DMGP2026-1st Day1(アドバンス)Round 1:すずの音 vs. ベアー@
ライター:山口 海斗(ジャイロ)
撮影:坂井 郁弥
デュエル・マスターズの25周年目が始まる!その先駆けともなる本大会、DMGP2026-1stではお馴染みのフィーチャーテーブルも25周年仕様にパワーアップ!
これまで四方を壁に囲まれていたり、高いやぐらの上にあったりしたフィーチャーテーブルが、会場を一望できる中央部分に開かれる形でおかれたのだ。
観客が近くなり過ぎないよう、柵こそあるがそれまで。フィーチャーテーブルに着く2人の対戦を会場のプレイヤーはより身近に感じられるようになっている。
そんな白熱必至のDMGP2026-1st、Day1の1回戦といういの一番を飾るのはすずの音とベアー@の2人。どちらも関西圏をメインに活動しているプレイヤーだが、決戦の地は遠く離れたここ、幕張。
「エピソード4 パンドラ・ウォーズ」という激動の変化を受け、両者が持ってきたデッキにも注目だ。
アドバンスフォーマットでの対戦は、お互いの超次元ゾーンの確認から始まる。するとどうだ、お互いに自身の超次元ゾーンのカードと同じカードがあれもこれも。
ベアー@「じゃんけん…ですね。」
すずの音「ですね。」
お互いに同じデッキタイプ、いわゆるミラーマッチであることを悟った2人。
衆目の集まる中、デュエル・マスターズ25周年を飾る1回戦が始まった。
先攻:すずの音
お互いに《ピザスターのアンティハムト》のチャージエンドを経て、両者ミラーマッチの読みは確信に変わる。【4cバンデ】。オリジナル環境でも有名な《俳句爵 Drache der’Bande》を起点としたビートダウンデッキだが、アドバンスではGR召喚や超次元ゾーンのカードを扱え、より多角的な攻めが可能となったデッキタイプだ。
このミラーマッチにおいて、相手の《俳句爵 Drache der’Bande》によるワンショットを喰い止めるためにはメタクリーチャーを出すしかない。が、安易なクリーチャー展開は《轟腕のR ダグラジャパニカン》による手痛いしっぺ返しが待っている。
お互いにマナチャージ、エンド、を続けて迎えたすずの音の3ターン目。
まずは《轟腕のR ダグラジャパニカン》を出してターンを終える。当然パワーは同値なので、ベアー@の《轟腕のR ダグラジャパニカン》に踏み台にされないクリーチャーである。
対するベアー@、この《轟腕のR ダグラジャパニカン》を放置してしまうと今後マナゾーンから様々なクリーチャーの踏み倒しを許すことになる。
ベアー@は逡巡の末、同じく《轟腕のR ダグラジャパニカン》を召喚、両者の《轟腕のR ダグラジャパニカン》を相打ちに持ち込んだ。
動きの起点となるはずだった《轟腕のR ダグラジャパニカン》を除去されたすずの音。
となるとドローの少ない先攻が痛いところだが、ベアー@の《轟腕のR ダグラジャパニカン》の登場時、マナ送りしたシールドが《轟腕のR ダグラジャパニカン》であったことをすずの音は見逃さなかった。
ベアー@は手札からも《轟腕のR ダグラジャパニカン》をマナチャージしており、既に公開領域に3枚もの《轟腕のR ダグラジャパニカン》が見えている。ならば!
すずの音は《キユリのASMラジオ》を唱えると、アタッカーであるはずの《俳句爵 Drache der’Bande》を先に出し、その上に《一音の妖精》を重ねてターンエンド。
《轟腕のR ダグラジャパニカン》がもう無いと判断して、《一音の妖精》を進化状態で返したすずの音。
その読みは正しく、ベアー@は《超次元キル・ホール》で《千両力士 多禍の泥粋》を出すのみでターンを返す。次のターンも《一音の妖精》による行動制限に向きあわなければならない。
とはいえ《千両力士 多禍の泥粋》の手札破壊で《俳句爵 Drache der’Bande》を失ったすずの音。安心できる状況とは言い難い。
最後の手札から《大集合!アカネ&アサギ&コハク》を出すと山札から《ピザスターのアンティハムト》を手札に。そのまま召喚すると1ドロー。
デッキトップから駆けつけたのはここぞのタイミングでの《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》!
《ピザスターのアンティハムト》によってスピードアタッカーと化した《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》がベアー@のシールドを割り、自前でZラッシュを起動。ハイパーモードの開放に成功した。
苦しい展開が続くベアー@。《超次元キル・ホール》を唱えるも《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》の効果でクリーチャーは出てこず、《大集合!アカネ&アサギ&コハク》を出すもやはり《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》の効果で攻撃ができない。
おまけに《一音の妖精》によってこれ以降の行動は全てシャットアウトされている。
無傷でターンを迎えたすずの音。いま、彼を咎める物は何もない!
引き込んだ《大集合!アカネ&アサギ&コハク》を召喚すると、手札に加えたのは《キユリのASMラジオ》。
そのまま唱えると、山札から《轟腕のR ダグラジャパニカン》と《ネ申・マニフェスト》を呼び出し、再びZラッシュが起動。
《轟腕のR ダグラジャパニカン》が《大集合!アカネ&アサギ&コハク》に攻撃を終えると、マナゾーンから《俳句爵 Drache der’Bande》が出てくる。
《俳句爵 Drache der’Bande》の攻撃時、≪超次元キル・ホール≫を唱えると横には《勝首領龍 カツドン》が。
P侵略、P侵略、P侵略、覚醒、覚醒、超無限進化、そして覚醒!

最終的に≪超覚醒ラスト・ストームXX≫がベアー@の残るシールド全てを吹き飛ばし、《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》がすずの音に勝利を届けた。
Winner:すずの音
最序盤の会話とは打って変わっての細いリソースゲームとなった1回戦。
《一音の妖精》は強力なメタカードであるが、カード2枚を使う分失ったときの反動が大きい。つまり、使うタイミングを見誤れば途端に展開が厳しくなる。
その点、本対戦における《一音の妖精》を出すタイミングは完璧であった。
相手の公開領域に見えているカードの枚数を見逃さなかったすずの音、幸先のいい滑り出しだ。
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すずの音 DMGP2026-1st アドバンス構築 |
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ベアー@ DMGP2026-1st アドバンス構築 |
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