熊本超CS Round 1:砕月 vs. コーイ
デュエマの新公式イベントとして開催される超CS。
首都圏を中心に開催される2000人規模の超大型イベントであるDMGPに対して、規模こそ縮小されるものの、首都圏の大会に遠征しにくい地方プレイヤーのために開催されるイベントである。
そして、その第1回の開催地として選ばれたのが、火の国、熊本である。
この記念すべき大会の最初のフィーチャリングとして、昨年の全国大会九州エリア優勝者にして、全国大会でも2位という成績を残した「修羅のレインボーロード」砕月の戦いをお届けしよう。
新殿堂施行直後の全国大会では特徴的なドラゴン型ビッグマナを構築し世間を驚かせた砕月だが、今回も新たなビッグマナを構築して参戦したという。
砕月「新殿堂後は、ジョーカーズやビートジョッキーをはじめとしてビートが多い環境だと読んでいます」
ロージアダンテなどのアーキタイプ相手には、構造上の相性で有利なので、特にビートダウン相手の対策を多く積んだ相変わらずの修羅の多色ビッグマナのようだ。
対するは、地元熊本から参戦のコーイ。デュエマ歴1年の11歳が使用するのは、新殿堂後にぐっと数を増やした 《轟く侵略 レッドゾーン》 系デッキ、通称バイクだ。最近では多色化が顕著で様々な組み合わせが存在するが、ここでコーイが選択したのははやりの自然入りに光をタッチした形のようだ。
砕月が超次元ゾーンを公開するのに対して、コーイは禁断を設置、封印を並べる。
若きバイク使いと、修羅のビッグマナ、勝利をつかむのはどちらか。
先手はじゃんけんで勝利した砕月。1ターン目に 《剛撃古龍テラネスク》 をチャージすると、2ターン目に 《フェアリー・ライフ》 をプレイし、順調にゲームスタート。
対するコーイは 《虹彩奪取 トップラサス》 をチャージし、必要文明を確保できないミスをしかけるものの、無事2ターン目には 《虹彩奪取 トップラサス》を召喚するという、負けずと順調な立ち上がりだ。
砕月は続くターンに 《ピクシー・ライフ》 でマナ加速する一方で、コーイはさっそく 《轟速 ザ・レッド》 を召喚し、 《轟く侵略 レッドゾーン》 へと侵略。最速バイクの動きでトリプルブレイク。ここで砕月は 《フェアリー・シャワー》 をトリガーする。
さっそくバイクに走られてしまった砕月だったが、ビートダウン中心のメタゲーム読みでデッキを構築してきた「修羅のレインボーロード」はここで秘密兵器をジェネレートする。
そのカードは 《インパクト・アブソーバー》 。バトルゾーンに存在しているだけでブレイク数を大幅に制限する、昨今の序盤から大型クリーチャーでブレイクするビートダウン相手の必殺カードだ。
だが、前述のように、すでにバイクが走り去った後なので、砕月のシールドは残り2枚。果たして自身のゾーンまで耐えきることはできるのか。
コーイは、 《Dの牢閣 メメント守神宮》 を展開すると、 《轟く侵略 レッドゾーン》 でシールドをブレイク。これは 《インパクト・アブソーバー》 の効果によって1枚のブレイクとなり、そのブレイクされたシールドが 《フェアリー・シャワー》 をトリガーする。
続いて、最後のシールドをブレイクするべくコーイは 《虹彩奪取 トップラサス》 でもアタックするがこれは 《光牙忍ハヤブサマル》 がニンジャ・ストライクで討ち取る。
砕月は 《百族の長 プチョヘンザ》 を召喚してターンを終了する。これによってコーイの召喚した 《轟速 ザ・レッド》 はタップインしてしまうのでこのターンのとどめこそ成功しなかったものの、 《轟く侵略 レッドゾーン》 が最後のシールドをブレイクする。
続く砕月のターン開始時にコーイは 《Dの牢閣 メメント守神宮》 のDスイッチを発動させ、 《百族の長 プチョヘンザ》 をタップし、殴り返しを防ぐ。砕月は 《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》 を展開しフィールドを張り直すと、少考の末に 《ピクシー・ライフ》 をプレイしてターンを終える。あと1ターン生き残れば、自身の「ゾーン」に突入する。
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》 のDスイッチ次第では生き残れるこのターンのコーイのアタック。だが、 《轟く侵略 レッドゾーン》 のタップに対して、砕月はなんらかの対応をすることができないのだった。
Winner:コーイ
大型大会に参加経験はなく、地元で大きな大会があるからと、父に連れてこられたコーイ選手が、昨年日本2位を倒す快挙を果たす。
数々の大型大会が歴史を残してきたが、この超CSは、まだ見ぬ強豪が発掘され、新たな歴史を刻むのかもしれない。
