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DMGP2025-2nd Day2(オリジナル)スペシャルインタビュー:シモカワチャンネル(SHIMOKAWA GOLDEN RABBITS)

ライター:河野 真成(神結)
撮影:後長 京介、坂井 郁弥、瀬尾 亜沙子

 2025年10月。デュエチューブリーグ(DTL)に新チームが加入することが発表された。
 その名は、SGR、正式名称はSECRET GAME REBELLION……ではなく、SHIMOKAWA GOLDEN RABBITS(以下ラビッツ)だ。
 その名の通り、ご存じシモカワチャンネルの2人がリーダーとなった新チームの誕生である。
 第1節ではさっそく【闇単零龍】を使ったkaisoraが巧みなプレイを見せるなど、DTLに新たな風を吹き込もうとしている。

 4チームとなり、新たな盛り上がりも期待されるDTL。  今回はそのシモカワチャンネルの2人に、ラビッツ設立の経緯やDTLへの野望、そして“我が子のよう”と愛する5人のメンバーたちについて、お話を伺った。

ラビッツ、参戦!

――本日はよろしくお願いします。まずいきなりですが、ラビッツ結成までの経緯を教えていただけますでしょうか。

シモ「率直な経緯をお話しますと、実は1年前くらいからお声は掛けていただいていて。ただその時は私たちのチャンネルの性質を考えると、ちょっとカジュアルといいますか」
カワ「うちのチャンネルの色と合ってないから迷惑掛けそうっていうので、1年くらい『いや、まぁ、ちょっと……』ってみたいな感じで言ってたんですよ」

――そして3チームのまま、1年半が経過しました。

シモ「ただ、いよいよ向こうも本気で口説きにきたみたいな感じになって。(プロデューサーの)川崎さんから『100年後もデュエマが続く世界を作りたいと思っているので、それの手伝いをして欲しい』って言われたんですよね。その熱意に打たれたといいますか」

――100年後もデュエマが続く世界……いい言葉ですね。

シモ「最初に話はもらったときから『こんなチーム作れたらいいな~』という構想はあって、それがちょうどタイミング的にもいけそうってなっていたので、じゃあもう満を持して行かせてもらいます、っていう感じですね」
カワ「チームの色とかどういう選手を推してあげたいとか、そういうのを1年掛けて2人で考えてきて、準備も整ったなと思ったので、ここで行かせていただきます、と」

――チームを準備してきたという話でしたが、どういった方向性といいますか、どういうチームを目指しているかというところを教えていただけますか?

カワ「自分たち2人はどうしても元々いたDTL(デュエチューブリーグ)のレベルには敵わないのですが、それでDTLのブランディングが変わってしまうと取られるのは嫌なんですよ。ですので、本当に選手はガチ。毎シーズン優勝できるようなメンツを選ぼうとは思っていました。そこにプラスで、人柄ですね。日頃の言動とか、CS出たときに話かけてくれてプレイを教えてくれたりとか。そういう人柄に惚れたとプレイングで、二刀流ですね」
シモ「あと私たちがDTLが好きで見ていた思ったのは、みんなどのチームも好きで。逆に言えば、どのチームが勝ってもいいみたいな状況があって、特定のファンが特定のチームを推すというよりは『プロの皆さんのプレイングを見せていただいてありがたいですよね』って感じだったので。もちろんそれぞれのチームの特色とかはあるんですけど、スポーツのチームみたいな形で、地域って部分を推していいのかなと思いましたので、関西のメンバーで組むことにしました。おんそくさん以外は全員関西ですし、おんそくさんも関西にルーツがある人なので」

――確かに西の強豪といったメンバーが並んでいますね。

カワ「それでいうと理想通りというか、納得のメンバーに集まっていただけました。感謝しかないです」
シモ「ホントにそうです」

自慢の選手たち

――では5人のメンバーについて、改めてお二人からご紹介いただけますでしょうか。最初は……おんそくさんでお願いします。 カワ「おんそくさんはプレイだけじゃなくて、人柄というかキャラクターというか、エンターテイナー精神がうちとマッチするなって思っています」
シモ「あとDTLへの向き合い方ですね。自分のチームが勝つことはもちろん大事なんだけど、自分に与えられた使命ってそれだけじゃないよね、っていうのがすごくわかってらっしゃる方なんですよね」
カワ「ちょうど1年前のGPで動画に出てもらったときにそう仰ってて。その時はTeamSAGAだったんですが、それがすごくいいなって思ったんですよね。今回、ちょうどおんそくさんが抜けられるってタイミングだったので」
シモ「お願いだからうちでやって欲しい、うちらとしてもこんなチャンスない、って思いまして。チームの支柱として誰が欲しいってなったときに一番ベストマッチだと思っていました。もちろん、デッキ構築も面白いし得意ですし」
カワ「ちょうどSAGAを抜けられるっていうことだったので、うちでやりませんか、とお誘いしました。スポーツ選手でいうところの引退を撤回してもらうような感じだったかもしれません(笑)」

