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DMGP8th DAY2 Round 7:みみみちゃん vs. 腐れじじい


 最近、デュエマ界隈では「3333c」という謎のネットミームが流行していたことをご存知だろうか。

 いわく、「3333cは最強」「3333cに負けた」「3333cって何?」「本日の大会の〇〇位は、3333c(非公開)です!」etc.……。

 その正体とは何を隠そう、このグランプリ8thに備えて全貌が秘匿されていたアーキタイプ。《フェアリー・ミラクル》《獅子王の遺跡》による3→6→10のマナジャンプを目指し、様々な種類のS・トリガーと多色カードとが緻密なバランス計算の上で組み合わされた《蒼龍の大地》型の5色コントロールこと、『みみみさんコントロール』なのだ。

 5勝1敗ラインでフィーチャーマッチに呼ばれたのは、そんな『3333c』の開祖にして製作者、みみみちゃん。当然今回も『3333c』を持ち込んでおり、何人かの熊本のプレイヤーにシェアもしているという。

 対し、トップメタの一角である『ジョラゴンジョーカーズ』を駆る腐れじじいは、初のフィーチャーでかなり緊張している様子。

 とはいえ『ジョーカーズ』がジョラゴンループという、コントロールにとって悪夢のような切り札を持つ強力なデッキであることに変わりはない。

 はたしてみみみちゃんはこの試練を乗り越えることができるのか、『3333c』の実力やいかに。
先攻:腐れじじい

 先攻の腐れじじいが《行燈どろん》《アイアン・マンハッタン》とチャージしたのみでターンを返すゆっくりした立ち上がりに対し、みみみちゃんは《ドキンダム・アポカリプス》《怒流牙 サイゾウミスト》とチャージして、火闇に続いて光水自然でたった2枚のマナチャージで5色を揃えることに成功する。

 一方これを危険信号と見たか、《ポクチンちん》をチャージした腐れじじいは≪キング・ザ・スロットン7≫を空打ちし、墓地にカードを置いて《パーリ騎士》への備えとする。が、みみみちゃんは構わず《古代楽園モアイランド》チャージから《フェアリー・ミラクル》。2ブーストで早くも次には6マナに到達する構えだ。

 返す腐れじじいは《ポクチンちん》チャージから予定調和の《パーリ騎士》。これを放置すると次のターンには《ジョット・ガン・ジョラゴン》が着地してしまうため、みみみちゃんは《煌メク聖壁 灰瞳》チャージ→《フェアリー・ミラクル》で2ブースト→《超次元ホワイトグリーン・ホール》からの《サンダー・ティーガー》《パーリ騎士》を処理し、《ジョット・ガン・ジョラゴン》着地までの1ターンを買う。

 ここで腐れじじいは《ジョジョジョ・ジョーカーズ》チャージからの《ガヨウ神》で手札を補充するのだが、先に必殺技を繰り出したのは、2回の《フェアリー・ミラクル》で早くも9マナにまで達していたみみみちゃんの側だった。
 すなわち、《蒼龍の大地》からの《ニコル・ボーラス》 バトル効果で《ガヨウ神》を失った腐れじじいは、それに加えて4枚も抱えていた手札をすべて捨てさせられる。

 それでもトップ《ジョジョジョ・ジョーカーズ》《》を手札に入れ、リカバリーの兆しを見せると、この時点で手札が1枚となっていたみみみちゃんも、返すターンには《怒流牙 サイゾウミスト》を素出しするのみで後続が続かない。

 対して腐れじじいは≪キング・ザ・スロットン7≫をバトルゾーンに送り出すと、登場時効果で公開されたのは《ジョット・ガン・ジョラゴン》が3枚で、どちらも思わず苦笑することに。

みみみちゃん「一択ですねw」

 このターンはみみみちゃんに手札を与えないよう攻撃しない腐れじじいだったが、この《ジョット・ガン・ジョラゴン》手打ちの《ボーイズ・トゥ・メン》でタップから、《フェアリー・ミラクル》を挟んでの《ニコル・ボーラス》アタック時破壊で綺麗に処理されてしまう。

 腐れじじいは続けて引き込んだ《ヤッタレマン》を送り出すも、返すみみみちゃんは《謎帥の艦隊》《ヤッタレマン》≪キング・ザ・スロットン7≫と、自分の《ニコル・ボーラス》をも合わせてバウンス。そのまま出し直し、再び腐れじじいのマナ以外のリソースをすべて奪い去る。