首都圏を中心に開催される2000人規模の超大型イベントであるDMGPに対して、規模こそ縮小されるものの、首都圏の大会に遠征しにくい地方プレイヤーのために開催されるイベントである。
そして、その第1回の開催地として選ばれたのが、火の国、熊本である。
この記念すべき大会の最初のフィーチャリングとして、昨年の全国大会九州エリア優勝者にして、全国大会でも2位という成績を残した「修羅のレインボーロード」砕月の戦いをお届けしよう。
新殿堂施行直後の全国大会では特徴的なドラゴン型ビッグマナを構築し世間を驚かせた砕月だが、今回も新たなビッグマナを構築して参戦したという。
砕月「新殿堂後は、ジョーカーズやビートジョッキーをはじめとしてビートが多い環境だと読んでいます」
ロージアダンテなどのアーキタイプ相手には、構造上の相性で有利なので、特にビートダウン相手の対策を多く積んだ相変わらずの修羅の多色ビッグマナのようだ。
対するは、地元熊本から参戦のコーイ。デュエマ歴1年の11歳が使用するのは、新殿堂後にぐっと数を増やした 《轟く侵略 レッドゾーン》 系デッキ、通称バイクだ。最近では多色化が顕著で様々な組み合わせが存在するが、ここでコーイが選択したのははやりの自然入りに光をタッチした形のようだ。
砕月が超次元ゾーンを公開するのに対して、コーイは禁断を設置、封印を並べる。
若きバイク使いと、修羅のビッグマナ、勝利をつかむのはどちらか。
先手はじゃんけんで勝利した砕月。1ターン目に 《剛撃古龍テラネスク》 をチャージすると、2ターン目に 《フェアリー・ライフ》 をプレイし、順調にゲームスタート。
対するコーイは 《虹彩奪取 トップラサス》 をチャージし、必要文明を確保できないミスをしかけるものの、無事2ターン目には 《虹彩奪取 トップラサス》を召喚するという、負けずと順調な立ち上がりだ。
砕月は続くターンに 《ピクシー・ライフ》 でマナ加速する一方で、コーイはさっそく 《轟速 ザ・レッド》 を召喚し、 《轟く侵略 レッドゾーン》 へと侵略。最速バイクの動きでトリプルブレイク。ここで砕月は 《フェアリー・シャワー》 をトリガーする。
さっそくバイクに走られてしまった砕月だったが、ビートダウン中心のメタゲーム読みでデッキを構築してきた「修羅のレインボーロード」はここで秘密兵器をジェネレートする。
そのカードは 《インパクト・アブソーバー》 。バトルゾーンに存在しているだけでブレイク数を大幅に制限する、昨今の序盤から大型クリーチャーでブレイクするビートダウン相手の必殺カードだ。
だが、前述のように、すでにバイクが走り去った後なので、砕月のシールドは残り2枚。果たして自身のゾーンまで耐えきることはできるのか。
コーイは、 《Dの牢閣 メメント守神宮》 を展開すると、 《轟く侵略 レッドゾーン》 でシールドをブレイク。これは 《インパクト・アブソーバー》 の効果によって1枚のブレイクとなり、そのブレイクされたシールドが 《フェアリー・シャワー》 をトリガーする。
続いて、最後のシールドをブレイクするべくコーイは 《虹彩奪取 トップラサス》 でもアタックするがこれは 《光牙忍ハヤブサマル》 がニンジャ・ストライクで討ち取る。
砕月は 《百族の長 プチョヘンザ》 を召喚してターンを終了する。これによってコーイの召喚した 《轟速 ザ・レッド》 はタップインしてしまうのでこのターンのとどめこそ成功しなかったものの、 《轟く侵略 レッドゾーン》 が最後のシールドをブレイクする。
続く砕月のターン開始時にコーイは 《Dの牢閣 メメント守神宮》 のDスイッチを発動させ、 《百族の長 プチョヘンザ》 をタップし、殴り返しを防ぐ。砕月は 《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》 を展開しフィールドを張り直すと、少考の末に 《ピクシー・ライフ》 をプレイしてターンを終える。あと1ターン生き残れば、自身の「ゾーン」に突入する。
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》 のDスイッチ次第では生き残れるこのターンのコーイのアタック。だが、 《轟く侵略 レッドゾーン》 のタップに対して、砕月はなんらかの対応をすることができないのだった。
Winner:コーイ
大型大会に参加経験はなく、地元で大きな大会があるからと、父に連れてこられたコーイ選手が、昨年日本2位を倒す快挙を果たす。
数々の大型大会が歴史を残してきたが、この超CSは、まだ見ぬ強豪が発掘され、新たな歴史を刻むのかもしれない。
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