――続いて、kaisora選手はいかかでしょうか? シモ「kaisoraくんはちょうど1年前に動画に出て貰ったときに、『DTLにどうですか、皆さん?』って言ったらこの1年間誰も誘わなかったんで。やったら、そんなんもう他のチームに渡さへんねん」
カワ「あれだけの実力者で」
シモ「人柄もよくてね」
カワ「愛され方も含めて人格者で、エースとして置きたかったんですよ。チームの支柱のおんそくさんと、エースのkaisoraくん。すぐにイメージ付きました」
シモ「本人も意欲的で、CSの会場近くに行って『DTL興味ないですか?』って訊いたら『やります』って0.2秒」

――(笑)

カワ「『任せてください、全部勝ちます』って」
シモ「『全試合出ます』って」
カワ「ビックマウスなんで」
シモ「あれがキャラじゃないんですよね、素なんですよ」
カワ「それを実現する実力があるんで、惚れ込みました」

――実際1節でも難しい試合を勝ちましたね。

シモ「ほんまに嬉しいよね。チームチャットでも、彼が一番喋ってくれます」
カワ「プレイと言うよりプライベートを共有してくれて、めちゃめちゃ可愛いんですよ。『眼鏡買ったよ~』とか、『サインペン買ったよ~』とか」
シモ「『ゴールデンラビッツだから、髪を金色にしようかな』、とか。そういうキャラクター性も備えているので、ファンもいっぱい付きそうだし、応援もしやすいんじゃないかな、って思っています」

――Twitter(現X)などを見ていても、非常に明るい人柄なのが伝わりますよね。

カワ「kaisoraくんのエピソードで言うと、DTLの発表前日にCS行った時の話なんですけど、kaisoraくんの友達が『いやーこいつ来期は魔王軍のユニフォームを着てるかもしれないよ? それとも別なところかな?』みたいな冗談を言ってて。その瞬間、さっきまであんなに喋ってたkaisoraくんが急に携帯持ってどっか行っちゃって(笑)」
シモ「いやいや、わかりやすすぎるよ、バレるよそれ、って(笑)」
カワ「素直なんですよ、彼」
シモ「そういうところが大好きだし、チームのみんなもkaisoraのこと好きなんですよね。他には渡さないです」

――では続いて、Rikkyさんのお話をいいですか? シモ「Rikkyくんは元々kaisoraくんとすごく仲良くて、一緒にやりたいみたいな話はしていたみたいなんですよね」
カワ「ただRikkyくんは魔王軍の選手ですし、魔王軍としてもここまでずっと同じメンバーでやっていて、それをすごく大事にしているという部分もあったようなので、どうですかねぇ~とdottoさんと電話していました。これは座談会でも出てる話なんですが、dottoさんとしては『Rikkyくんの意思は尊重しますが、僕個人としては今後もRikkyくんと一緒にやっていきたいです』って。これは魔王軍に残ったかと思ったら、Rikkyは『移籍します』って」
カワ「kaisoraくん入るなら一緒にやりかったみたいです。元々動画とか見ていてくれたみたいですが、ただそれ以上に、kaisoraくんの横に並んで戦えるって面で、プレイヤーとして期待しています」
シモ「見ての通り、人柄もよくてね」
カワ「忘れ物も多くて」

――天然と聴いています、彼。

シモ「みんなほっとけないんですよ」
カワ「ホント別なパターンの愛されキャラですよね。kaisoraくんも『Rikkyは大丈夫か?』って言うくらいで(笑)。みんな、よく弄ってます。でも試合になったらぬかりなくて、そのギャップもいいなって思っています」
シモ「ちょっと話は戻っちゃうんですけど、選手を選ぶ基準として、やっぱり選手それぞれが人気になって欲しいっていうのはあるんですね。私らの動画に出て、私らのファンがちゃんと好きになってくれるっていう部分とかを考えて、絶対人気になれそうな5人だなって思っています」
カワ「そのうちの1人がRikkyくんですね」

