苦しい状況でターンを終える。
返しのおんそくのターン。
《激天下!シャチホコ・カイザー》→《黙示護聖ファル・ピエロ》の流れで《英知と追撃の宝剣》を回収し、本日4度目の《英知と追撃の宝剣》。
遂に中山のマナは0に。そして《勝利のリュウセイ・カイザー》のW・ブレイク。
トリガーはなし。
《激天下!シャチホコ・カイザー》のダイレクトアタックで勝負が決するのであった。
Winner:おんそく
2ブロック王者は殿堂でも強かった。
今日もおんそく劇場は続くのだろうか。
今回のおんそくのデッキは昨年度日本一dottoと共に練り上げた、まさに「王者の合作デッキ」のようだ。
『光水闇ハンデス』は歴史が長く、幅広いデッキを相手にできる。
新弾のオーラやGRをも取り込み、常に進化を繰り返してきたデッキタイプだ。
そこに最高のプレイヤーが加われば、どのデッキとも戦える最強デッキとなり得るのだ。
おんそくには前人未到のGP2日間連続優勝目指して頑張ってもらいたい。
独自のデッキを信じ、練り上げてきた中山にもまだチャンスはある。
今日は始まったばかり。
ここからの巻き返しを期待したい。
今日は2日目、という事は初日のスター選手も存在するのだ。
DMPランキングにより獲得した2byeを活かし2日目も出場している男、“GP8th 2ブロック王者”おんそくがそこにいた。
初日の王者は2日目どう立ち回るのか?
彼の対戦が始まる3回戦からすぐにフィーチャー席にお越しいただいた。
昨日は『印鑑パラス轟轟轟』という社会現象をデュエマ界に巻き起こした彼。
今日はどんなデッキを披露してくれるのだろう。
対戦相手の中山もどんなデュエマをするかわからない。
様々な期待を胸に、デュエマスタート。
先攻:おんそく
先手はおんそく。
《デモンズ・ライト》をチャージ。
対する中山は《デュエマの鬼!キクチ師範代》をマナチャージ。
お互いコントロール系統のデッキであることが判明する。
次のチャージでお互いアクションなし。
おんそくは3マナ目、《ブレイン・タッチ》をプレイ。
《人形の裏技ペット・パペット》をハンデスし、1ドロー。
お互いハンデス系統の場合、リソース確保を先行した側が有利であることは通例だ。
ここからおんそくが動き出す。
次のターンも再度の《ブレイン・タッチ》。2枚目の《人形の裏技ペット・パペット》を落とし、1ドロー。
返しのターン、中山は失ったリソース確保も兼ねられる《闇の破壊神ゼオス》を場に送り込む。
次のターン、珍しいカードに思わずおんそくは闇の破壊神ゼオス》のテキスト確認。
その後、水闇デッキリソース確保の王道《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を展開し、ターンエンド&1ドロー。
中山のターン。《西部人形ザビ・バレル》を召喚。
おんそくは《デモンズ・ライト》を捨てた。
この場面、中山は《人形の裏技ペット・パペット》があれば追加のハンデスも可能だっただけに、先に落とされたのが悔やまれる。
次のターン、おんそくは《オリオティス・ジャッジ》を唱え、《闇の破壊神ゼオス》を山札の下に。更に《特攻人形ジェニー》で中山の手札を削る。
返しで中山は《魔薬医 ヘモグロ》を召喚。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》によりおんそくの手札を削り切れないが、《魔薬医 ヘモグロ》は自身を何らかの破壊と組み合わせられる。何か策があるのだろう。
おんそくは手札の《》を墓地へ。
次のターン、おんそくは《無修羅デジルムカデ》を場に出し、GR召喚から《純白の意志 ヴィンチ》の上に乗った。パワー7500のタップインクリーチャーが誕生だ。
中山のターン。中山は《邪魂転生》をプレイ。
《魔薬医 ヘモグロ》と《西部人形ザビ・バレル》を破壊し、4ドロー。
さらに、ターンエンドで《魔薬医 ヘモグロ》が復活し、おんそくは《ブレイン・タッチ》を墓地へ。
だがここのタップインが痛い。
次のターン、おんそくは《超次元リバイヴ・ホール》をプレイ。《》を回収しつつ《激天下!シャチホコ・カイザー》を呼び出した。
