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DMGP2024-2nd 主催者インタビュー:上森 秀之氏

ライター:山口 海斗(ジャイロ)
撮影:後長 京介、瀬尾 亜沙子、坂井 郁弥

 株式会社アークライト イベント総責任者上森 秀之氏

 過去に2度も主催者インタビューで取り上げさせていただいている、株式会社アークライト(ホビーステーション)の上森氏にお越しいただいた。
 氏の経歴やデュエルマスターズに対するハゲしくアツかりし愛は既に語っていただいているので、詳しくはそちらを御覧いただきたい。

・DMGP2022 :主催者インタビュー
・DMGP2023-1st :主催者インタビュー
(2022年から2023年への変遷を記事にて読み返すと、「確かにこんな所が改善されていたなぁ」とか「ここは良かったから今年も継承されているなぁ」など、イベントのクオリティアップが目に見えて分かるので楽しいです。本記事も含めるとそれなりの分量ではありますが、どこかお時間あるときにでも読んでいただけると嬉しいです。)

 本記事では無事にイベントを終えたばかりのDMGP2024-2ndを振り返っての感想と今後のグランプリに向けての夢=DREAMについて伺った。

DMGP2024-2ndを振り返って

--「まずは、関東以外での2日開催は史上初だったと思います。改めて開催おめでとうございます。」

上森「ありがとうございます。ですが、1人でも多くの方に少しでも楽しんでいただくためにやることは変わらないので緊張感は同じです。」

--「それは心強いですね。しかし、関東以外の2日開催や約9,000人での実施など、今までとは違う部分もあったのではないでしょうか。」

上森「やはり”満足度の保障”は難しかった部分ではあります。今まで通りにいかない事もたくさんありました。光熱費や運送費の値上がりもありますし、円安の影響も多いです。」

--「コロナ禍が明けてから、様々な物価の高騰問題はより切実とお伺いしています。その中で”満足度の保障”と言いますと、どういった部分が特徴になるのでしょうか?」

上森「今回、グランプリ限定の物販が無かった分、サイドイベントの拡充を意識していました。会場スペースが広がったのでたくさんの方に遊んでいただけたり、景品もしっかりとご用意できたので、そこは”満足度の保障”に繋がっているかと思います。」 --「私自身、1日目はプレイヤーとしてサイドイベントで遊ばせて貰ったのですが、4人フライトトーナメントの並び列が全然無かったり、イベント終盤まで景品がたくさん残っていたり、総じて遊びやすい1日だったと思います!」

上森「そう言っていただけると嬉しいです。」


 実際に参加された方には伝わると思うのだが、今回の4人フライトトーナメントはデュエマ以外の時間がとても短くて遊びやすかったと思う。例えば、「紙に名前を書く」といった何気ないワンアクションが徹底的に排除されており、高い回転率が維持できていたのではないかと推測する。

DREAMを語る

 最近はDREAMという単語に縁の深いデュエルマスターズ。せっかくなので今後のデュエルマスターズグランプリをどう盛り上げたいか、DREAMについて語っていただいた。
 氏の抱えるデュエルマスターズに対するドデカいDREAMを一緒に見ていきたい。

上森「今回は約9,000人の方にお集まりいただいたので、次は10,000人を超えたい…というのはDREAMですね。」 上森「とはいえ、これ以上は予選回数を増やせないので難しい部分ではあります。これは開催初期からのグランプリにおける趣旨になるのですが、”今日1日で1番強い人を決めよう”なので、予選・本戦で日を跨ぎたくは無いんです。」

--「プレイヤーにとってはお仕事の都合とかもあるので1日で終わるイベントの方が参加しやすいですよね。となると3日開催でしょうか。そうなるとフォーマットも気になります。」

上森「3日かぁ、それは確かにDREAMですね。フォーマットについては、ホビーステーション主催大会ではチーム戦をまだやったことが無いので、開催してみたいです。やっぱりカードゲームの醍醐味は友達を誘ってのプレイだと思っているので。」

--「アドバンスにオリジナルにチーム戦!DREAMな3日間になりそうですね。」

上森「グランプリは革命編から始まったイベントなので、来年はグランプリの10周年が控えています。より参加される皆さんに驚いていただけるイベントになるように模索していきたいです。」

--「グランプリ10周年!それもDREAMが広がりますね。来年以降のグランプリも楽しみです!」

上森「皆さんに驚いていただきたいというのも大事にしている部分になります。まだ何も決まってませんが、お楽しみに!とだけ。」


 インタビューの最中、上森氏はイベントのノウハウの継承についてもアツく語られていた。コロナ禍も明け、毎年アップデートされていくグランプリ。そうして次の世代が育っていくのも彼にとってのDREAMかもしれない。

最後に

--「とはいえ、グランプリ限定の物販が無かったのはいちデュエマファンとして寂しかった部分かもしれません。」

上森「そういったご意見は聞けて良かったです。せっかくなので皆さんのDREAMも聞かせてください。#DMGPで欲しいもの を付けてグランプリの物販になって欲しいもの(欲しいキャラクター)を投稿してください。我々のイベント担当の目に留まれば開発のきっかけになるかもしれません!」 --「それは嬉しいご提案ですね。私も後で投稿させていただきます!最後に本記事の読者の皆様に何かあれば一言お願いします!」

上森「TCGは人と人とを繋げるゲームだと思っています。グランプリに限らず、ぜひ近くに居る方を誘って遊びに来てください。我々も遊びやすい環境をご用意してお待ちしています!」

--「本日はありがとうございました!これからも楽しいイベントをよろしくお願いします!」
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