――では、すずの音さんはいかがでしょうか? シモ「すずの音くんは元々シモカワCSっていうCSを開催したときに、それに出るためにわざわざデュエマに復帰してくれたっていうエピソードがあって。そこからGPチャンピオンまで駆け上がって、私らの古いプレマをボロボロになるまで使ってくれて、今日も使ってくれて……私らのことをずっと好きでいてくれる子なんですよね」
カワ「言い方合っているかはわからないですけど、シンデレラボーイですね。ファンから、史上最強のファンになってくれたっていう」
シモ「だからもしチームを作るならすずの音くんは絶対入れたいよねって話はずっと2人でしていて。しかもちょうど関西に引っ越してきたでんすよ。そんなことある?みたいな」
カワ「もちろんちょっと忙しい方ではあるんでプライベートとの兼ね合いで、正直無理を言って入っていただいた選手ですね」

―――すずの音さんとちょっとお話したんですけど、『他だったら断っていたと思うんですけど、ここだけは……』って。

シモ「嬉しい」
カワ「嬉しいよね」
シモ「シモカワの名を背負って貰えるんですよね」
カワ「そういう気持ちに応えるじゃないですけど、このユニフォームを一緒に着て貰うことが恩返しといいますか、ここで活躍してもらうことを恩返しにできれば嬉しいな、と」
シモ「チームメンバー発表したときも『すずの音さん良かったね~』みたいな声がすっごく多くて、それもめっちゃ嬉しかったですね」
カワ「彼はしっかりしていので、ウチのチームではまとめキャラとしてやってくれています。やっぱりみんなキャラが濃いんで、そこを冷静にまとめてくれる知的な方です。べんちゃんみたいな」
シモ「そうそう、頭脳派ね」

――では最後に、皆さんお馴染みのVのもれさんの話を。 シモ「これはちょっとね……」
カワ「逸話が1つありまして」
シモ「1年前のGPのときに、のもれさんがたぶん何かで噂を聞いたんでしょうね。珍しく私に声掛けてきて『DTLでシモカワ軍ができるって聞いたんですけど、オレ結構興味ありますというか、やりたいんですよ』って。急に売り込んで来たんですよ」
カワ「あの謙虚なのもれさんがね」
シモ「珍し~って。ずっと控えめなタイプなのに、そんなにやりたいんやって思って。最終的に本当にギリギリに連絡したんですけど、絶対OKしてくれるだろう、と」
カワ「元々その意気込みを聴いたので、のもれさんそれだけDTLに熱意があったんだ、っていう」
シモ「でもこれって、私らがのもれさんのお願いを聴いたって話ではなくて、私たちから、『のもれさんが必要だから入って欲しい』っていう気持ちなんですよ」
カワ「さっき言ったようにチームカラーとしてみんなから好かれたり、応援されて欲しいというのがあるのですが、のもれさんは既にそういうされている方で。だから入ってくれれば、周りの子も一緒に華が出ると思って」
シモ「必要不可欠なパーツなんですよ。他のメンバー見てわかる通り、みんなGP王者なんですよ。だから『オレだけ場違いじゃないか?』みたいなこと言うんですけど、いや違う、と。『お前が柱になれ』と」
カワ「RikkyくんもリーガーになってからGP王者になっているんで、のもれさんも上位層と一緒にプレイを磨いてもらって、いつかはGP王者になってもらえればと」
シモ「あと一応今回、個人でめっちゃ強いメディアを持っている人がいないようにしたんですよね。もちろんプレイヤーの間では超有名なんですけど、私らのファンってDTLでシモカワ軍やりますって言ったときに初めてプロリーグがあることを知った人も多いので」
カワ「その人たちに見て貰える、応援してもらえる5人を選んでいます」

ラビッツが目指すもの

――この5人のメンバーと一緒に戦うことになるわけですが、ラビッツのチームとしての目標を教えていただけますでしょうか?