タップしている《魔薬医 ヘモグロ》を《無修羅デジルムカデ》で攻撃し、再度盤面を更地にしてターンエンド。
返しの中山は《福腹人形コダマンマ》を2体出し、手札を補充。その後《学校男》で2体を破壊。おんそくは《無修羅デジルムカデ》を破壊した。
次のおんそくのターン開始時、《激天下!シャチホコ・カイザー》によって《特攻人形ジェニー》が場に出てそのまま破壊。
中山の手札から落ちたのは何と《Vチャロン》。
《デュエマの鬼!キクチ師範代》とのコンボで一時期話題をさらったカードであるが、おんそくのハンデス地獄の前に屈してしまった。
おんそくはまだ止まらない。
回収した《》を召喚し、自身の墓地の《ブレイン・タッチ》を2枚唱えた。
中山の手札を全て無くしてターンエンド。
選択肢を奪われた中山は《西部人形ザビ・バレル》を召喚。しかしおんそくの手札は充実しており、デッキの性質上回収も容易だ。
ハンデスの効果が薄いのが苦しい。
そして再度おんそくのターン。
ターン開始時に再度《激天下!シャチホコ・カイザー》→《特攻人形ジェニー》の流れ。
今回は《特攻人形ジェニー》を破壊。
そして《デモンズ・ライト》でドローしつつ中山の《西部人形ザビ・バレル》を破壊。残った2マナで《堕魔 ドゥポイズ》を召喚。予め出しておいた《特攻人形ジェニー》と共に破壊し、中山の《学校男》を道連れにした。
返しの中山は《闇の破壊神ゼオス》を召喚しターンエンド。
おんそくの7マナ目。水闇デッキ最強呪文、《英知と追撃の宝剣》が唱えられた。
《闇の破壊神ゼオス》は手札に戻り、中山のマナは7→5マナへ。
手札の次はマナ削り。おんそくがたたみ掛ける。
中山は《闇の破壊神ゼオス》を再度召喚し、ターンエンド。
おんそくのターン。《激天下!シャチホコ・カイザー》→《特攻人形ジェニー》の流れの後、手札から出るは《龍素記号Sr スペルサイクリカ》。
墓地から《英知と追撃の宝剣》が再び唱えられ、手札に回収。
中山のマナは5→3へ。
苦しい中山。
《闇の破壊神ゼオス》を再び召喚し、ターンエンド。
おんそくは更に《英知と追撃の宝剣》を唱え、場とマナを更に削る。
中山のマナは4→2へ。
中山は次のターン、《学校男》を出し、おんそくは《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を破壊して山札の下に。
おんそくがたたみ掛ける。
《激天下!シャチホコ・カイザー》→《特攻人形ジェニー》の後、《黙示護聖ファル・ピエロ》を出して破壊。墓地から《超次元リバイヴ・ホール》を回収し、そのままプレイ。
《勝利のリュウセイ・カイザー》が呼び出され中山のマナを更に縛り上げる。
《激天下!シャチホコ・カイザー》で1枚ブレイクし、ターンを返す。
中山は手札1、マナ2(かつタップイン)。《堕魔 ドゥポイズ》を召喚し、《勝利のリュウセイ・カイザー》を退場させるも苦しい状況でターンを終える。
返しのおんそくのターン。
《激天下!シャチホコ・カイザー》→《黙示護聖ファル・ピエロ》の流れで《英知と追撃の宝剣》を回収し、本日4度目の《英知と追撃の宝剣》。
遂に中山のマナは0に。そして《勝利のリュウセイ・カイザー》のW・ブレイク。
トリガーはなし。
《激天下!シャチホコ・カイザー》のダイレクトアタックで勝負が決するのであった。
Winner:おんそく
2ブロック王者は殿堂でも強かった。
今日もおんそく劇場は続くのだろうか。
今回のおんそくのデッキは昨年度日本一dottoと共に練り上げた、まさに「王者の合作デッキ」のようだ。
『光水闇ハンデス』は歴史が長く、幅広いデッキを相手にできる。
新弾のオーラやGRをも取り込み、常に進化を繰り返してきたデッキタイプだ。
そこに最高のプレイヤーが加われば、どのデッキとも戦える最強デッキとなり得るのだ。
おんそくには前人未到のGP2日間連続優勝目指して頑張ってもらいたい。
独自のデッキを信じ、練り上げてきた中山にもまだチャンスはある。
今日は始まったばかり。
ここからの巻き返しを期待したい。
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