全国大会2016 Round 1:ナカジマ vs. W
日本一。
誰もが憧れる称号を求めて、20人のプレイヤーがそれぞれの思いを抱いて集結した。
誰が日本一になるかというのは、日本中のプレイヤーが注目する所だろう。
一方で、もうひとつ日本中のプレイヤーがこの大会に注目していることがある。
それが、この大会が新殿堂施行後の最初の大型大会だということだ。選ばれし20人の精鋭たちがどのようなデッキを持ち込んでいるのか、そこに多くのプレイヤーが注目していることだろう。
新殿堂直後のアーキタイプとして、注目されているデッキのうちのひとつが、光の小型妨害クリーチャーを並べつつ、 《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》 で手札補充をする、いわゆる光水サザンと呼ばれるデッキだ。
新殿堂で、ベースとなっているシステムに全く影響がなかった上で、カードのチョイスによって新環境に適応しやすいということで、実際、この大会でも多くのプレイヤーがこの光水サザンを選択している。
そのうちの一人が、このフィーチャーに呼ばれた、DMGP-3rd覇者であるWだ。
直前に予測されている以上、対策されている可能性が高く避けたかったといいつつ、最終的にこのデッキを選択したということだ。
一方で、事前に予測されていた光水サザン、そして光水ドラゴンズサインと自然単ループの3つに強いデッキ、という全国大会ならではのデッキチョイスをしてきたプレイヤーがいる。
それが、火自然サンマッドを持ち込んできたナカジマだ。
というわけで、ここではその二人のマッチアップをお届けしよう。
デッキ相性的には、火自然サンマッドに分があるように見えるが、全国大会での火自然サンマッドといえば、昨年、DMGP-1st覇者の垣根が持ち込み、成績が振るわなかったというジンクスがある。
果たして、今大会ではそのジンクスを払拭することができるのか。
じゃんけんで先攻はナカジマ。1ターン目に 《龍覇 グレンモルト》 をマナチャージする。対するWは、1ターン目から 《予言者クルト》 の召喚という早い動き。
早いゲーム展開が予想される中で、ナカジマは2ターン目もマナチャージするのみ。チャージしたカードが 《霞み妖精ジャスミン》 だったのは、事故か意図か。
序盤の制圧権を獲得することに成功したW。さらに 《制御の翼 オリオティス》 を召喚すると、 《予言者クルト》 を 《タイム3 シド》 に革命チェンジし、さらに盤面を固めていく。
ナカジマはトップデックしてきた 《雪精 ホルデガンス》 を召喚しマナを増やしてターン終了。やはり、先程の 《霞み妖精ジャスミン》 のチャージは手札の状況が芳しくなかった様で、きつい表情でターンを返す。
Wは先程手札に戻した 《予言者クルト》 を再召喚すると、アタックは無しでターンを返す。対するナカジマも 《風の1号 ハムカツマン》 を召喚。マナをさらに増やすとやはりアタックせずにターンを終える。手札事故から序盤の展開ができなかったナカジマではあったが、次のターンには二の矢戦略である《龍覇 グレンモルト》 に届く6マナにマナを伸ばすことに成功する。
ここでWはデッキのキモでもある 《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》 を4マナで事実上の最速召喚。そして手札が充実したWは 《予言者クルト》 でアタックする。
これが 《ミラクル1 ドレミ24》 へと革命チェンジする。能力で手札からプレイされたのは必殺の 《ダイヤモンド・ソード》 。これによって、このターン召喚された 《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》 がアタックする事が可能となった。
これで、ナカジマにダイレクトアタックを決めるだけの打点を突然揃えたW。そして、この打点に対してナカジマはトリガーを引くことができないのだった。
Winner:W
誰もが憧れる称号を求めて、20人のプレイヤーがそれぞれの思いを抱いて集結した。
誰が日本一になるかというのは、日本中のプレイヤーが注目する所だろう。
一方で、もうひとつ日本中のプレイヤーがこの大会に注目していることがある。
それが、この大会が新殿堂施行後の最初の大型大会だということだ。選ばれし20人の精鋭たちがどのようなデッキを持ち込んでいるのか、そこに多くのプレイヤーが注目していることだろう。
新殿堂直後のアーキタイプとして、注目されているデッキのうちのひとつが、光の小型妨害クリーチャーを並べつつ、 《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》 で手札補充をする、いわゆる光水サザンと呼ばれるデッキだ。
新殿堂で、ベースとなっているシステムに全く影響がなかった上で、カードのチョイスによって新環境に適応しやすいということで、実際、この大会でも多くのプレイヤーがこの光水サザンを選択している。
そのうちの一人が、このフィーチャーに呼ばれた、DMGP-3rd覇者であるWだ。
直前に予測されている以上、対策されている可能性が高く避けたかったといいつつ、最終的にこのデッキを選択したということだ。
一方で、事前に予測されていた光水サザン、そして光水ドラゴンズサインと自然単ループの3つに強いデッキ、という全国大会ならではのデッキチョイスをしてきたプレイヤーがいる。
それが、火自然サンマッドを持ち込んできたナカジマだ。
というわけで、ここではその二人のマッチアップをお届けしよう。
デッキ相性的には、火自然サンマッドに分があるように見えるが、全国大会での火自然サンマッドといえば、昨年、DMGP-1st覇者の垣根が持ち込み、成績が振るわなかったというジンクスがある。
果たして、今大会ではそのジンクスを払拭することができるのか。
じゃんけんで先攻はナカジマ。1ターン目に 《龍覇 グレンモルト》 をマナチャージする。対するWは、1ターン目から 《予言者クルト》 の召喚という早い動き。
早いゲーム展開が予想される中で、ナカジマは2ターン目もマナチャージするのみ。チャージしたカードが 《霞み妖精ジャスミン》 だったのは、事故か意図か。
序盤の制圧権を獲得することに成功したW。さらに 《制御の翼 オリオティス》 を召喚すると、 《予言者クルト》 を 《タイム3 シド》 に革命チェンジし、さらに盤面を固めていく。
ナカジマはトップデックしてきた 《雪精 ホルデガンス》 を召喚しマナを増やしてターン終了。やはり、先程の 《霞み妖精ジャスミン》 のチャージは手札の状況が芳しくなかった様で、きつい表情でターンを返す。
Wは先程手札に戻した 《予言者クルト》 を再召喚すると、アタックは無しでターンを返す。対するナカジマも 《風の1号 ハムカツマン》 を召喚。マナをさらに増やすとやはりアタックせずにターンを終える。手札事故から序盤の展開ができなかったナカジマではあったが、次のターンには二の矢戦略である《龍覇 グレンモルト》 に届く6マナにマナを伸ばすことに成功する。
ここでWはデッキのキモでもある 《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》 を4マナで事実上の最速召喚。そして手札が充実したWは 《予言者クルト》 でアタックする。
これが 《ミラクル1 ドレミ24》 へと革命チェンジする。能力で手札からプレイされたのは必殺の 《ダイヤモンド・ソード》 。これによって、このターン召喚された 《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》 がアタックする事が可能となった。
これで、ナカジマにダイレクトアタックを決めるだけの打点を突然揃えたW。そして、この打点に対してナカジマはトリガーを引くことができないのだった。
Winner:W
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