カワ「そうですね、優勝はもちろんなんですけど、デュエル・マスターズなんでプレイしている中で『ちょっとああすればよかったな』みたいなことはあると思うんですよ。ただその中で後悔せずに選手たちが『DTLに参加してよかった』『みんなとあの場で戦えてよかったな』と、みんなが生き生きとDTLで輝ける形にするのが第一優先です」

――選手の中には、DTLをプレッシャーに感じている人も少なからずいるとは聞きます。

シモ「結構そういう話も聴いていて、プレッシャーに感じなくていいよとは伝えたいです。もちろん、勝たないとモチベーションにはならないと思うんですよ。まぁそこはビックマウスのkaisoraもいるんで安心はしつつ」
カワ「メディアはうちらに任せてもらって、みんな好きに生き生きとプレイして欲しいっていうのを入った段階では伝えていました」
シモ「あとチームの目標というか、これは私らの目線になっちゃうんですけど、『一番人気のチームにしたい』というのはあります。まぁそもそも一番人気というか、そもそも『どこでもいい』というような状態なので、逆に私らが入って『じゃあ魔王軍応援するわ』みたいな、そういう人が出てくるかもしれないので、そういう因子になるといいますか」

――なるほど、ラビッツの加入によって自分たちのチームを応援してもらいたいというのもありますし、そうでなくても他のチームにファンが付くという形であればいい、という感じですかね。

カワ「全体で盛り上がればいいと思うので。そこが『100年先のデュエマ』というのにも繋がってくるのかな、って」
シモ「私らに求められているというか、私らが加入する意味というのはそういうところなのかな、と思います」
カワ「そういう点でPVとかも作りましたね」
シモ「どうしても作りたいって、うちらのとこで出すぞって言ったら、公式の人から『いやいやぜひうちから』とのことだったので、まぁいいでしょう、と(笑)」



シモ「まぁそういうプロモーションじゃないですけど、選手たちを動画などで推していったりしていきたいな、とは思っています」
カワ「今後もシモカワのチーム入りたいなとか、DTL目指したいなとか思う人が1人でも増えていけば」
シモ「そういう人たちが新しくプレイヤーになってくれるわけやからね。憧れになりたいですね」

――大会やっているお店にいけばものれさんに会えるかも、みたいな話にもなりますからね。

カワ「そうですね。CS参加すればkaisoraくんと対戦できるかもとか。(選手・ファン含めて)みんなのモチベーションになればと嬉しく思います」
シモ「選手のみんなをどうしても親目線というか、保護者目線でみちゃうんですよね(笑)コイツら売れてくれればいい!って」
カワ「フィーチャーとかずっと祈っていますよ。自分のことのように」

ライバルたちとの戦いへ向けて

――これからDTLを戦っていくなかでライバルチームとの対戦を控えているわけですが、それぞれのチームの印象ってどんな感じでしょうか?

シモ「魔王軍はね……Rikkyのことすごい可愛がってたんですよ。そこはすっごいジェラシーを感じるんですけども」
カワ「長年仲良くさせてもらっている中でも、そこはすごい伝わってきますね」
シモ「選手としてはベテランの人たちが揃っているんで、個人的にはすごい好きなチームです」
カワ「超CSではセキボンさんと一緒に組ませていただいて実力は身近に知っているんで、恐怖ですね。味方としては本当に心強かったんですが」
シモ「ベテラン揃いのチームで、うちは若手の子とかも多い分、何とか食っていけたらとは思っています」

――チームとしてはその辺りは対比になっているのかもしれませんね。

カワ「確かにそうですね。うちの楽屋めっちゃうるさいのに、魔王軍はめっちゃ静かなんですよ(笑)」
シモ「緊張感があるんですよ!」
カワ「みんなもちろん優しいんですけど、緊張感はありますね」
シモ「楽屋ってそれぞれ特色があって」
カワ「うちなんてお菓子パーティーしてるか?ってくらいお菓子だらけなのに」
シモ「みんな『行け行け行けー!』って感じで応援してるから、チアリとか簡単に入ってきちゃうし、みんな気軽に来るんですよ、話しやすいから(笑)」

――魔王軍は入れないんですね。

シモ「スタッフの方も、たぶん魔王軍の楽屋に入るときが一番緊張していると思います」
カワ「対戦でいうと、のもれさんとは是非ぶつけたいですね」
シモ「うちは対魔王軍と関係ある子が多いんで。それこそRikkyも」
カワ「そういったマッチングは楽しみにして欲しいですね」
シモ「いやぁ……魔王軍なぁ。フェアリー獲るのはズルやって」
カワ「我々、毎回GP前はフェアリー・◆ドラ焼きに教えてもらっているんで」
シモ「そういう意味では一番お世話になっているチームといっても過言ではないかも。ベテランだからってサボらないし、そういうところがカッコいいなぁとも思うんですよ。dottoさんのカリスマが光っているし、安定しているというところも含めて、憧れのチーム像ではありますね」

――続いて、FTGはいかがでしょうか?