 完璧なコントロール。前評判に違わない圧倒的なパフォーマンスに、腐れじじいはこのまま完封されてしまうのか。そう思われた。
 だが、ここで腐れじじいのトップが《ガヨウ神》

みみみちゃん「つよっ」

 《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を捨て、手札を3枚にまで一気に回復してターンを返すことに成功する。

 これに対し、アドバンテージソースがなく手札が切れかけているみみみちゃんは、《支配のオラクルジュエル》《ガヨウ神》をどうにか破壊。だが腐れじじいはものともせず、《パーリ騎士》から再びの《ガヨウ神》で、みみみちゃんとのリソース差を一気に突き放していく。

 しかし、かといって腐れじじいも余裕というわけでは決してなかった。

 なぜなら先ほどの≪キング・ザ・スロットン7≫によって、残る《ジョット・ガン・ジョラゴン》は2枚が山札の下に行ってしまっている。さらに《ポクチンちん》もマナと墓地で3~4枚見えており、もし《ジョット・ガン・ジョラゴン》の4枚目が楯落ちしているとするなら、ループが不可能なことはもちろん、山札の下まで掘りきらない限りそもそも二度と《ジョット・ガン・ジョラゴン》に出会えない可能性もあるからだ。

 そしてその事実はみみみちゃんも当然承知している。だから必要なのは時間稼ぎだ。《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》《パーリ騎士》を墓地に送り、少しでも致死打点の形成を遅らせにいく。

 だが、そんな状況でも腐れじじいは勝機を見出す。《パーリ騎士》を出してから7マナ、J・O・Eで《アイアン・マンハッタン》

 まだみみみちゃんには5枚のシールドが残っている。それでも、万が一1枚もS・トリガーもニンジャ・ストライクも入っていなかったなら、ジャスキルが成立するのだ。腐れじじいはこのまま時間をかけてシノビを手札に抱えられるよりはと、わずかな可能性にかける。

 まずは《アイアン・マンハッタン》の登場時効果でみみみちゃんのシールド3枚がブレイク。

 その中には。
 S・トリガー、《ボーイズ・トゥ・メン》《蒼龍の大地》

みみみちゃん「山札の枚数教えてもらってもいいですか?」

腐れじじい「6枚です」

 《アイアン・マンハッタン》をタップしつつ、《蒼龍の大地》《伝説のレジェンド ドギラゴン》が降臨。唯一のアタッカーだった《ガヨウ神》もバトルで破壊され、《アイアン・マンハッタン》はJ・O・Eで山札の下へと戻っていく。

 そしてみみみちゃんのターン。《謎帥の艦隊》《伝説のレジェンド ドギラゴン》を回収、そのまま出し直してアタックで《パーリ騎士》を処理して敗北回避効果で保険をかけると、《怒流牙 サイゾウミスト》でシールドをW・ブレイクしにいく。ここで《バイナラドア》がS・トリガーで発動するものの、バトルゾーンに残してしまってはどの道勝てないと判断したか、腐れじじいは《伝説のレジェンド ドギラゴン》を対象に宣言。

 腐れじじいのシールドは残り3枚。残るアタッカーは《ニコル・ボーラス》《サンダー・ティーガー》《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》。一見ジャスキルでリスクがあるように見える……が、みみみちゃんには既に《伝説のレジェンド ドギラゴン》の敗北回避効果がかかっているのだ。
 《ニコル・ボーラス》でW・ブレイク。S・トリガーはない。《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》で最後の楯をブレイク。S・トリガーは……ない。

 そのまま《サンダー・ティーガー》が、腐れじじいにダイレクトアタックをお見舞いしたのだった。

Winner:みみみちゃん


腐れじじい《ポクチンちん》がほとんど見えちゃって……≪7777777≫打って無理にブーストしにいったのがプレミだったかも。まあ負けたけど良い思い出になったかな。《蒼龍の大地》が強くて、『絶対組むわ』ってなりましたw」

みみみちゃん「ぜひ、楽しんでいただければw」

 試合の内容はもちろん、試合後のインタビューでも「1年くらいの調整で、多色は22枚必要だなと」「どの色も10枚以上になるように作っている」と語るなど、考え抜かれた構築であることが随所で窺える《蒼龍の大地》コントロール。

 対戦相手である腐れじじいすらも魅了する芸術的なまでの強さでもって、みみみちゃんは残り2ラウンドの戦いに臨む。
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