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金沢超CSⅡ デッキテク:ユーリ選手『闇単 卍デ・スザーク 卍 』

《》の登場以来、その堅実な強さから根強い人気を持つ『卍 デ・スザーク 卍 』。
今回の超CSⅡでもその姿は数多く見かけとなったが、その中でも目を引く構築があった。
それが今回紹介するユーリの『卍 デ・スザーク 卍 』だ。

ポイント1:《一番隊 バギン16号》の採用

その理由が、《一番隊 バギン16号》の採用である。
『卍 デ・スザーク 卍 』は魔導具の種族デッキであるのと同時にマフィ・ギャングの種族デッキなのだから特別なことではないように思える。
しかし、《》の登場以降、無月の門・絶の条件を満たすために魔導具でないカードは極力入れないように構築されている。
しかし、ユーリは今回そのリスクを受け入れて、自分の動きを強くするため《一番隊 バギン16号》を4枚採用している。
そのため、《堕魔 ヴォガイガ》《堕魔 ヴォーミラ》といった強力な魔導具を召喚しやすくなっている。

ポイント2:防御札の不採用

『卍 デ・スザーク 卍 』は、『ドギラゴン剣』や『“轟轟轟”ブランド』といった高速で攻撃を行うデッキには、あっという間に押し切られてしまうことも少なくない。
そのため、《堕魔 ドゥグラス》《革命の裁門》などの防御札を採用しているのが一般的だろう。
だがユーリは今回それも削ぎ落とし、自分のプレイを優先することを選んでデッキを作った。

ポイント3:デッキ全体の軽量化と質の向上

《堕魔 ドゥスン》《堕魔 グリペイジ》に代表される軽量魔導具は、普段目にしないような意識外のデッキにも有効である。
また、《一番隊 バギン16号》による軽量化は4コストの魔導具だけではなく、小型の展開や後攻時でも遅れずにゲームを進めることができる。
ユーリは今回の超CSⅡで様々なデッキと対戦することを想定し、幅広く使えるカードを《一番隊 バギン16号》の効果で最大限活用できるようにしたのだ。

総括

本来の持ち味であるマスター・ドルスザクの制圧力はそのままに《一番隊 バギン16号》によってアグレッシブに再構築された『卍 デ・スザーク 卍 』。
ユーリは今回その力を遺憾なく発揮し、見事TOP64に進出している。
デッキパワーの底上げを追求したこのデッキはこれからの大会でも見かける機会は多くなりそうだ。
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