シモ「FTGはまとまりがあるよね」
カワ「るるるとか村井さんとかずっといますし、若手実力派で全員息が合っているといいますか。チームプレイ含めてうまいなぁ、って思うんですよね」
シモ「言い方ちょっとアレですけど、彼ら若干捻くれてそうな部分あるじゃないですか」

――まぁ若干で済まないという噂もありますが……。

シモ「でもその上で、チームとしてはすごいまとまりがあるように見えるんですよね」
カワ「あと“関東の強豪プレイヤーたち”というところで、ウチとの対比もありますよね。はるるくんとか、ランキングで活躍している子も多いですからね。特にはるるくんvs. kaisoraくんは是非当てたい。エース対決ですから」
シモ「あとflat-くんというスゴイ大きなメディア持っている人のチームではあるので、FTG好きな人は多いと思うんですよね。そういう意味でライバル視している部分もあるかな」
カワ「実力、メディア力ともにね」
シモ「FTGの選手、うちらも大好きやけど、それよりもラビッツの選手を推してもらうんだ!みたいな」
カワ「いいライバルだと思うので、対戦の組み合わせは楽しんでもらいたいですよね。エース対四番というか、清原対松坂というか、大谷対マイクトラウトみたいな……そういう名場面を作れるチームかなと思っています」
シモ「意識はしてるね。完全に東のチームだし。スポンサーを付けたりとか、そういうところでも学ぶこと多いなと思っています」
カワ「チームの維持の仕方みたいなのは勉強になりますよね」
シモ「あとは……うちとは違ったわちゃわちゃ感があるので、言い方アレですけどアニメの悪役っぽいというか、秘密結社みたいな感じがして」

――まぁちょっとしたアングラ感はありますよね。

シモ「でもこういう子たちが人気投票したら一番人気というか、二次創作作られそうとか、そういう雰囲気を感じるので……負けたくないですね」
カワ「わかるなぁ……」

――では最後にSAGAのお話を。

シモ「SAGAは一番何考えているかわからないんですよね。個性派が多いと言いますか」
カワ「一番強いデッキを順等に使ってくるというイメージはあるんですけど、ちょっと捻るときもあるなっていう」

――SAGAはチームカラーというより、選手個々のカラーが強いかもしれませんね。

カワ「新しい選手(みるえめ・あっとん)も入りましたし、これから特色が出てくるのかもしれません。ある意味、戦う上では不気味ですね」
シモ「またちょっと楽屋の話になるんですけど、うちらと隣り合っているのがFTGで、廊下を挟んで魔王軍とSAGAがいるんですけど、まぁFTGの楽屋って治安悪いんですよ(笑)うちらもうるさいけどSAGAも緊張感があるので、廊下を挟んで半分は静かで半分うるっさいみたいな、そんな感じになっています」 (以下、たまたま通り掛かったフェアリーさんと一緒に楽屋トーク)

カワ「話は戻りますが……SAGAのメンバー自体はゆかりある人が多くて、例えばデンネさんって『《悪魔妖精ベラドンナ》を使うときはシモカワベラドンナ』って発信してくれて」
シモ「それで優勝とかもしてくれてて、めっちゃ嬉しいですね」
カワ「にわかくんもね」
シモ「GPの切り抜きとか見たときは実は怖いイメージのランカーみたいな認識だったんですけど、実はファンフェスのときに毎回うちらのサイン貰いに来てくれている子だった……みたいなことが後からわかりました。それはそれで得体が知れないみたいな部分はあるんですけど」

――それでいうとにわか選手の得体を知っている人はいないので、大丈夫な気がします。

シモ「まぁでもそういう話があるのは本当に嬉しいんですよね」

“ラビッツ推し”の皆さんへのメッセージ

――では最後に、ラビッツ推しの皆さんやこれからファンになってくれる方々に向けてのメッセージをお願いします。

カワ「胸を張って推してもらえる実力、人気、それを伴った最高の5人が集まってくれたと思っています」
シモ「シモカワのことは好きじゃなくてもラビッツの5人は本当に好きになってほしいです」

――惚れ込んでいますね。

シモ「心からそう思えるくらい好きな5人です」
カワ「本当に、我が子のようですね」

――ありがとうございました。


 こうして新たに誕生したSHIMOKAWA GOLDEN RABBITS。
 リーダー2人が惚れ込んだという5人を集め、他の強豪プレイヤーたちとの勝負に挑む。

 魔王軍との因縁の対決、FTGとの東西対決、そして首位TeamSAGAとの対決……。これらの戦いに、ラビッツはどのようにして挑むのだろうか。

 これからのDTLは、目が離せない!
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